東鳴子温泉・勘七湯の秘宝

今年のいろいろと来年の打ち合わせで再び宮城県大崎市東鳴子温泉へ。
東鳴子ゆめ会議理事長で旅館大沼5代目湯守の大沼伸治さんと今年助成を受けた中小機構の方たちと書類上の打ち合わせなどをして午前中を過ごした後、「こども旅館」というタイトルばかりが来年に向けて期待が高まっている中、当の会場持ち主である勘七湯さんにもっと具体的にお話をもっていくことにしました。
写真は会場となる、今は使われていない勘七湯別館。

こちらが勘七湯7代目湯守の高橋聖也さん。勘七湯は東鳴子温泉では最も古い歴史をもち、天明年間の創業なので200年以上の歴史を誇ります。
で、別館を使って「こども旅館」をやりたい、たとえば死ぬほど長いピタゴラ装置とか、こどもの秘密基地とか、お年寄りの魔とか、オトナの部屋とかをつくってこどもが接客するような…というような企画を話していると、「ちょっと待ってください」

「これ、ワタシが子どもの頃のおもちゃで…」と、勘七湯さんが取り出してきたのはかなり年代もののなんとなくピタゴラっぽいおもちゃ

と、いうことで交渉は何の問題もなく成立。
たぶん、勘七さんが一番「こども旅館」をやりたいかもしれません。
どうぞお楽しみに。

フライヤーもこういった風合いを参考につくりたいと思います。

門脇篤