「コミュニティアート映像祭09 春風」大阪西成会場

コミュニティアート・ふなばしからのお知らせです。

***************

コミュニティアート映像祭09 春風」は、船橋、早稲田大学と半分のスケジュールを経て、明日は大阪西成に参ります。
船橋での上映では、各地のアートプロジェクトの映像を通して、船橋におけるコミュニティアートの文脈が明確化し、早稲田大学での上映では、学生作品とのマッチングを通して、日本の若者が直面している苛烈な社会状況とコミュニティアートの対比が新しい問題を突きつけてきました。
コミュニティアートの映像を通して、船橋・早稲田・西成・別府といった都市の置かれている「共通の課題」が浮かび上がってくる気配がしております。問題を提起し、見る人とともに成長していく映像祭が「コミュニティアート映像祭」なのです。
西成の会場「インフォショップ・カフェ・COCOROOM」での上映は、築港ARCのアサダワタルさんの尽力で実現したものです。
今後、コミュニティアート・ふなばしは、長期的な視野でCOCOROOMとの協力体制を築きあげていく予定です。
すみだ川アートのれん会の、水上アートバス「ダンスパフォーマンス!」、岡山のハートアート・おかやまによる「アートリンクプロジェクト」も上映されます。
素晴らしい会場、素晴らしい作品、そして人、がお待ちしています。お近くの方は、ぜひ遊びにいらしてください。

****************

大阪・西成、行ってみたいですね〜

「問題を提起し、見る人とともに成長していく映像祭が「コミュニティアート映像祭」なのです。」というのは、昨年今年と、船橋会場での映像祭に参加して実によくわかります。見に行くというよりまさに参加するという感じで、長時間にわたって映像ひとつひとつについて語り合ううちに、不思議な共同体みたいな空間が生まれ、もちろん個人的にもいろいろなことを考えさせられ、気づかされます。
本当にコミュニティアート・ふなばしは、こうした「場づくり」にかけてはピカイチですね!
ぜひ映像祭のあの独特の雰囲気を多くの方に体験していただきたいです。

門脇篤