台風19号豪雨災害における支援活動(先遣隊第1報)

この度の台風19号により、犠牲になられた方々にお悔やみを申し上げますと共に、被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げます。

先遣隊がまず静岡県に入りましたので、下記にご報告させていただきます。

2019年10月13日〜14日、静岡県沼津市、函南町先遣隊報告 
報告者 日本災害救援ボランティアネットワーク 萩野茂樹

●沼津市大平地区(14日、午前訪問)
静岡新聞に浸水した地域の写真が掲載されたので、行ってみると30戸程度の集落。集落の一部が、低いところがあり20戸程度浸水被害。ほとんどが床下浸水と思われる。
被害家財は、中学校の前の道路に積みあがっているが、テレビ、大型冷蔵庫、洗濯機等の大型電気製品の廃棄はなし。
地区内に、老人保健施設があり、訪問し様子を聞いたが、玄関から一階をみるかぎり床面に泥等の付着はなく、ボランティアを申し出たところ、すぐさまボランティア支援が必要というわけではないとの事であった。

●函南町蛇ケ橋周辺(14日、午前訪問)
水没地域は、蛇ケ橋の東側。50戸程度の被災と思われる。ほとんどが床下浸水。
被災家具の集積場所は地区内にはなく、トラックで運搬の様子。

●函南町社会福祉協議会、災害ボランティアセンター(14日、午後訪問)
函南町社協では、被災翌々日にボランティアセンターを開設して、町内住民限で既に活動中。
10月15日(火曜)は、より被災地に近い「南部コミュニティーセンター」に、災害ボラセン本部を移動するとのことで、大変忙しい中短時間お話を聞いた。
・床上200軒。
・10月15日からは、町外に限らずボランティア募集開始。

●函南ゲートウェイ道の駅(14日、午前訪問)
・観光施設の道の駅。通常営業し、多くの観光客が訪問。この施設を外部から見た限りは、被害は感じられなかった。
・隣のわさび工場は、敷地が道の駅より80センチほど低く、水没した工場内の備品を駐車場に出し乾燥中であった。

●函南ゲートウェイ道の駅付近の団地、函南町落合(14日、午前訪問)
・片付け中のこの地区の住民で被災者で自治体市職員の方に話を聞く。話を聞いた地区内の道路上で、最高約90センチの冠水。訪問当時は、すでに水は引き、隣接する水路は普段どうりの水位とのこと。
・30年以上住んでいるが、水害は初めて。
・周囲の田んぼが台風接近ということで、稲刈りを急遽すまし、その田んぼに残されたわらが流れ着いて大変だった。
・高齢の方について。この集落一人暮らしの高齢者は2名。被災当時から近所の人が手伝い、片付けはほぼ終了。ご近所の助け合い精神が発揮された。
・10月13-14日の休み中に何とか片付けようと、親戚等も集まりほぼ片付けのめどはついた。
・社協によれば、200戸被災し、この近くに災害ボラセンを設置するとの事なので、周囲は被災家屋が集まっていると思われる。