ニックネーム:  パスワード:
| MyBlogトップ | Blogポータル | ブログガイド | よくある質問 | サポート |
ふれあい塾あびこレポ-ト
記事一覧イベント一覧
[ 総Blog数:1201件 ] [ このMyBlogをブックマークする ] [ RSS0.91  RSS1.0  RSS2.0 ][ ATOM ]
2023/02/24のBlog
秋田桂子です、2月23日はソプラニストの塚本江里子さんとピアニストの渋川ナタリさんをお迎えしてレクチャーコンサートを開催しました。
題して、私の「くちびるに歌を」アルバム。歌は人生に寄り添い、人生は歌に寄り添うと言います。今回は「人生の思い出の歌アルバム」をめくりながら、リストの「愛の夢」やアルディーティの「口づけ」などなどをお届けくださいました。
大勢のお客様をお迎えして反省する点もいろいろありましたが、ご参加の皆さんから称賛の声をたくさんいただき喜んでおります。
2023/02/08のBlog
[ 12:20 ] [ ふれあい塾講座記録 ]
新内節の担い手再び
創作「かちかち山」・名作「明烏」・創作「和解」(志賀直哉)
新内節冨士元派七代目家元 新内多賀太夫さん

今から260年前に京都で誕生した(一中節)から生まれた(豊後節)が江戸で大流行となり、幕府は風紀風俗を理由にこれを禁止しました。そこで豊後節をもとにした(常磐津・富本節・新内節)の3つの音曲が生まれ、今に至っています。
きょうは知己の新内節冨士元派七代目家元 新内多賀大夫さんに無理をお願いして、お忙しい中を我孫子市に来ていただきました。
お伽噺「かちかち山」に新内多賀大夫さんが曲をつけられた創作曲、古典の「明烏」、我孫子市が舞台の志賀直哉「和解」に新内多賀大夫さんが曲をつけられた創作曲をご披露いただきました。
新内節は本来半日がかりで語られるそうで、短くても60分や90分のところを更に短くして語って頂きました。江戸の粋と情と華やかさを今に伝える(新内節)、家元自ら古典と創作を語って頂き満足の時間でした。

(秋田桂子)
2023/01/22のBlog
シリーズ老舗ものがたり17
現存する日本最古の弁当屋
日本橋弁松総本店
代表取締役(8代目) 樋口純一氏

東京で三代にわたって商いをし、100年以上の創業の歴史を持つ「老舗」、その老舗の集まりに(東都のれん会)があります。きょうは会員でいらっしゃる日本橋弁松総本店の樋口純一さまに、お忙しい中をお話いただきました。
初代は新潟の長岡のご出身、二代目は所謂イートインとテイクアウトで売り出し、そしてご当主はいまも料理の一端を現場で受け持つ八代目。創業の歴史、毎朝午前一時からスタートする現業の実際、そして<日本橋>の由来から今の日本橋界隈のルネッサンスに至るまでを当時の絵葉書を主体に詳しく解説下さいました。
変貌を遂げる日本橋・室町界隈と(東都のれん会)の老舗のお店、おとなの愉しみです。

(秋田桂子)
2023/01/17のBlog
[ 19:17 ] [ ふれあい塾講座記録 ]
新春「立川談吉独演会」、
今年も1月16日市民プラザ・ホールに満席近いお客様をお迎えして、立川談吉さんに熱演頂きました。
立川談吉さんは2008年に7代目立川談志に最後の弟子として入門され、立川左談次門下を経て現在立川談修門下でいらっしゃいます。

我孫子市では8回目の「立川談吉独演会」、今回は左甚五郎の作った竹細工の一輪挿しが100両に大化けするという「竹の水仙」ほかをお噺くださいました。
立川談吉さんの熱さが伝播して、会場が一体となって盛り上がった初春の昼下がりでした。

(秋田桂子)
2022/12/12のBlog

かつて関東平野で繰り広げられた
2つの壮大な国家プロジェクトを再訪
利根川東遷 その目的と意義
我孫子を通過した古代東海道
我孫子市史研究センター古代史研究部会長 星野征朗氏

「市民の手で創ろう、我孫子の歴史」のスローガンのもとに、我孫子市の古代史をライフワークとして取り組んでおられる星野征朗氏に講師をお願いしました。星野講師は特定非営利活動法人「東葛市民後見人の会」を創設され、いまは我孫子市史研究センターで古代史の研究に没頭されていらっしゃいます。

第一話は、利根川の東遷事業です。
徳川家康は家臣の伊奈忠次に、利根川水系の開発を命じます。利根川を荒川から切り離して、銚子の海につなげる河川工事です。この利根川東遷事業は、利根川の治水と新田の開発、そして江戸を水害と外敵から守ることを目的にしました。

第二話は、古代の東海道は我孫子市を通過したというお話です。
台地は我孫子市布佐で利根川に阻まれますが、江戸初期の利根川東遷以前は対岸の茨城県利根町布川までひと続きの台地でした。 東海道は国道 356 号に近い位置で布川方面に向かったと想定されます。

豊富にして膨大な資料を基に、私たちの知らない地元史を分かりやすく簡潔に解説下さいました。

(秋田桂子)