菖蒲七福神、堀切十二支神、葛飾区宝町の第四冨士の湯

堀切菖蒲園駅から南へ商店街を行き、堀切菖蒲園駅前交差点を渡るとすぐ天祖神社で、神社の前に七体のユーモラスな石像があります。これが菖蒲七福神で、いかにもご利益がありそうな、お顔をしています。神社の裏手には堀切十二支神というのもいらして、こちらは空想力豊かな人が作られたのか、なんだか守り神にしたいような。どちらも造形的におもしろく、ゆっくり眺めていても飽きません。

七福神のところから東へ、平和橋通りの妙源寺前交差点を越えていき、少し南に入ると第四冨士の湯です。ここまでくるとお花茶屋駅の方が近いですが、駅間が長くはないので大したことはありません。
立派な懸魚の破風がある伝統和風の建物です。屋根には大黒様と恵比寿様らしいものが屋根神様のようにのっていらっしゃいます。脱衣場の天井は平天井、浴室は新しいタイルできれいです。ペンキ絵の富士山は男女にまたがってあり、手前は海でヨットやカモメも描かれています。熱めで気持ちのいいお湯でした。ところで今は第四しかないのですが、今年の4月までは堀切菖蒲園駅の近くに第一冨士の湯があり、堀切四丁目、亀有二丁目には今でも富士の湯があって、元々は第一から第五まであったそうです。
第四冨士の湯 葛飾区宝町2-11-8 16:00〜22:30 金曜お休み 京成お花茶屋から7分