3月10日、11日の2日間、東日本大震災から6年を迎える福島県郡山市に伺い、仮設住宅および復興公営団地において活動しました。10日は、富田町若宮前仮設住宅集会所において、富岡町より避難しておられる方々のお茶会を手伝わせていただきました。ハートネットふくしまさんは、震災が発生した2011年の夏頃からこの仮設住宅において、被災者支援を目的としたお茶会を行ってこられました。富岡町民と双葉町民を対象に、それぞれ週1回行っているお茶会も5年半におよび、回数にして400回は超えていることになります。ハートネットふくしまさんは、このお茶会の他にも他の仮設住宅や復興公営住宅での炊き出しなどを続けておられ、この息の長い支援が支えになっている被災者の方がたくさんおられることを感じます。避難指示区域解除や復興公営住宅への引っ越しにより、仮設住宅を出られる方も増え、お茶会の参加者は減っていますが、少数になっているからこそ、支援が必要でもあります。私どもNVNADが、富田町若宮前仮設住宅のお茶会に毎月季節のお菓子を西宮より送らせていただくようになり5年以上が過ぎました。この支援を続けることができているのは、髙山堂様のご協力あってのことです。阪神大震災を体験した西宮の会社として、息の長い支援活動をとご協力くださり、長きにわたりサポートいただいておりますことに感謝いたしております。ハートネットふくしまさんは、今後もこの活動を続けていかれるとうかがい、これからも髙山堂様のご協力のもと、私どもも支援活動を継続していきたいと考えています。

翌11日は、県営の復興公営住宅・東原団地で行われた活動に参加しました。東原団地は1〜3号棟で計85戸あり、集会所は1号棟にあります。その集会所で、入居者の皆さんとうどんづくりを行いました。中力粉に塩と水を加えてこね、少しねかせてから足で踏み、生地づくりをしました。皆さんと昼食に食べるうどんは、ハートネットふくしまの理事長・吉田さんが前夜から準備されたもので、炊き出しカーで調理された野菜たっぷりのけんちん汁をかけた“けんちんうどん”として振る舞われました。皆さんが集会所で作ったうどんは、茹でる前の生の状態で、お土産としてお持ち帰りいただきました。
昼食後は、地震が発生した2時46分にむけ追悼ろうそくを並べました。用意された約400個のろうそくは、「絆」の文字をハートで囲むように並べられ、地震が発生した2時46分を前に点火されました。

強風の中、難作業となりましたが、皆さんで協力しながら火を灯しました。そして2時46分には、東原団地祈念会として全員で黙祷を捧げました。
東日本大震災から6年の歳月が経ち、復興公営住宅の建設や避難指示区域解除など、一見復興が進んでいるように見られる部分がある一方で、被災者個人個人の復興状況の差がより大きくなっているように感じられます。今回の訪問を通じ、取り残されたと感じる被災者をできるだけ生まない、被災者に寄り添った息の長い活動の必要性を改めて感じました。今後の活動への思いとともに、6年にわたりこの活動を継続できておりますことを、NVNADをご支援くださっている皆様に感謝いたします。