東日本大震災7年 被災者アンケート

避難生活を続ける人は現在も7万人余りにのぼります。
また、仮設住宅で暮らす人は、1年前より約2万人減り、災害公営住宅で暮らす人のほうが多くなっています。

住宅の復興が進む中、被災した人たちは今の生活をどう考えているのか、岩手・宮城・福島で約5700人を対象にアンケートを行いました。【回答者】1932人

復興の実感について聞いたところ、住宅については約半数の人が「復興の実感ある」と回答した一方、地域経済や地域のつながりについては「復興の実感ある」が1〜2割にすぎず、「復興の実感ない」が半数に達しました。
住まいの復興は進む中、地域のつながりなどを感じられず、孤独感を深める実態が見えてきました。

★アンケート回答
地域経済や地域のつながりの復興実感ない “2人に1人”
家計が苦しい “5人に3人”
全国的に風化が進んでいると思う “10人に7人”
心身への影響が続いている “2人に1人”
いまも被災者意識が抜けない “2人に1人”
住民の帰還が順調に進まない “5人に4人”
まちを存続できない “10人に7人”

◆詳細は下記HPをご覧くださいhttps://www3.nhk.or.jp/news/special/shinsai7portal/questionnaire/?utm_int=news_contents_special_002