匿名通報ダイヤル:2月から児童虐待の情報も受け付け

(%紫点%)(%紫点%)警察庁は28日、女性の人身売買や児童買春などの犯罪情報を匿名で受ける「匿名通報ダイヤル」で、2月から児童虐待に関する情報も新たに受け付けることを決めた。容疑者検挙につながった情報には上限10万円を支払う。
児童虐待を発見した場合、児童虐待防止法で児童相談所などへの通告義務を定めているため対象になっていなかった。

だが、児童虐待事件の検挙は08年は307件(被害者は319人)で、統計を取り始めた99年以降最多を記録。家庭内の出来事は潜在化しやすいうえ、通報をためらう人も多い。
東京都江戸川区で24日、区立松本小1年、岡本海渡君(7)が両親から虐待され死亡した事件では、近所の人が1年ほど前から怒鳴り声や泣き声を聞き、学校も昨年9月に「虐待」を把握していた。

「匿名通報制度」は警察庁が民間団体に委託し、07年10月に運用を始めた。昨年7月からインターネットの受け付けも開始。07年10月から昨年末の受付総数は1396件で、12件、36人を逮捕・書類送検し、2件で謝礼が支払われた。
フリーダイヤルは0120・924・839(月−金曜日、午前9時半〜午後6時15分)
記事>>http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100129k0000e040040000c.html?inb=ra

匿名通報ダイヤル
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