&北海道旅行 ③

11月20日(木) (%晴れ%) 

札幌8:43JR特急北斗号で函館へ、昼すぎに着きました。

北海道の入口、函館の文化財を見て歩きの始まり。

先ずこの碑。新島襄海外渡航の地碑。

新島襄は新知識を海外に求め、吉田松陰の海外渡航の

失敗を考慮し、渡航の地を函館に選んだ。

元治元年(1864年)江戸から来て、ニコライ主教(ハリストス正教会2代主教)に

日本語を教えたりなどして脱出の機会を待っていたが、同年6月14日深夜、

福士成豊(日本最初の官立気候測量所開設者)の助力により、この地から国禁を

犯して海外渡航に成功した。

上海経由で渡米した新島襄は、修学10年の後、明治7年に帰国し、翌8年

京都において同志社大学の前身である同志社英学校を設立した。

函館市北方民族資料館。

見学会後の感想、北方民族と云えばアイヌ民族だけと

思っていましたが、認識不足。

アイヌ民族の生息域は北海道・樺太・千島列島ぐらい。

北極海まではカムチャッカ半島・アリューシャン列島

があり、ウイルタ民族・アリュート民族など厳しい

自然の中で生きてきた北方民族の伝統的な知恵と文化を

見事に表現した貴重な民族資料の数々を拝見させて頂き

ました。

旧イギリス領事館 函館市。

イギリス領事館は函館が国際貿易港として開港した

1859年(安政6年)から75年間、ユニオンジャックを

かかげ続け、異国情緒あふれる港町函館を彩ってきました。

その後、函館市が買取り有形文化財に指定し、

公開されています。

函館山の麓、基坂の頂きに建つ旧函館区公会堂は、

明治43年(1910)に建設された函館を代表する

洋風建築で、昭和の9年に国の重要文化財に指定

される。青灰色と黄色に彩られた外観や華やかで

瀟洒な内装など、2度の大規模修理を経て、明治

時代の姿になっています。

2階のベランダから見る函館の景色はとても

素晴らしいです。

(%エンピツ%) よしむら