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2023/03/06のBlog
「絵画を観る喜び」最終回
内外四大美術館 -その特徴と代表的収蔵品-
美術愛好家 長野一隆氏

秋田桂子です、美術愛好家の長野一隆さまに最終の講演をいただきました。長野一隆講師ご自身で赴かれて、ご自身の眼で観てこられた世界の絵画の数々。
長野講師は美術館や名画のある教会、その数2266箇所を巡って来られました。そしてその様を克明に語って来られた人気講座の、最終回です。
その最終講義は、ルーヴル美術館、エルミタージュ美術館、メトロポリタン美術館に加え、日本が誇る大塚国際美術館の夫々の特徴と代表的な所蔵絵画を解説いただきました。

ルーヴル美術館、パリ 開館:1793年、観客数:1,080万人/2018年、所蔵点数:38万点、展示点数:35,000点
古代エジプト美術部門、古代オリエント美術部門、古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門、
 イスラム美術部門、彫刻部門、工芸品部門、絵画部門、素描・版画部門
「サモトラケのニケ」 作者不詳 ルーヴル美術館 紀元前2世紀頃 高さ244㎝
「ミロのヴィーナス」 作者不詳 ルーヴル美術館 紀元前2世紀頃 高さ203㎝

エルミタージュ美術館、サンクトペテルブルク 開館:1852年、観客数:495万人/2019年、所蔵点数:300万点以上、展示室数:1500以上、冬の宮殿、大エルミタージュ、小エルミタージュ、新エルミタージュ、エルミタージュ劇場
ミケランジェロ 「うずくまる少年」 エルミタージュ美術館 1530-1534年頃 高さ54㎝
レオナルド・ダ・ヴィンチ 「ブノアの聖母」 エルミタージュ美術館 1478-1480年頃 49.5 x 33cm
レオナルド・ダ・ヴィンチ 「リッタの聖母」 エルミタージュ美術館 1490-1491年頃 42 x 33cm
ジョルジョーネ(1477-1510)「ユディト」 エルミタージュ美術館 1504年 144 x 68cm

メトロポリタン美術館、ニューヨーク 開館:1870年、世界最大の私立美術館、観客数:648万人/2019年
アメリカ装飾芸術部門、アメリカ絵画と彫刻部門、古代近東芸術、武器・鎧、衣装研究所、現代美術、アジア芸術、アフリカ・オセアニア・アメリカ芸術、スケッチ・素描、エジプト芸術、ヨーロッパ絵画、ヨーロッパ彫刻・装飾芸術、ギリシャ・ローマ芸術、イスラム美術、中世芸術、楽器、写真、ロバート・リーマン・コレクション

大塚国際美術館、徳島県鳴門市 開館:1998年、 観客数:42万人/2018年
 展示点数:1074点、地上3階、地下5階、環境展示
 陶板名画:陶器の大きな板に原画に忠実な色彩・大きさで作品を再現したもの
ミケランジェロ 「聖家族」 ウフィツィ美術館 1505年 直径120cm
2023/02/25のBlog
秋田桂子です、「みんなのミュージアム」の佐々木和彦さまから取材を受けました。

kashiwa-museum.com/conversation/vol23_saijiki2.html
2023/02/24のBlog
秋田桂子です、2月23日はソプラニストの塚本江里子さんとピアニストの渋川ナタリさんをお迎えしてレクチャーコンサートを開催しました。
題して、私の「くちびるに歌を」アルバム。歌は人生に寄り添い、人生は歌に寄り添うと言います。今回は「人生の思い出の歌アルバム」をめくりながら、リストの「愛の夢」やアルディーティの「口づけ」などなどをお届けくださいました。
大勢のお客様をお迎えして反省する点もいろいろありましたが、ご参加の皆さんから称賛の声をたくさんいただき喜んでおります。
2023/02/08のBlog
[ 12:20 ] [ ふれあい塾講座記録 ]
新内節の担い手再び
創作「かちかち山」・名作「明烏」・創作「和解」(志賀直哉)
新内節冨士元派七代目家元 新内多賀太夫さん

今から260年前に京都で誕生した(一中節)から生まれた(豊後節)が江戸で大流行となり、幕府は風紀風俗を理由にこれを禁止しました。そこで豊後節をもとにした(常磐津・富本節・新内節)の3つの音曲が生まれ、今に至っています。
きょうは知己の新内節冨士元派七代目家元 新内多賀大夫さんに無理をお願いして、お忙しい中を我孫子市に来ていただきました。
お伽噺「かちかち山」に新内多賀大夫さんが曲をつけられた創作曲、古典の「明烏」、我孫子市が舞台の志賀直哉「和解」に新内多賀大夫さんが曲をつけられた創作曲をご披露いただきました。
新内節は本来半日がかりで語られるそうで、短くても60分や90分のところを更に短くして語って頂きました。江戸の粋と情と華やかさを今に伝える(新内節)、家元自ら古典と創作を語って頂き満足の時間でした。

(秋田桂子)
2023/01/22のBlog
シリーズ老舗ものがたり17
現存する日本最古の弁当屋
日本橋弁松総本店
代表取締役(8代目) 樋口純一氏

東京で三代にわたって商いをし、100年以上の創業の歴史を持つ「老舗」、その老舗の集まりに(東都のれん会)があります。きょうは会員でいらっしゃる日本橋弁松総本店の樋口純一さまに、お忙しい中をお話いただきました。
初代は新潟の長岡のご出身、二代目は所謂イートインとテイクアウトで売り出し、そしてご当主はいまも料理の一端を現場で受け持つ八代目。創業の歴史、毎朝午前一時からスタートする現業の実際、そして<日本橋>の由来から今の日本橋界隈のルネッサンスに至るまでを当時の絵葉書を主体に詳しく解説下さいました。
変貌を遂げる日本橋・室町界隈と(東都のれん会)の老舗のお店、おとなの愉しみです。

(秋田桂子)
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