☆(*^_^*)☆花は咲く〜埼玉県深谷市小暮医院でのコンサート〜

メリークリスマス!!

皆さん、どんなクリスマスを迎えられたでしょう?

東京は晴天が続いて、今日も穏やかな一日でした。

さて、☆アルビレオ☆はお蔭さまで今年最後のコンサートも無事に終えることができました。

埼玉県深谷市の小暮医院。病院の中のホール、光りの間が会場でした。

このコンサートは、クリスマスプレゼントとして小暮医院の医療スタッフ、患者さん、地域の皆さんのために企画されたものです。

企画者のTさんは、☆アルビレオ☆の友人で、この医院のお嬢さんです。

人を癒すことに生涯をささげてきたご両親のために、癒しのひとときをプレゼントしたい。そういう想いが、コンサートという形で花開きました。

12月21日の土曜日。午前の診療と午後の診療の間の1時間。その時間の中の30分がコンサートです。

この30分のコンサートのために、遠く横浜や東京からもご家族やお友達が集まり、地域の皆さん、患者さんも来られて、会場は50人ぐらいの方々で満席でした。

曲目は、フォークソングメドレーの「この広い野原いっぱい」「卒業写真」「案山子」と続いて、次に☆アルビレオ☆のオリジナル曲「はたちの季節」「私という名のいのち」を聴いていただきました。

その後はTさんのお母様からリクエストいただいた曲の「花は咲く」を演奏しました。

「花は咲く」は震災復興支援曲としてNHKでよく流れる曲です。

「真っ白な雪道に 春風かおる
私は懐かしい あの街を思い出す・・・」

この歌い出しで、私の瞼の裏には名取、仙台、石巻、陸前高田の風景が広がります。

雪道に春風が香るというのは、この土地の人でないと表せない景色だとおもうからよけいに、曲への想いが深まります。

リクエストいただいてから歌詞や曲のことを調べてみて、この曲が作詞も作曲も私と同じ宮城県出身の方によるのだということを知りました。

そのためなのでしょうか、以前とは違う想いでこの曲と向き合えたように感じます。

この曲の前奏がギターで静かに始まると、会場の空気が変わりました。

多くの方が涙ぐみながら聴いてくださったのです。心で聴いてくださっている。そんな風にも感じました。

小さい子どもさんも会場にいましたが、皆とても静かに耳を傾けてくれていました。

やはりこの曲は特別な曲なのだ、多くの方の魂がこの場を一つにしてくれて、力づけてくれている。そんな風に感じながら歌うことができました。

目には見えなくても、耳にも聞こえなくても、確かに天国からの応援が感じられる。

この曲にはそういうパワーが宿っていると感じています。

コンサートの最後は、賛美歌の「いつくしみ深き」。これもリクエストいただいた曲でした。歌に合わせて口ずさむかたもあり、会場と一つになれた嬉しさがこみあげてきました。

美しい花束をいただいて、コンサートは一旦お開となりましたが、皆さんからの拍手とアンコールにお応えして、「翼をください」「きよしこの夜」も演奏することができました。

写真はその時にTさんから頂いた大輪の薔薇と一緒にアレンジされていたガーベラです。

ピンクのバラとガーベラが華やかにアレンジされた見事な花束。

その中のひとつのガーベラがとても可愛くこちらを見ていました。

花と目が合う。そんな感じでじっとみつめると、微笑みを返してくれているように感じて、携帯で撮ったのがこの写真です。

このガーベラの笑顔を心に刻んで、これからも☆アルビレオ☆は「花は咲く」を演奏したいと思います。

英語の歌詞もあるそうなので、早く覚えて、いつか海外で日本の曲として演奏する時のために、今から準備したいです。

今年もコンサート活動によって、沢山の方々との出会い、すばらしい曲との出会いが与えられました。

このブログをいつも読んでくださっている皆さん。

今年も沢山の応援を本当にありがとうございました。

皆さんの応援に支えられてここまで歩いてくることができました。

とても幸せです。

クリスマスに心からの感謝をこめて☆(*^_^*)☆