10月7日(土)〜9日(月・祝)の日程で、九州北部豪雨災害の被災地である福岡県朝倉市と大分県日田市に支援活動に行ってきました。今回は西宮市社会福祉協議会様との共同実施でした。7日(土)大阪南港16時に参加者が集合し、17時発のフェリーに乗って新門司港を目指しました。8日(日)朝、新門司港に到着後は、無料送迎バスや電車を乗り継ぎ、博多駅からレンタカーで被災地に向かいました。

8日(日)の活動は朝倉市の杷木小学校グランドに建設された仮設住宅集会所でのカフェ&ハンドアロマでした。午前中は、カフェ開催の準備とともに、案内チラシの配布を1軒1軒戸別訪問しながら行いました。
カフェの準備をしているところへ集会所の管理長がお越しくださりご挨拶していると、今から土砂に埋まったご自宅の土砂回収作業に向かわれるとのお話でしたので、もしよかったら我々のメンバーもお手伝いさせてくださいと申し出たところ、メンバーの1人が作業のお手伝いに行かせていただくことになりました。
13時30分にカフェをスタートしましたが、最初はどなたも来られず、14時を過ぎた頃から徐々に人が集まって来られました。まず、西宮からお持ちしたお菓子とお茶を飲んでいただきながら色々とお話を聴かせていただきました。そして、希望者にはハンドアロマをさせていただきました。今回用意したアロマは、ラベンダーとマンダリン(オレンジ系)の2種類の香りでした。ラベンダーの方が少し人気はありましたが、男女問わずハンドアロマを体験してくださいました。ハンドアロマをしている間に、災害当時のことも色々とお話ししてくださったのですが、怖くて大変だった状況を思い出されたのか、涙ぐまれる場面も見受けられました。しかしながら、参加された多くの方が、お話しすることで気持ちがちょっとすっきりしました、と笑顔になられていたので、こちらもほっとしました。

カフェと並行して、他のメンバーは日田市の夜明にこにこ保育園を訪問させていただきました。この保育園は、今回の災害で施設に甚大な被害が出たため、建物の改修工事を行い、その間、小学校のスペース等を借りて運営されていました。今回は8月下旬にようやく改修工事を終え、もとの場所に戻って再開されている保育園を訪問させていただきました。この日の午前中は運動会が開催されていたようです。この保育園とのつながりは、神戸市にある被災地NGO恊働センターの頼政代表にご紹介をいただいたのがきっかけでした。8月に園長先生にお会いさせていただいた折、必要なものがあればNVNADとしても出来る支援をさせていただきたいと申し出たところ、砂場の遊具が流されてしまったとのお話をうかがいました。帰阪後、遊具を送らせていただいたのですが、今回訪問させていただいた際、子どもたちが遊具を手にとても喜んでいる様子が伝わってくる写真を園長先生から頂戴しました。子どもたちの様子を写真におさめ、わざわざご用意くださっていたことに大変感激いたしました。砂場の遊具の他にも、紙のおもちゃ類がカビて駄目になってしまったことをうかがい、株式会社フェリシモさんにご相談させていただいたところ、支援を快く引き受けてくださり、段ボールハウス等をご寄附いただくことができました。フェリシモさんには、東日本大震災においても、必要なものを、必要な数、必要なタイミングでお送りするということにご配慮いただいてまいりましたが、今回もまさにそのような形でご協力くださっています。本当に有り難いご支援です。NVNADとしましても、今後も我々に出来る支援を考えていければと思っています。

9日(月・祝)は、午前中だけの活動でしたが、朝倉市の避難所である「らくゆう館」を訪問し、ロビーでカフェ&ハンドアロマを実施させていただきました。この避難所には8日現在10世帯18名が入所されていましたが、この日は祝日でお天気も良かったので、朝から自宅の片付けなどに出られているということでした。この避難所も11日(水)には閉鎖になるとのことでした。関西では九州北部豪雨災害について報道はほとんど流れなくなりましたが、まだ被災地では、道路の開通にともないようやく自宅の泥かき作業や片付けが出来るようになった方もいらっしゃるような状況でした。また仮設住宅では、これから心身ともに様々な配慮が必要になってくる時期ではないかと思います。NVNADは、引き続き出来る支援を行っていきたいと考えています。最後になりますが、今回色々とお世話になりました杷木小学校仮設住宅の自治会代表、および、集会所の管理長、また、夜明にこにこ保育園の園長、そして、らくゆう館の関係者の皆様に心からお礼申し上げます。