「低栄養」って知っていますか?

<テレビ番組から>
(%ノート%)(%ノート%)飽食の時代を迎えた日本の中でも、今「低栄養」の人が増えています。
栄養に気を使っている人も、3食きちんと食べている人も、誰でも「低栄養」になってしまう危険があるということです。
特に1人暮らしの人は要注意!!
「低栄養」は、「貧血」「脳出血」「肺炎」「骨折」など体のあちこちで病気を引き起こしてしまう、深刻な状態なのです。

●いったい「低栄養」とは何なのか?
低栄養とはタンパク質不足!
実は低栄養かどうかは血液中の「アルブミン」という成分の量で判断されます。
(3.5g/dl以下で低栄養、3.8g/dl以下で低栄養予備群)
アルブミンとはタンパク質の一種で、血液を流れている血清タンパク質のおよそ6割を占めています。つまり低栄養とは「タンパク質不足」のことなのです。

タンパク質は体のさまざまな組織をつくる材料になります。そのため不足すると、
赤血球の材料が少ない→「貧血」
血管を作る材料が少ない→「脳出血」
免疫細胞を作る材料が少ない→「肺炎」「結核」
筋肉を作る材料が少ない→「転倒」→「骨折」などなど・・・・
低栄養はこのようにさまざまな病気につながってしまうのです

●「低栄養」を予防・改善する!目からウロコ、超かんたんな食事法とは!
毎日食べるべき10品目を表にした一枚のシートに凝縮されています。
※このシートを使うと、嫌いな物も食べようとするため、自然と食べ過ぎも抑制できると言われています。
<10品目シートの使い方>
その食品群を食べたら○を書き込み、○の数で1日10点満点、毎日の食生活を点数化していきます。
量は少しでもOK!(例:のりを一枚でも食べたら、海藻は○)
牛乳は乳製品(ヨーグルト・チーズなど)も含みます。
表は10日で100点満点、なるべく満点を目指しましょう!
これを使うと自然と必要なタンパク質をとれるようになり、低栄養が改善になります。
●番組HP>>>
http://cgi4.nhk.or.jp/gatten/archive/program.cgi?p_id=P20100428