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ふれあい塾あびこレポ-ト
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2019/10/21のBlog
生誕150年 平和を紡ぐ人 ガンディー
立教大学法学部教授 竹中千春さん

ガンディーが、インドのグジャラート地方のポールバンダル藩王国に誕生したのは、ちょうど150年前の1869年10月2日です。ガンディーがどのように育ち、どのように生きたのか。いかに戦い、人々はなぜガンディーに従ったのか。

竹中講師は「きょうのお話は単に偉人伝のみではなく、草の根運動や地域での助け合いなどコミュニティのお話にも通じます。」と話されて、ロンドンや南アフリカなど若き日のガンディーの足跡を解説下さいました。

そして亡くなった後もアメリカの人種差別や南アフリカのアパルトヘイト、ポ-ランドの連帯など国際社会に大きな影響を与えた「市民不服従運動のガンディー」を熱くお話されました。

現実に、いろんな場所で、いかなる環境の下でも、行動を起こすことが出来ることを証明したのがガンディーの行動様式です。「My life is my message.」自分自身の言葉で言ったことを、自分自身で実践したのがガンディーです。

講座にご参加頂いた方からの、ご感想の一部です:

*50~60年前「ガンジーは神様のような人」でした。しかし私生活が明らかになるに従い、評価は全く下がり、今の時代「講座の対象となるような人物」扱いは全く「お呼びでない」(植木流)人物と思っておりました。今回、そのガンジーを対象とする講座ということで興味津々でお伺いしました。「現代のインド、新しいインド作りにガンジーがシンボルになったことは確かなのですね。再認識致しました。<特に女性の権利アップには>

*今日は出席して本当に良かったと思いました。年老いたガンジーのイメージしかなかったがガンジーを良く知ることが出来て、私も87歳まだガンバルゾーと云う気になりました。

*すごく楽しく勉強させていただきました。ガンディー(ガンジーと今まで言っていました)さんが身近に感じられて、いまだに生き続ける人だと実感しました。

2019/10/18のBlog
[ 13:23 ] [ ふれあい塾講座記録 ]
現代中国講座21 岐路に立つ中国
麗澤大学名誉教授 三潴正道氏

「IT、AI、5Gなどなどの話が中国中心に飛び交っていますが、きょうは何故中国が岐路に立っているのか、現実の動きをFactとしてお話します。」と前置きされて、まず香港問題から解説されました。

台湾の最終的な局面を見据えた、台湾の選挙があること。米中関係の悪化を打開するための、習近平の日本訪問が来年に控えていること。北京 天津 河北省を結ぶ巨大なエリア開発の、今後の展開がどうなるのか。「一帯一路」の進捗と、欧州に与える影響と波紋はどの程度なのか。チベット族、朝鮮族、モンゴル族など少数民族への、香港や台湾問題が与える影響は無いのかなど、中国の足かせとなる事案が山積しています。

そして中国共産党一党独裁の強化と宗教政策の法治化による、統治の具体例を解説頂きました。天然ガス不足による昨冬の問題を念頭においた、エネルギ-の確保のための方策と財産としての住宅問題の取り組み策にも言及されました。また香港とマカオ・珠江デルタにまたがるビッグベイ構想、いわゆる巨大な地域発展戦略についても具体的に解説頂きました。

中国を取り巻く厳しい国際情勢の中で、習近平政権が長期的展望に立ってどのような政策を採ろうとしているのか、そこにはどんな根本的な問題が潜んでいるのか、目からウロコのお話でした。

頂いたご感想の一部を、ご紹介します。
*中国講座に興味はあったのですが、あまりに「日の出の勢い」だった中国には勉強する気持ちにブレーキがかかっていました。なぜか国自体にブレーキがかかりはじめている中国(アメリカと二大国と呼びにくくなっている中国)なので、今後どういう方向に進むのか、日本との関係は?と興味津々となりましたので出席しました。

*日常的に新聞等で報道されていない、中国の現実のデータでの講演は、とても分かり易く、興味深く拝聴させて頂きました。私見ですが、一人っ子政策が、今後の中国の経済、社会、政治に与える影響に関心があります。

*マスコミにはほとんど報道されていないお話で、大変勉強になりました。
2019/10/10のBlog

中央学院大学アクティブセンター講師藤井信行氏にお願いして、新シリーズ「ヨーロッパ世界遺産を訪ねて」が開講しました。

ヨーロッパ三大都市の世界遺産を3回(10月・11月・12月を予定)に分けてご紹介いただくもので、通常の案内書、解説書などにない「観光歴史学」の視点からのコメント、現地訪問に基づく特別資料などをご披露いただきます。

第1回は「パリのセーヌ河岸」という名称で市内のおよそ8kmの区間の両岸にある「ルーブル宮」「エッフェル塔」「オルセー美術館」をはじめ、シテ島の「ノートルダム大聖堂」など、中世から近・現代にいたる建造物群を解説頂きました。

由緒ある伝統の街並みと、フェゾ-規制によって景観が保全された「世界遺産パリ」を
数多くの画像と動画で具体的にお話下さいました。

参加頂いた皆様からも、以下のようなご感想を頂きました。

*大変興味深いお話でした。資料もビデオや地図や写真などを交え、楽しませる内容になっていました。わかりやすく話していただきました。次回が楽しみです。

*ゲルマン民族の成立が良く分かる資料で、ヨーロッパの成立が少しはっきりしてきた。

*大変興味深いお話でした。次回も楽しみです。
2019/10/07のBlog
シェイクスピア『リア王』にみられる高齢者問題 
元茨城キリスト教大学教授・文学博士 清宮倫子さん

清宮講師は「世界文学史上最高の作品のひとつであるシェイクスピアの『リア王』は、現代日本の、高齢化社会の老人問題に数々の鋭い示唆を与えてくれています。
主人公リア王は三人の娘に領土と統治権を分け与え、身軽になりたいと欲するのですが、それは裸になるということでもありました。結局、粗末に扱われ、狂気に陥り、破滅するという彼の判断の、どこに誤りがあったのでしょうか? 読めば読むほど他人事ではない、と感じられてくるはずです。」と前置きされて次のように解説されました。

*シェイクスピア4大悲劇のひとつである「リア王」の登場人物とあらすじを解説され、膨大な台詞の中からリア王の特徴的なセリフを抽出されました。

*抽出したセリフをさらに考察されて、
-判断力を無くしていき、耳触りの良い言葉を好む
-感情のコントロールを失い、大声を出し、子供のように泣き叫ぶ
-怒りやすく、怒声を吐くようになる
-常軌を逸した行為や行動を取るようになる
-AさんをBさんと思い込み、誤認識を起こす
-他人には見えないものが見える、幻覚を起こすようになる
ことから、ドラマの節々に認知症の症状が出ていることを指摘されました。

*これら老人特有の言動や行動は今に通じる話であり、高齢者への接し方や私たちの行く先への警鐘を鳴らされました。

清宮講師は「避けることが出来ない認知症の問題を、420年前にシェイクスピアは描こうとしたのではないか、人間として会話することが如何に大事なことか、相手の存在を認めてプライドを傷つけず、なるだけ環境を変えずに、一日一日を大切にして最後まで生きて行きましょう」と結ばれて講座を終えられました。

ご参加のみなさまからのご感想です:
*人間の業は、ギリシャ時代から変わっていない。ギリシャ悲劇から続く、数々の悲劇は、この人間の業をえぐり、人々の心をゆさぶってきたのだと思っている。

*有名なリア王を老人という視点から見られて面白かった。又よろしくお願いします。映像もよかった。

*古今東西、いつの時代も、今後も、親と子、権力、カネ、武力など強いものが勝つ。しかし人の幸せは異なる。カネでも力でもない。高齢者となると、いろいろな問題が発生する。今日の講義を聞いて考えさせられました。

*シェイクスピアの時代は、認知症に対する理解など無かったと思う。その中でリア王の話を書き上げたのはすごいと思った。現代の問題とここまでつながりすぎているなんて大きな発見だった。

2019/09/28のBlog
地域包括医療について -救急から在宅医療に向けて-
社会医療法人社団蛍水会副理事長 名戸ヶ谷あびこ病院総長 
高橋一昭氏
「我孫子市の現状について」我孫子市役所健康福祉部高齢者支援課

平成30年度の我孫子市における緊急搬送された人の数は6,000人近く、その80%を高齢者が占めていました。我孫子市内の医療施設が受け入れた搬送者は、全体の57%に過ぎません。

国の推計値で日本の65才以上の人口は、2060年には人口の40%を占めると言われています。しかし急性期や慢性期の受け入れ可能な病床数は、足りていません。

この現状から急性期以外の治療は、在宅での治療へシフトせざるを得ません。自分自身で支える、ご近所も支える、社会も支える、自治体も支える、地域で相互にケアーをする仕組み作りが喫緊の課題となります。

この在宅医療の仕組みや訪問診療の実際、関心の高い看取りについて、名戸ヶ谷あびこ病院総長 高橋一昭氏は豊富な経験から具体例を用いて分かりやすく解説下さいました。