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日本災害救援ボランティアネットワーク(NVNAD)
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2018/08/24のBlog
8月15日(水)、岡山県笠岡市にある柳生写真館を訪問し、西日本豪雨災害で被害を受けた写真の救済について、情報共有をしました。
柳生写真館は、現在は写真の受け入れを締め切っていますが、7月13日からの一か月間で約15万枚の写真を受け入れ、全国の写真店と協力して、洗浄にあたっていました。写真店としての仕事を続けながらの写真洗浄はボランティアではありますが、一枚ずつ丁寧に気持ちを込めて洗浄されていました。洗浄が終わった写真は、手紙を付けて被災された方々に返送されており、「家族の大切な思い出」である写真だからこその心配りに、訪問した私たちも大変感激しました。また、東北の写真店が「東日本大震災のときの恩返し」と言って、写真の救済に名乗り出てくれたということを聞き、被災地と被災地の大きなつながりを感じました。
 現在は、地域の高校と連携が取れたこともあり、柳生写真館での写真の受付は終了となりましたが、今後も写真救済のニーズは続いていくものと思われます。NVNADとしても、本ブログで報告しています通り、Hさんのご自宅から写真を引き取り、洗浄修復作業を続けております。写真という視点からも、長期的な支援を続けていきたいと考えています。
 新たな写真洗浄のお問い合わせは、様々な団体・写真店が行っていますが、まずは、お住まいの地域のボランティアセンターにお問い合わせください。
報告者:宮前良平(大阪大学大学院博士後期課程/日本学術振興会特別研究員) 
2018/08/23のBlog
西日本豪雨災害 災害救援ボランティア募集について

 いつもご支援ご協力ありがとうございます。お盆休みが終わり、ボランティアが激減しています。西宮市社会福祉協議会と共同で、下記の通りボランティアバス(第4弾)を運行することになりました。つきましては、災害救援ボランティアを募集致しますので、ご応募お待ちしております。

1)実施日 平成30年 8月29日(水) 日帰り(往復貸切バス使用)
6時45分出発 20時00分頃帰着予定
(現地での活動時間 11時~14時頃)

2)集 合 平成30年 8月29日(水)6時30分
西宮市総合福祉センター(染殿町8-17)

3)行き先 岡山県倉敷市(真備町)

4)活動内容 家具搬出、泥出し、洗浄作業等
 *天候等により現地での活動内容が変更または中止になる可能性があります。

5)派遣人数 40名 *西宮市内在住・在勤・在学者を優先します。
 (西宮市社会福祉協議会、NPO法人日本災害救援ネットワークのスタッフも含みます)

6)参加費 無料

7)受付日時 平成30年8月23日(木)・24日(金)9時~17時
 8月27日(月)9時~15時
 *先着順。定員に達した時点で締切ります。

8)申込先 西宮市社会福祉協議会 ボランティアセンター0798-23-1142

9)持ち物 作業着(汚れてもいい服、長袖長ズボン)、防塵マスク、軍手、厚手ビニール手袋、長靴、タオル、飲みもの、昼食、雨具、着替え、帽子
*途中SAに寄りますが、品切れなども考えられますので、昼食等はご持参下さい。
*熱中症対策として、スポーツドリンクや塩分補給できる塩飴なども十分ご持参ください。

10)注意事項 1.2時間以上のバスでの移動になります。車内は男女混合です。
 2.現地での活動はかなりの重労働になりますので、体力の自信の無い
 方の申し込みはご遠慮下さい。
 3.参加者は万一の事故に備えてボランティア保険に一括加入します
 が、ご自身で安全や健康管理することを了解した上で、お申込み
 ください。

11)主催 社会福祉法人 西宮市社会福祉協議会
 NPO法人 日本災害救援ボランティアネットワーク
2018/08/22のBlog
8月17日(金)(活動1日目)
朝6時過ぎに三重県を萩野監事と息子さんが車にて出発し、大阪府吹田の千里にてスタッフ1名が合流し、岡山県真備町を目指しました。中国自動車道と山陽自動車道を経由して玉島インターで下車し10時50分に真備町に到着しました。まず、これまで何回か作業をさせていただいたお宅を訪問し、トイレの便器や壁板をはがす作業のお手伝いをさせていただきました。広島の呉で災害ボランティア作業に参加していた静岡大学の学生も途中から合流して、4名で活動の続きを行いました。壁板をバールと金槌を使ってはがす作業は結構大変でしたが、夕方までには目標のところまで無事に終えることができました。
16時30分頃に現地を発ち、倉敷市災害ボランティアセンターに立ち寄り、派遣で15日から入っておられる西宮市社会福祉協議会の職員にお会いして、ボランティア参加人数や活動内容などについて情報をお聞きしました。その後、宿舎(金光教)に向かい、夕食を済ませてから少しふりかえりを行いました。
8月18日(土)(活動2日目)
朝8時過ぎに宿舎を出発し、9時30分に倉敷市災害ボランティアセンターに到着。本日は2つのグループにわかれて活動しました。1グループは災害ボランティアセンターを通じて活動に参加しました。本部の体育館でボランティア受付を済ませ、5名1組のチームに割り振りされ、オリエンテーションを受けてからバスに乗り込みました。まず川辺サテライトへバスで送迎され、そこで作業するお宅のマッチングを受けるといった流れでした。もう1グループは、これまで西宮市社会福祉協議会と共同で運行したボランティアバスによる活動の際に作業をさせていただいたお宅を数カ所訪問し、その後の様子を確認させていただいたり、避難所になっている岡田小学校や薗小学校、あるいは、仮設住宅の建設予定地5カ所にも訪問し、現状を確認すると共に今後の活動についての情報収集を行いました。
岡田小学校では、体育館と教室に避難者が生活されており、ダンボールベットや間仕切りはされていて、校庭ではちょうど素麺とスイカが配られているところでした。避難所本部の職員にお聞きすると、炊き出しは昼間だけ行っており、8月末まではすでに予約で一杯とのことでした。9月以降は学校の再開のため、8月末までに避難者の引越しなどが必要になるようなことをおっしゃっていました。
真備総合公園内にある体育館では、救援物資の集積所となっており、倉敷市職員など行政職員が中心となり、ヤマト運輸などとも提携して必要物資をITでやりとりされていました。
必要な物資は、体育館からまた別の担当者によって真備町内6カ所(呉妹、服部、箭田、川辺、岡田、辻田、)の分館へ車で分配され、被災者は必要な物資を近くの分館へもらいに行くといった流れでした。前回訪問させていただいた岡田地区で、ある男性にお話をお伺いしましたが、水害当日、胸まで水か来ている中で、母親を連れて岡田小学校へ避難。あと5分遅れていたら、命はなかったとのこと。今から考えたら恐ろしいし、なぜ2階に避難しなかったのか後悔しているとおっしゃっていました。バケツに水をためていくよりも早く水位が上がってきた様子をお聞きして、当日の恐怖の中で住民の皆さんの混乱ぶりが目に浮かぶと同時に、避難の大切さ、むずかしさを改めて考えさせられました。
8月19日(日)(3日目の活動)
朝8時過ぎに宿舎を出発。真備町のお宅を訪問させていただきましたが、この日は作業が特にないようでしたので、ご挨拶だけして失礼しました。まび記念病院の前あたりにある「まび地域生活支援センター」を見学。ここも水害で被害を受けていて、営業もされていませんでした。再開の目途もたっていないようでしたが、一方、隣のドラッグストアなどは営業を再開されていて、再開されるお店も少しずつ増えてきているように思いました。その後、総社市の山手公民館に行きました。ここの公民館には、真備町の方々が避難されていて、約100名が避難されているとのことでした。ちょうど派遣で来ていた西宮市職員に、避難所内を案内していただきました。1階の3部屋と2階の多目的ホールに避難者が入っていて、子どもは約15名。子どものフリースペースや洗濯場などもありました。“自由にお取りください”と書かれたダンボールに衣類はたくさん並べてありましたが、すべて古着だそうです。避難所はいつまで続くかまだ倉敷市としての方針がハッキリ決まっていないとのことでした。そして、最後は、柳井原団地(二万)に建設中のトレーラーハウスタイプの仮設団地を訪問しました。ここで大阪大学の稲場研究室チームにお会いしました。ハウスの中を見学させていただきましたが、ベッド、流し台、風呂、トイレなどが完備されていて生活は快適ではないかと思いました。入居は9月上旬の予定で集会所も設置されるとのことですので、交流イベントが実施できないか、これから検討してみたいと思います。

3日間色々な場所を訪問させていただき、また、色々な方々ともお会いさせていただき大変お世話になりました。特に宿泊でお世話になりました金光教の皆様にはお礼申し上げます。引き続き被災者に寄り添った活動を継続していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2018/08/16のBlog
20180815真備矢掛での活動報告

お盆に真備・矢掛を訪問してきました。今回は、大阪大学大学院人間科学研究科のモハーチ先生と渥美研究室の宮前君と3人でした。真備町の仮設住宅建設予定地を訪問しましたので、ここではその様子を報告します。
倉敷市真備町では、みなし仮設への入居とともに、5か所200戸に応急仮設住宅(建設型)を計画され、8月5日までの申し込み、8月10日結果発表、9月中に入居という流れが進んでいます。報道もありますように、まだまだ絶対数が不足しているように思いますので、今後も増えていくかと思います。NVNADでは、戸別訪問や集会所でのお茶会などの交流活動など、継続支援が本当にしっかりとできるかどうか、慎重に検討を重ねているところですが、まずは、5か所の様子を見ておきたいと思いました。今回は、皆さまがお盆を静かに過ごそうとされている中でしたので、建設予定地をまわって、場所や周囲の様子を確認してきました。
真備総合公園の「真備総団地」(80戸)と二万小学校のとなりの「二万団地」(25戸)は、プレハブでの建設で、杭が打たれ、重機も入って、作業が急ピッチで進んでいました。暑い中、警備に当たっておられた女性にお話を伺いました。「9月10日ぐらいに完成かなぁと聞いている」とのことでした。薗小学校となりの「みその団地」では、木造25戸の建設が進んでいました。今後の交流のために下見に来たボランティアですと告げると、工事関係者が親切に応対して下さいました。「地元の木材、地元の工務店で作っている。こうして地元が動くことでみんな元気になるのでは」、「もちろん、集会所(談話室)もあります。お住みになる方のコミュニケーションの場として大切ですから」と話して下さいました。
また、図面も見せていただきましたところ、各地でなかなか実現してこなかった向かい合わせの構造(玄関を空けると、お向かいの玄関がある)になっていました。「実はね、熊本とか経験された所の方々からアドバイスをもらってるんです。私たちは初めてでよくわからないまま急いでいますが、先輩達から貴重なアドバイスをもらえて本当に助かっています」「やっぱりね、玄関を空けたらお向かいさんというのは見守りでいいですよ。もちろん、嫌な人もいるでしょうけど・・・」とのことでした。ここの隣では、川辺小学校の臨時校舎の基礎工事も進んでいました。岡田小学校近くと聞いて行ってみると、岡田小学校避難所で警備にあたられていた方が、「あぁ、仮設はここじゃなくて、幼稚園の方。昨日から作ってるよ。早く入れるといいねぇ」と話して下さいました。幼稚園に隣接する場所には、20戸の木造(岡田団地)が建設中でした。
最後に、船穂町柳井原のヤンマー研究所向かいに行くと、2つのトレーラーハウスがモデルハウスとしておかれ、その後方で基礎工事が進んでいました。トレーラーハウスは50戸の予定だそうです。お盆にもかかわらず、暑い中汗だくになって工事や警備に携わっておられる皆さんが、真備の方々を心配しつつ、少しでも現状を改善しようと、すがすがしい笑顔で語って下さるお姿がとても印象的でした。9月中には入居が完了するといいます。そこからまた新たな2年(あるいはそれ以上)の生活が始まっていきます。NVNADでは、仮設へと移られる方々、また、まだ決められないと仰る方々にしっかりと向き合っていきたいと考えております。
2018/08/13のBlog
8月9日(木)、西宮市社会福祉協議会と共同で、岡山県真備町に第3弾のボランティアバスを出しました。朝6時45分に西宮市総合福祉センターを出発し、バス車内では被災地の状況や活動内容について主催者から説明した後、自己紹介として名前と今回参加した動機を全員からお聞きしました。10時前に職業訓練大学校内に設置されている倉敷市ボランティアセンター本部に到着し、受付を済ませ日赤奉仕団から熱中症予防についての説明を全員で受けた後、真備町の新田(しんでん)サブサテライトがある新田集会所を目指しました。新田サブサテライトには10時25分頃に到着しました。

今回の参加者はスタッフを含め総勢29名で、3グループに分かれて活動を行いました。まず、3グループのリーダーと現地のスタッフとの間で打ち合わせを行い、依頼家屋の場所の確認や必要な資材の準備などを行いました。その後、3グループごとにリーダーから活動内容の説明を行っていただき、活動先に移動しました。活動内容は、すでに庭先に積み上げられていた土壁の土を、土のう袋にスコップで入れていく作業が中心で、床下の泥だしや側溝に溜まった泥のかき出し作業などもありました。
この日現地は曇り空でしたが、屋外での作業が中心でしたので、20分作業しては10分休憩といったペースで作業を進めていきました。昼食は西宮市社協さんが準備してくださった保冷バックに入れていて、グループごとに時間を決めて食べていただきました。またトイレについては、作業したお宅でお借りさせていただくことが出来ました。作業は14時前には終了し、お宅ごとに着替えをすませてから新田サブサテライトに戻ってきてもらいました。活動報告を各グループリーダーから現地スタッフに伝え、資機材などを返却し、バスの待機場所まで徒歩で移動し、14時30頃に帰路につきました。帰りのバス車内では、全員からひとことずつ感想をお聞きしました。

以下、ボランティアさんの声を紹介させていただきます。「テレビで見ていたが悲惨な状態にビックリした」「1か月がたってもこの状態にショックを受けた」「まわりのお家が片付いていく中で、自分の家が取り残されているのがとても不安だという被災者の声を聞いて、生活再建への大変さがよくわかった」「見た目と作業の大変さに違いがあった」「被災住民は気持ちの整理がつかないまま作業をされている。まだまだボランティアの応援が必要だと思った」「人のために汗を流せることはいいことだと思った」「ボランティアバスは初心者にはいいと思った」「見た光景を帰ったらまわりに伝えたい」「生活面の支援だけではなく、精神的な支援も必要だと思った」などなど、被災地で感じた感想を色々と述べていただきました。このボランティアさんの声をこれからの活動に生かせていきたいと思います。ご参加くださったボランティアの皆様、そして、グループリーダーを務めてくださった皆様、本当にありがとうございました。

最後になりましたが、今回も西宮市社会福祉協議会の皆様には、準備から当日の運営まで多大なご協力をいただきましたこと、改めてお礼申し上げます。今後とも引き続きどうぞよろしくお願いいたします。