石神井公園、三宝寺と石神井の友の湯

石神井公園は昭和34年に開園した白鳥ボートの池と三宝寺池を中心とした都立公園です。周辺の閑静な住宅地と一体に武蔵野らしい雰囲気を味わえます。三宝寺池は武蔵野台地の湧水で、善福寺池、井の頭池と南北に並ぶ池が武蔵野の台地の縁にあって水が湧き出しているのでしょう。石神井川は小金井公園から流れて来ますが、三宝寺池の湧水も水源の一つのようです。
三宝寺池南側の高台には石神井城と三宝寺があります。石神井城の痕跡は少ないようですが、三宝寺は隣に並ぶ道場寺とともに厳かないい雰囲気です。

さて石神井公園駅に戻って友の湯に行きましょう。南口から冨士街道を渡って少し奥です。行燈看板に明かりが灯ってなくてちょっと寂しい感じ。玄関を改装した和風建築で、玄関のイメージからは狭そうですが、中は意外にスペースがあります。
脱衣場、浴室の構造は伝統的なもの、脱衣場は高い格天井です。追加料金が安めで駅の近くということもあってかサウナに入る人が多いみたいです。ペンキ絵とかはなく、タイル中心の内装です。
友の湯 練馬区石神井町7-3-3 15:30-24:00 月曜お休み(祝日は翌日休) 西武池袋線石神井公園駅から徒歩6分