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2020/02/11のBlog
シリーズ「再訪・絵画を観る喜び」⑧(最終) ロマン主義
美術愛好家 長野一隆氏

大好評の長野絵画解説のシリーズ最終回は、文学におけるロマン派の旗手、ヴィクトル・ユーゴーが「遅れて来たフランス革命」だといった、「知より情緒」のロマン主義です。冷え込みが厳しく、日差しのぬくもりも無い2月10日月曜日でした。が今回も長野講師は、40年近くにわたって訪問された42ヶ国、2135ヶ所に及ぶ美術館、博物館、美術館のある邸宅や教会などで観てこられた実際を熱く語っていただきました。

冒頭 長野講師は、宮廷の筆頭画家ゴヤの人となり、「カルロス4世の家族」「ナポレオンの戴冠式」「裸のマハ」「着衣のマハ」「マドリード、1808年5月3日」を詳しく紹介いただいたあと、以下の画家とその作品の特徴、歴史的背景、収蔵施設、所在地などを丁寧に解説してくださいました。

フェデリコ・デ・マドラーソ(1815-1894) 「ビルチェス伯爵夫人の肖像」 プラド美術館1853年
父親、弟、息子二人、孫も名の知れた画家、スペイン絵画史上最高の肖像画家の一人
プラド美術館館長、サン・フェルナンド王立アカデミー会長歴任
フェデリコ・デ・マドラーソ 「エリザベス・バリンジャー」アックランド美術館、チャペルヒル1852年

フュースリー(1741-1825) 「夢魔」 デトロイト美術館、アメリカ合衆国 1781年
イギリスで活躍したドイツ系スイス人画家、夢や幻想、狂気の世界を視覚化
独伊仏英語をマスターした大変な知識人
フュースリー 「グイド・カヴァルカンティの亡霊に出会うテオドーレ」国立西洋美術館 1783年

ブレイク(1757-1827) 「ニュートン」 テート・ブリテン、ロンドン 1804-05年
幻視者、詩人、画家、銅版画家、挿絵画家、類例のない特異な視覚世界を表現
ブレイク 「ダンテに話しかけるベアトリーチェ」 テート・ブリテン、ロンドン 1824-27年

ターナー(1775-1851) 「国会議事堂の火災」 クリーヴランド美術館、アメリカ合衆国 1835年
イギリスを代表する国民的画家、最初の本格的な風景画家の1人、後世の画家に多大な影響を与えた
ターナー 「雨、蒸気、速度」 ロンドン・ナショナル・ギャラリー 1844年

コンスタブル(1776-1837) 「干し草車」 ロンドン・ナショナル・ギャラリー 1821年
イギリスを代表する風景画家、生涯生まれ故郷の風景を飽かず描いた、フランスの絵画に多大な影響を与えた
コンスタブル 「牧場から見たソールズベリー大聖堂」テート・ブリテン、ロンドン 1831年

サミュエル・パーマー 「ショーラムの庭」 ヴィクトリア&アルバート博物館、ロンドン 1830年代初
ロマン主義の風景画家、ブレイクに傾倒、「古代人たち」という芸術グループ結成
サミュエル・パーマー(1805-1881)「ケント州、アンダーリヴァーのホップ畑」静岡県立美術館 1834年

フリードリヒ(1774-1840) 「氷海」 ハンブルク美術館、ドイツ 1824年
ドイツ・ロマン主義を代表する巨匠、自然のなかに神の存在をみようとした画家
新しい風景画を切り開き、後世に影響を与えた
フリードリヒ 「山上の十字架」 アルテ・マイスター絵画館、ドレスデン 1808年

アイエツ(1791-1882) 「悔悛のマグダラのマリア」 ミラノ市立近代美術館、イタリア 1825年
イタリア・ロマン主義を代表する巨匠、情緒的で感傷的な場面を写実的に描画、1850年、ブレラ美術館館長就任
アイエツ 「接吻」ブレラ美術館、ミラノ 1859年

ジェリコー(1791-1824) 「メデューズ号の筏」 ルーヴル美術館、パリ 1819年
フランス・ロマン主義の先駆者、難破、狂気、戦争等極限状況を写実的に描画、落馬事故により夭折
ジェリコー 「突撃する近衛竜騎兵士官」 ルーヴル美術館、パリ 1812年

ドラクロワ(1798-1863) 「キオス島の虐殺」 ルーヴル美術館、パリ 1824年
フランス・ロマン主義を代表する巨匠、色彩の魔術師、後世の画家達にも多大な影響
ドラクロワ 「民衆を導く自由の女神」 ルーヴル美術館、パリ 1830年
ドラクロワ 「アルジェの女達」 ルーヴル美術館、パリ 1834年
ピカソ(1881-1973) 「アルジェの女達」 個人蔵 1955年

ドラローシュ(1797-1856) 「レディー・ジェーン・グレイの処刑」ロンドン・ナショナル・ギャラリー 1833年
ジェリコー、ドラクロワと親交、主題はロマン主義、画風は新古典主義
35歳でアカデミー会員、36歳で国立美術学校教授。
2020/02/04のBlog
シリ-ズ“こだわって生きる我孫子の人”22
美しい日本の山―Ⅷ<日本百名山>より 槍ヶ岳と周辺の景観
日本山岳写真協会理事 鈴木菊雄氏

美しい日本の山シリーズ第8回は、日本アルプスの中でも最もアルパイン的な岩峰、
槍ヶ岳と周辺の景観です。槍ヶ岳は周辺の山稜に登り、前景に花畑や紅葉を配して見る尖峰が最も美しいと言われています。

鈴木菊雄講師は槍ヶ岳の魅力に取りつかれた人々として
*槍ヶ岳を開山した播隆上人
*女人禁制の山に女性初登頂した内藤千代子
*スーパー猟師で名ガイドの小林喜作
*槍ヶ岳山荘の建設と登山道整備で大衆登山に導いた穂苅家三代 穂苅三寿雄
*新田次郎著「孤高の人」のモデルで遭難死をした加藤文太郎
*手記「風雪のビヴァーク」を記して友人と共に逝った松濤明
のヒトとなり、そのいきざまを話して下さいました。

そして後半は槍ヶ岳と周辺の景色の春夏秋冬を、ご自身で撮られた86枚のスライドで
解説下さいました。参加頂いた方からの、ご感想をご紹介します。

*初めて参加しました。鈴木さんの人柄もよく、次回も参加させて頂きたいと思っております。若い時に山に登っておりましたが、思い出して懐かしく聞きました。
*一昨年槍ヶ岳に登りまして大変懐かしく拝見いたしました。今日はまたいろいろ知らない槍のことがわかり楽しい一時でした。
*珍しいお話と素晴らしい写真有難うございました。槍ヶ岳は50年ほどまえの夏に一度登りましたが懐かしく思い出しました。
*前半、講師の声がほとんど聞こえなかった。スタッフが役割を認識していないことが問題です、音量担当者を明確にして良い環境作りをして頂きたい。
2020/01/24のBlog
中国の各地博物館に見る隠れた名品の数々
元帝京大学教授 五十嵐 力氏

きょうの講師は長年Tourismの世界にかかわって来られ、特に中国の事情に造詣が深い我孫子市在住の五十嵐 力さんです。

講師は冒頭 井上靖著「敦煌」の序を紹介され、中国に関心を持った一端を披露されました。そして中国での仕事に携わるかたわら、個人的に回って来られた西夏博物館、青州博物館、重慶三峡博物館、徐州漢画像石芸術館、湖北省博物館、陝西歴史博物館、法門寺の
・所在地
・見どころ
・発見や発掘の経緯
・代表的な収蔵品
などを、豊富な写真と共に解説下さいました。

いわゆるツアーでの博物館鑑賞はとても短い時間ですが、今回は豊富な体験による歴史と文化の知識に裏打ちされた丁寧な解説でみなさんに喜んで頂きました。
ご参加の方々から頂いたご感想の一部です:

*今回の講座のご紹介の遺跡は珍しい遺跡ばかりであまり日本人観光客は訪ねていないところが殆どだと思う。場所が広範囲なのですべては回れないが、ぜひ訪問したいところが紹介されて大変勉強になった。
*初めて知る話ばかりで参考になりました。中国は奥深いと更に思いました。いつか
生きている内にご紹介いただいた博物館に行ってみたいと思います。
*明快であり、説明もよかった。映像もはっきりして今まで目にしたことのないものが
多くさすがに現地でしっかりと撮影されたものであり、素晴らしかった。講師の中国愛を
感じられた。
*リアルな体験と豊富な写真で生き生きと語られる中国の歴史的な名所名品の数々に魅せられました、その時代に生きた人々を想像しながら飽きずにお話を伺えました。ありがとうございました。
2020/01/21のBlog
天皇の陵墓
百舌鳥・古市古墳群世界遺産登録を記念して
東京大学大学院人文社会系研究科教授 小島 毅氏

令和元年、ユネスコ世界文化遺産に百舌鳥・古市古墳群が新たに登録されました。ヤマト政権成立期の大王とその一族の陵墓として、その歴史的価値が国際的に高く評価されたことは大変喜ばしいことです。
しかしこれらの古墳が「仁徳天皇陵」なのか、「応神天皇陵」なのか、学術的にはなにも
実証されていません。

はるか昔「大王」と呼ばれた時期が終わって「天皇」号が成立して以降、陵墓が仏教式に変わったのに伴って巨大古墳は造営されなくなりました。天皇陵とされる古墳が修築されて現在の姿に復原され、国によってきちんと管理されるようになったのは、19世紀になってからの事だそうです。

小島講師は、
・日本最大の古墳の名前は?
・最初に火葬された天皇は?
・江戸時代の天皇陵はすべて同じ場所にある?
の三つの質問から、その答えを導き出す中で、天皇の陵墓を巡る歴史的な変遷と、百舌鳥・古市古墳群が持つ意味合いを解説下さいました。

講座にご参加頂いた方からは、次のようなご感想を頂きました。
*大変楽しみにしておりましたので嬉しかったです、よく理解できました。春先に大阪に行くつもりでおりますので天皇の陵墓等を見学したく思っております。
*すごく判りやすいお話でした、知らないで深く考えてもなかった天皇陵。観光地のように眺めていましたが、こんど行った時は違う気持ちでお参りしたいと思います。
*天皇陵の変遷を、分かり易く説明してもらいました。これから京都や奈良に旅行した時に、ぜひ見学したいと思います。

2020/01/11のBlog
立川談吉さん独演会
今年も談吉さんの新春寄席で初笑いを!

7代目立川談志の最後のお弟子さんで、ますます円熟味を増した立川談吉さん。現在は池袋のサンライズホールでの独演会「談吉百席」を中心に、新潟各地や故郷・北海道帯広市などでも定期的に高座を開いておられます。

我孫子で高座をお願いするのは5回目、「権兵衛狸」「垂乳根」「富久」「阿武松」に続いて今年は、長屋噺『厩火事』ほかを演じてくださいました。
女房が髪結い、パートナ-は昼間から酒を飲んでいる文字通りの髪結いの亭主。日頃喧嘩が絶えない二人ですが、気になる存在ゆえに仲人を介して本当の気持ちを探ろうとします。かつて三代目古今亭志ん朝や八代目桂文楽が十八番にした古典ですが、談吉さんの芸風で演じてくださいました。

聴いて下さったお客様からも、
*落語大好きな人間にとって大いに楽しめました。
*新春落語楽しませて頂きました、来年も計画して下さい。
*初笑いになって良かったです、来年の1月も生きてこの高座を楽しみにします。
*とても素晴らしかったです、来年もよろしく。
などのお声を頂きました。