宝塚市の被害想定(兵庫県発表H26,6,4)と売布小学校区の対応

売布自防協では6月14日に総合防災課・消防署の研修会(講演)を開催しました。

その際、配布された資料の中に兵庫県が発表した南海トラフ地震による「宝塚市の被害想定」の数字が有ります。(「宝塚市の防災について」、を参照してください。)

震度別面積率は震度 6弱(14,6) 震度 5強(83,5)となっていますので
売布地区では 震度 5強 の地震が発生すると考えられます。

避難者数は宝塚市全体で588人(ただし、直下型の場合は24348人)なので、指定避難所の対応を考える場合、先の阪神淡路大震災の様な混乱を想定するよりも、予備避難所の質的な強化を計り、要援護者優先の組織作りとインフラ整備を
検討すべきではないのか?

断水人口が8425と少なめに感じますが、下水道支障人口が183、193と大変なことになっています。
下流の尼崎市に下水処理場で処理をお願いしている関係だと思いますが、海抜0に近い場所なので、津波、高潮の被害が大きく出ると考えられます。

売布自防協としては、下流に多くの負担をかけない方法が有るかどうかが検討課題と成ります。

帰宅困難者数は15900となっていますが、災害規模が大きかった場合他市からの人達が通過する際の事も考えておく必要があるのではないでしょうか?
(例えば三田市から阪神間に通勤されている方は50000との数字まあります。)

炊き出し作業も大切な訓練に思えます。
みんなで何が出来るか、どこまですべきか?一生懸命考えます。

7月12日(土)売布小学校隣接の旧売布幼稚園のグランドで
「夏まつり」

が売布小学校区まちづくり協議会主催で行われました。
校区の小学生以下の子供達を対称に例年行っている行事です。

校区自治会、民生児童委員、PTA,OTA,人権啓発委員会、
スポーツクラブ21、宝塚ココロンクラブ、まち協役員が力を
合わせて、子供達を喜ばせる為に頑張っている次第です。

台風8号が来るのではないか!と心配しておりましたが,快晴で
たこ焼き、焼きそば、担当の方は熱射病を心配するほどの暑さで
大変な思いをされていました。

この暑い中、中川市長さん始め森脇さん、大串さん、濱崎さん、社会福祉協議会の
方々、激励に来て戴き本当に有難うございました。

参加してくれた子供達 350、付き添いの方々100、お世話人50、
合計 500人の催になりました。

特にスイカ割りが人気があり、多くの子供たちの笑顔が見られました。

清荒神自主防災会・自治会防災訓練の様子!
7月14日(月)1400〜 新清荒神自治会館で消防訓練が
行われました。
清荒神自治会も世帯数が大変多いのですが、今回は会館近くの班
を主体に開催され22名の方が参加されました。

宝塚西消防署・栄町出張所から4名の講師が来られ、最初は
防災倉庫の工具類点検を兼ねて、使用説明と全員で消火器訓練を行いました。

続いて、館内に入り、徳沢氏の進行で、箕尾会長挨拶の後、AED取り扱い
を主とした、救命・蘇生訓練の実技訓練を受けました。
講師の方はベテランらしく、説明内容が良く整理され、とても理解し易く、
質問にも、的確に返答されていました。

最後にゴミ収集車のカセットガス・ボンベ事故が多発している為、
「小型爆発装置」による実演が行われました。
2秒間の噴射でも大きな爆発が起こり、驚きました。
ガスボンベの後始末は注意しなければなりません。

未就学の男の子二人を連れて、訓練に参加され、積極的に受講されていた
お母さんが居られました、もう10年もすれば、逞しい男に成っていること
間違いなし! われわれも頼りにしています。 (REPO 岩田)