九州北部豪雨災害(プレーパークの活動報告)

豪雨災害から10日ごろの福岡県朝倉市を先月訪れましたが、今回(8月20日)は朝倉で初めてのプレーパークが開催されるとのことで訪れました。被災前から朝倉市甘木地区の保護者を中心に勧められていましたが、被災後子どもたちのためにもと、博多など市外の団体の協力も得て開催されました。

ゆったりした遊び場で楽しそうに遊ぶ子どもたちとともに、リラックスした保護者たちが印象的でした。子どものためだけでなく、大人にとっても大事な場だと再認識しました。私やNVNADスタッフも紹介して頂き、今後も繋がっていければと思っています。

プレーパーク終了後、益城町でも活動する団体スタッフに案内され、朝倉市高木地区に行きました。写真のように酷い状態で、雨の度に道路が寸断され、実った梨も落ちたままでした。この地区は市街地から近いのですが、その道路が通れずボランティアもなかなか入れていません。迂回路も豪雨でえぐられたままで、復旧には10年かかるかなと通りかかった建築業者さんはおっしゃっていました。

近年頻ぱんに起こる災害ですが「まさか自分のところが被災するとは思わなかった」と、被災地の皆さんは仰います。どこで起きても不思議ではない災害に備えるとともに、被災地の方たちに思いを馳せることの大切さを痛感しました。
NVNAD理事 米山清美