深江 2000年の歴史を語る 川田勝造氏

12月3日(土) (%くもり%) 

深江ネットワーク委員会では毎年シリーズで

いきいきセミナーをしています。

今回は深江の旧家川田家の川田勝造氏により

2000年におよぶ深江の歴史を語っていただきました。

庄屋をされていた川田家は多くの古文書を保管されており、それを基として、

また古くは古事記、日本書紀の記述から掘り起こし、古代、飛鳥時代、まで

深江の歴史はさかのぼることができ、約2000年前に倭(やまと)笠縫邑から

良質の菅草を求めて笠縫部の人たちが移住してきた。ところから話が始まり、

菅は神聖なもので古代祭儀のとき祭具として使われていたこと、今も祭具として

大嘗祭、伊勢神宮式年遷宮に使われています。深江が一番賑わったのは

江戸時代後期、伊勢参りが盛んになった頃奈良街道で深江笠がよく売れたそうです。

明治時代には菅製品を外国へ輸出していたこともあったそうです。

2000年の歴史をお話されるので1時間半は無理、たっぷり2時間お話されました。

歴史ある深江の町を再認識したことでした。

(%エンピツ%) よしむら