20180707 杉並講評

2018年7月7日(土)、杉並区立松庵小学校にて4年生による地域安全マップの発表会が行われ、その見学と講評をさせていただきました。5月26日のキックオフ後、地域の方々や保護者様の協力をいただきながらフィールドワークとマップ作りを行い、いよいよ今日が発表会。私も楽しみにしていました。

1・2時間目は子どもたちがグループに分かれて発表会。時間ごとに発表者と見学者を交代する子どもたち。見学者は学会のポスター発表のように、あちこち移動しながら発表を聞きました。発表者は1グループ5分という持ち時間の中で、時折クイズや寸劇を交えながら自分たちのマップを披露。聞き手が変わるたびに何度も何度も繰り返し発表するので、回を重ねるごとにどんどんプレゼンが上手になります。

原稿を読むのではなく、自分の言葉で相手に伝えようという発表の仕方は、聞いている側にとって分かりやすく、素晴らしかったです。いくつかの班には簡単なアドバイスをしたのですが、授業後に「あの後、アドバイス通りにやってみたらうまくいったよ!」と報告に来てくれる子もいて、非常に嬉しい瞬間でした。見学者も質問や感想を述べていました。時間の関係上、見ることができない班もありましたが、完成したマップは一枚一枚コメントも全て読ませていただきました。

3時間目は講評ということで、授業のふりかえりとまとめを致しました。自分の身を守る3つの原則、安全を広げる3つの約束について、子どもたちとやりとりをしながら解説しました。3年生に向けたプレゼンが控えているそうなので、発表会の良かった点に加えて、「こうしたらもっと良くなる」というアドバイスも。今年は小宮先生のゼミ生も2名見学に来て、「危険な場所の歩き方」の見本演技を手伝ってくれました。この学生2名も子どもたちのプレゼン力の高さや積極性に良い刺激を受けたようです。

最後になりますが、いつも素晴らしい企画とご支援をいただく松庵小学校の先生方、学校支援本部の皆様、ご協力いただきました保護者様と地域の方々に感謝いたします。そして、最後まで頑張った子どもたちに拍手!地域安全マップは作って終わりではありません。この先に少しでも役立ちますように(七夕なので、安全の願いを込めて)。

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