11月は「児童虐待防止推進月間」です

親を悩ます子どもの泣き声。子どもを無理に泣きやまそうと強く揺さぶり、脳などに障害を及ぼす、「乳幼児揺さぶられ症候群」が相次いでいます。
医師は「寝たきりの重症心身障害児になるお子さんたちもいます」と話しています。
乳幼児揺さぶられ症候群は、親などに激しく揺さぶられることで子どもの脳が傷つき、重い障害が残ったり、死亡したりするもので、虐待の一つとされています。
去年、発表された調査結果によりますと、虐待が原因で障害児となり、施設に入った子どものうち、6割以上に揺さぶられ症候群の疑いがあるとみられています。
http://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/200/118466.html#c108245

乳幼児揺さぶられ症候群防止パンフレットhttp://www.jpeds.or.jp/guide/pdf/070815_shaken.pdf

厚生労働省では、毎年11月を「児童虐待防止推進月間」と位置づけ、集中的な広報・啓発を実施しています。
1.「児童虐待防止推進月間」標語の決定・公表
全国公募を行い、応募数5,513作品の中から、最優秀作品を選考。
2.ポスター・リーフレット
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002n0nn-att/2r9852000002n5rm.pdf

◎日本小児科学会子ども虐待問題プロジェクト
◆「子ども虐待診療手引き」ホームページ掲載のご案内
http://www.jpeds.or.jp/guide/index.html
(1)子ども虐待総論(PDF)
(2)子ども虐待関連法律(PDF)
b)発見(診断):
(3)身体的虐待(PDF)
(4)頭部外傷(PDF)
(5)熱傷(PDF)
(6)ネグレクト(PDF)
(7)子どもを代理としたミュンヒハウゼン症候群(PDF)
(8)性的虐待(PDF)
(9)保護者特徴(PDF)
c)診察:
(10)問診(PDF)
(11)身体診察・所見(PDF)
(12)放射線所見(PDF)
(13)診療記録記載方法(PDF)
d)対応:
(14)初期対応(PDF)
(15)通告(PDF)
(16)非常事態への対応(PDF)
e)特殊な場での診察・対応:
(17)救急医療(PDF)
(18)乳幼児健診(PDF)
(19)学校健診(PDF)