☆(*^_^*)☆夢のルーツ〜幼いころの記憶〜

今日はボーカルれいこの母の誕生日なんです。

母は今日で78歳。

長年の農作業のせいなのでしょうか、腰は曲がってしまい、動作はゆっくりですが、作ってくれる料理の一つ一つは、若い頃作ってくれたお袋の味、そのままです。

母親が元気で長生きしてくれているって、本当にありがたいことですね。

今から78年前の今日、母親の母親、つまり私の祖母が、陣痛の苦しみに耐えて,
母を産んでくれた。その母が、父と結婚して、私が生まれた・・・

だから今日は、母の誕生を祝う日であり、同時に、天国の祖母の苦労と忍耐に想いを馳せながら、私が今こうしてここに生きていることを感謝する日でもあります。

誰もがみんな子宮出身、まさにそうなんだと改めて思わされます。

子宮の中で守られて、生まれたいという赤ちゃんの意志とともに母親の身体が変化して、そうして体外に送りだされ、母親の腕にいだかれる・・・。

母の誕生のことを考えていたらふと幼いころ両親から聞いた話の記憶が鮮やかに蘇ってきました。

それは、両親が結婚したばかりの昭和30年代初頭の話でした。

日本はまだとても貧しく、父と母は、農業で生計を立てるのがとても苦しかったため、当時募集されていた、ブラジルへの農業移住に応募しようと考えたとことがあったという話でした。

もしあの時両親がブラジルに渡り、荒れ地を開墾して農業を営んだとしたら・・・、私がブラジルで生まれていたとしたら・・・、今頃、どうなっていたのだろう・・・。ブラジルって、どんなところなのだろう・・・。

そんなことを、幼いながらもしばらく想像して、異国に暮らす日本人のことを考えていた時期がありました。

今朝、その頃の記録を辿っているうちに気づいたこと。

それは、☆アルビレオ☆として音楽活動を始めた頃にふと心に浮かんだ一つの夢のことです。

それは、「海外の日系の方々に日本の歌をとどけたい」というものでした。

きっと、この夢は、幼いころに両親から聞いた、ブラジル移住の話が、小さな種として心に埋められて、それが時間と共に、萌えだしたものなのかもしれません。

なぜ、海外なのか、なぜ日系の方にと思っていたのか、何か自分でも気づかなかったルーツをすこしだけ掘り起こせたような気がします。

年度のはじめに、母の誕生日に与えられたこの気づき。

もしかしたら、誰の夢にもこんなルーツがあるのかもしれませんね。

それを発見できたら、また一つ夢に近づく勇気が得られるのかもしれません。

私の夢、どんな風に、どんな形に育つのか、これからも楽しみに見守りたいと思います。

遠い未来をみつめながら、今を大切に生きて生きたい.

そんなふうに改めて心に誓うことができた、今日という日に、心から感謝します。

どうぞ、あなたも今日も素敵な一日をすごしてくださいね!!☆(*^_^*)☆

☆追伸☆
☆アルビレオ☆のコンサートの予定は、「アルビレオコンサートページ」で確認してくださいね!次のライブは4月25日(木)です。その次は5月6日(月)です。よろしく〜!!!