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向島芸術計画
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2007/04/16のBlog
[ 17:24 ]
幸いお天気にも恵まれた土曜日。ご近所の方々が、紙袋や箱に入れて、長屋までたくさんの毛糸を持参してくださいました。茶色のセーター、赤いショール、古いセーターを丁寧にほぐして、たくさんの毛糸の玉にしてあるものや、中にはまだ未使用の毛糸の束も。
「いつか編もうと思っていたんだけどさ、目も悪くなったし、もう捨てちゃおうかしらなんて考えていたんだけれども。」
いえいえ、捨てるだなんてもったいない!大切に使わせていただきます。
初日での予想以上の収穫に、三田村さんもビックリ。藤井さんから声をかけていただいて本当に助かりました。でも、三田村さんの見積もりでは、ようやく15メートル分くらい。引き続き、長屋で集めてゆきたいと思います。セーター回収、次は17日の火曜日、午前10時からです。(曽我)
2007/04/13のBlog
薄曇りですが、今日は暖かな風が吹いています。
さて、先日のブログでもご案内したように、明日14日(土)と17日(火)は、京島の長屋(京三北ふれあい交友倶楽部)で毛糸のセーターを集めます。三田村さんも、午前10時から午後4時まで会場にいる予定。写真は、長屋のすぐ近くにある、「さくら一休」というポケットパーク。散歩の途中で、おばあちゃんたちがちょっと一休みする憩いの場所です。(曽我)
2007/04/11のBlog
この前の日曜日、阿佐ヶ谷にある「とたんギャラリー」で、知り合いのアーティストの中崎透さんが関わっているプロジェクト「ナデガタインストールパーティー」の最終日にお邪魔して来ました。この場所は、阿佐ヶ谷住宅という、昭和33年に竣工した、緑に囲まれた静かな環境のテラスハウス。設計は東京文化会館でも知られる前川國男です。
阿佐ヶ谷住宅はすでに取り壊しが決まっていますが、その一棟にお住まいの大川さんは、この住宅のことをもっと多くの人に知ってもらいたくて、昨年10月から「とたんギャラリー」として、期間限定で、ご自分の部屋をアーティストのための展示空間として公開されて来ました。
今回のインスタレーションでは、中崎さんたちは住宅の中に、パッチワークのようにいろいろな建材を組み合わせ、新しい床を作ってしまいました。そのため部屋に入ると、天井がとても近くて、なんとも不思議な空間を味わうことができます。これまでの展覧会で他のアーティストたちが制作した作品も部屋の壁や窓を彩って、これぞ究極のアートのあるライフスタイルという感じです。
2003年のAAFで、中崎さんは隅田川のそばでビール掛け大会をするというプロジェクトで参加していました。最近は、昨年青森で開催された地域系アートプロジェクト「あおもりアート商店街」、それから4月22日まで広島で開催されている「旧中工場アートプロジェクト」に参加、各地のアートプロジェクトを動き回る、フットワークの軽いアーティストです。
ちなみに広島には、昨年のAAFの際に向島で活動した「向島・路地園芸プロジェクト」の竹田さん+植田さんもアーティストとして参加しています。アーティストの活動を通して、いろいろな場所が繋がってゆくのは興味深いですね。(曽我)
2007/04/06のBlog
[ 17:36 ]
昨日は、アサヒ・アートスクエアで開かれているAAF学校を覗いて来ました。講師は、2002年よりAAFで水上アートバスのダンスパフォーマンスを担当されている、「楽の会」代表の清水永子さん。
隅田川の水上バスの上で、コンテンポラリーダンサーがパフォーマンスをするという、水上アートバス。まさに、そのときその場に居合わせたひとしか体験できない、一期一会のパフォーマンスです。昨夜は、参加者と貴重な映像記録を見ながら、清水さんが水上バスの空間を使ったダンスパフォーマンスをマネジメントする際の、様々な工夫や苦心談などを聞くことが出来ました。
水上バスは公共的な交通機関でもありますから、パフォーマーにはいろいろな制約(音を出さないこと、パフォーマーの人数が多くないこと、小道具は小さめにすること、威圧的なパフォーマンスは不可など)が課されます。昨夜は、そうした制約とアートマネージャーがどのように向かい合うべきか、という点を巡っても、トークの後に参加者といろいろ刺激的な意見が交わされました。
清水さんは、事前にパフォーマーに様々な条件を全て説明し、それでもあえて挑戦してみたいというひとにお願いしているそうです。そして一度やってもらうことを決めたら、パフォーマーを徹底して信頼し、さりげなくサポートしながら、できるだけ自由にやらせてあげる。そして優れたパフォーマーは、いろいろな制約を逆手に取って、かえって思いも寄らない球を打ち返すことがあるようです。その、良い意味でのアーティストの「裏切り」から受けるワクワク感こそが、苦労を感じつつも、清水さんが水上アートバスのプロデュースを続けてゆく際の活力の源になっているようでした。
水上アートバス、今年は7月7日と8月4日に開催されます。今年も例年以上にスリリングなパフォーマンスに、隅田川の船上で出逢うことができるでしょう。(曽我)
2007/04/05のBlog
先日ご紹介した京島の長屋、「京三北ふれあい交友倶楽部」をお借りして、4月14日(土)、17日(火)の2日間、毛糸のセーターの回収を行わせていただくことになりました。午前10時から午後4時まで。セーターの回収は、レジデンスが始まる5月以降も、随時長屋で行って行きます。
三田村さんは、集めた毛糸のセーターを素材に、長い長いマフラーを編むことになっています。いや、それがもう、とぉっても長いのを目指しているのだそうです。どうぞお楽しみに。
そうそう、毛糸と言えば、昨年のAAFのプログラムにも参加された仙台のアーティスト門脇さんが、大きなインスタレーションの準備中。門脇さんの作品は、定禅寺通りの欅並木にピンクの毛糸を張り巡らせて、桜並木にしてしまおうというもの。ピンクの毛糸を収集中です。こちらもどんな風になるのか、興味津々。http://www.voluntary.jp/weblog/myblog/394
京島で、もしピンク色のセーターが手に入ったら、毛糸を仙台に送って、エールを交換するのも楽しそうですね。(曽我)

2007/04/04のBlog
[ 12:42 ]
今年もなんとか間に合って、隅田川の桜を見ることができました。本当に、この間の日曜日は暖かい一日でしたね。
写真は、桜橋から下流に向けて撮影したもの。川面には、例年のようにたくさんの屋形船が出ていました。右手の方には墨田区役所の建物と、AAFの協賛を行っているアサヒビールの金色のビルディングが見えます。(曽我)

2007/04/03のBlog
[ 12:06 ]
気温の上下の激しい毎日です。おかげさまで、なんとか風邪からは脱出できましたが、今週は冷え込むそうなので、引き続き注意が必要ですね。
日曜日には、5月に京島で長屋をお借りする藤井さんに、アーティストの三田村さんと一緒にご挨拶に伺いました。藤井さんは、京島のキラキラ橘商店街で、薬屋さんを営むかたわら、長年地元のまちづくりにも熱心に取り組んで来ました。向島学会でも理事として活躍されています。
今回、向島芸術計画2007でお借りする長屋は、「京三北ふれあい交友倶楽部」という名称で、藤井さんが地元のお年寄りの集会や、地域で活動する学生たちの宿泊私設として提供するため、一昨年から自発的に運営されているものです。
4軒長屋のうちの1軒で、昔ながらの懐かしい佇まい。入り口には、芸術計画参加アーティストの水内貴英+住中浩史さんが進めている、「路地琴プロジェクト」の水琴窟も設置されています。
昨年のアサヒ・アート・フェスティバルでは、すみだ川アーツのれん会主催による、学生ツアーの宿泊場所にもなりました。今年も、芸術計画以外に、コミュニティアート・ふなばしが、AAF期間中にアートプロジェクトを予定。向島の隠れたアートスポットになりつつあります。商店街もすぐ目と鼻の先で、買い物にも大変便利。
今月半ばには、この長屋で、三田村さんのプロジェクトのために、まちのひとから、着なくなった毛糸のセーターの回収を行う予定です。藤井さんには、地域の方への呼びかけにもご協力いただくことになりました。さぁて、たくさん集まると嬉しいのですが。(曽我)
2007/03/30のBlog
気をつけていたつもりでしたが、このところの天候不順のせいで体調を崩してしまい、風邪をひいてしまったようです。みなさんもどうぞご注意ください。それにしても、隅田川の桜、今年はちょっと見に行けないかもしれません、残念!
さて、交流のサロン、肝心の向島芸術計画2007のプレゼンの話がまだでした。
当日の発表の最後、参加者がそろそろ2次会のビールのことで頭が一杯になる時間帯に、ようやくプレゼンタイム。品川監督が、短編ビデオ映画『セクション1-2-3』の予告編を制作してくれましたので、会場で上映を行いました。ここでお見せできないのが残念ですが、本編への期待が高まる内容でした。当日都合がつかず来場できなかった品川さんも、映像の中で最後に登場し、映画制作への抱負を語ってくれました。その効果が表れたか、早速、映画制作のボランティアスタッフに、会場に入らしていた2名の方から立候補いただきました。嬉しい限りです。
それから、会場に来てくれた水内貴英さんからは、芸術計画で行う写真のワークショップと、その写真を使って製作する、巨大パラパラ写真器について説明をしていただきました。水内さんと住中さんは、芸術計画以外にも、向島で据え置き式の水琴窟を設置する「路地琴プロジェクト」も推進中。ふたつの企画を平行して進めてゆくのは大変ですが、どうぞ頑張ってください。
そんな訳で向島学会でのプレゼンも無事終了。でも、これはほんの入り口にしか過ぎません。これからも、それぞれの企画がまちで活動するために、いろいろなひとの理解や協力を得る努力を、継続して行ってゆくつもりです。(曽我)
2007/03/29のBlog
すっかり春本番のような天気になりました。隅田川の桜も今週末が見頃でしょうか。
交流サロンの続きです。
当日は、ゲスト講演に続いて学生の発表が2本、さらに向島学会関連の事業報告が5本ありました。
学生発表では、AAFのすみだ川アーツのれん会メンバーの小川泰史さんが、向島のキーマンを取材してまとめた修士論文「地域とアートプロジェクトの関係」の概要、そして、2004年の向島Yearから、向島のアートプロジェクトに参加してきた菅原由衣子さんが、修士論文「小学校を媒介とした地域活動におけるパートナーシップの形成とその継続に関する研究」について発表を行いました。どちらの研究も、地域における「ひと」とそのネットワークにスポットを当てて丹念に調査した労作です。
向島学会では、このように、向島地域をテーマにまちづくりやアートプロジェクトの研究を行う学生たちに、地域の中での発表の機会を提供しています。ちなみに発表を体験した学生たちによると、ゼミでの教授の前の発表よりも、向島での発表の方がよほど緊張するということです。
向島学会の関連事業では、2006年度のアート・まち大学の報告、空き家の改修プロジェクトの進行状況の説明、向島マッピングプロジェクトからはマップの試作版の紹介、それから、鳩の街で「こぐま」を運営するトリのマーク(通称)の柳澤さんと、ボランティアスタッフのお二人からは、向島アートアーカイブプロジェクトのお知らせと協力の呼びかけ、そして「こぐま」独自編集によるかわいらしい商店街の案内マップの紹介などが行われました。
このアートアーカイブプロジェクトは、向島で行われたまちづくりやアートのイベントの記録を集めて展示するもので、これまで点としてしか見えなかった個々の企画を、ひとつのつながりとして、まちのひとに紹介する企画です。現代美術製作所も、ぜひ資料提供に協力したいと思います。
さて、もうひとつ関連事業として、新年度に交流サロンを使って、新東京タワーに関する連続シンポジウムを行ってはどうかという提案も行われました。こちらも、今後の地域にとって重要なテーマ。向島芸術計画2007でも、アートという切り口から、タワーの投げかける問題について考えるきっかけをつくりたいと思っています。(曽我)
2007/03/28のBlog
24日の土曜日には、先日お伝えしたように、寺島集会所で向島学会の交流サロンが開催されました。
当日は、会場に行く道すがら、鳩の街商店街で、銭湯の写真で有名な町田忍さん率いる、まち歩きのご一行に偶然遭遇してビックリ。美術館の若手学芸員さんたちを連れての向島散歩ということでした。さっそく、ギャラリー・カフェ「こぐま」の成り立ちについて、即席のガイドを行ったりしました。
そんな道草をしてから、会場に到着。久しぶりの交流サロンということもあり、発表内容も盛りだくさん。参加者もいつもの向島学会のメンバー以外に、社会人から学生まで様々な顔ぶれが揃い、大変賑やかな会となりました。
ゲスト講演では、「長屋を利用した高齢者ケアについて」というタイトルで、はなみずきホームの永井都也子さん、「劇団唐ゼミ・業平公演テンマツ記」というタイトルで、唐ゼミ代表の中野敦之さんにお話しいただきました。
特に、京島三丁目で長屋を改装し、施設の高齢者をそこに招いてケアを行う、はなみずきホームの「逆デイケア」のお話は大変感銘深いものでした。長屋の木と畳と、障子の空間に来ると、普段は自発的な活動の少ない高齢者が、自然にちゃぶ台の上をふきんでふき始めたりするなど、生命力や生活力が「立ち上がってくる」のだそうです。また、知的障害を抱える子どもたちの集まりも、時々長屋で行うそうですが、その子たちは、通常の施設の集まりでは、それぞれが自分の中に閉じこもって一人遊びをすることが多いのに、長屋にやって来ると、なぜか子ども同士のコミュニケーションが豊かになり、複数での遊びが自然に始まるそうです。昔ながらの住環境の持つ癒しの力を再認識させられるエピソードでした。
ホームとして、こうした長屋の施設を地域の中に維持してゆくのは、並大抵のご苦労ではないと思いますが、永井さんも施設長さんも、特養ホームがまちに根付いて活動するために必要なこととして、これからも前向きに取り組んでゆきたいと、力強くお話しされていました。京島の長屋は、現在耐震改修中で、6月にはオープンハウスをおこなうそうです。その時にはぜひ見学に行こうと思います。(曽我)