☆(*^_^*)☆偶然の一致からのメッセージ〜『レナードの朝』を観て〜

昨日11月14日(月)も私の人生で忘れられない一日となりました。

これまで自分の中で,[きっとそうに違いない]と思っていたことが、一つの事実として立ち現われてきたからです。それは、重い障害をもっていたり、体のマヒなどのために言語や体を使ってコミュニケーションすることが「できない」とされている人々の中に実は健全な心と魂があるという確信です。

それを11月14日に『レナードの朝』という映画を偶然のめぐりあわせで観ることができたおかげで、11月11日のブログに書いた、私のこれからの方向性をさらにはっきりと意味づけることになったのでした。

『レナードの朝』という作品は、11歳で発症した病のために30年間話すことも自分で動くこともでいきない、半昏睡状態で生活していた患者レナード(ロバート・デ・二—ロ)と、彼をなんとか救おうとする医師セイヤ—(ロビン・ウイリアムス)の必死の闘病生活を描いたもので、人間の尊厳と愛と友情について深く考えさせられる感動作です。

この作品のことを、ボーカルれいこは全くしりませんでした。

その作品と昨日、運命の出会いを果たすことができたのは、こういうわけでした。

20日迫った、コンサートのために、昨日は、府中の行きつけの美容院「アプローズ」で寺澤さんにカットをカラーをしていただきました。

髪の手入れをしていただきながら、寺澤さんと話をしていた時です。

私が、「実は、10年来の念願だった、ベッドサイドコンサートが、今月から定期的にできるようになったんです。一人ひとりのかたのベッドを訪問して、1曲か2曲歌って、お話をするというものです。ベッドで過ごす方々は、言葉でのコミュニケーションが難しい、重度の障害の方々で・・・」というような話をしました。

すると寺澤さんが、

「レナードの朝っていう映画観た事ありますか?ぜひ観るといいですよ。中学の時に初めて観て、それからだいぶたってまた観ました。きっと参考になりますよ。」と勧めてくださいました。

その時、寺澤さんは、主役を演じる俳優名前を言おうとして・・・「ド忘れしちゃった(*^_^*)v」というやり取りがあり、私の頭には、その瞬間、なぜかロビン・ウイリアムスの顔が浮かんでいました。

自宅に帰って、レンタルDVDを探してきて、それを観てビックリ!!。なんとロビン・ウイリアムスが主役の医師の役です。しかも、この医師が関わることになる患者レナード(ロバード・デ・二—ロ)が、この病院に入院した日が1939年の11月14日とテロップで映し出されました。

この映画のことを寺澤さんから教わって、それを観ているまさに、今日、その日が11月14日。まずそこで偶然の一致に驚きながら、120分間画面にひき付けられていました。

この映画は、実話に基づいていて、原書があるためなのでしょう。合計2つの日付が字幕で出てきます。

一つは9月11日。もう一つが、11月14日でした。

年代は違いますが、9月11日とは、あの同時多発テロが起こった日と同じ日付です。

ボーカルれいこにとって、あの日2001年9月11日は呆然自失の日となり、それを境に人生観や世界観、生きる意味が、大転換した日でした。

なぜ人は、争うのだろう。どうすれば暴力や憎しみ合いがなくなるのだろう。自分が世界の平和のためできることは何なのだろう・・・と真剣に考え始めるきっかけとなったからです。

それ以来、沢山の紆余曲折と模索の中で浮かび上がってきた、「私が本当に取り組みたいこと」。それは、ベッドサイドコンサートをはじめとする地域での音楽活動を通して、出会あう人々と心を通わせたいということでした。世界全体の平和の根本には、私を含めた社会の一人ひとりの心の平安がまず必要なのだと考えたからでした。

そして、今年2011年11月11日。一つの確信が降りてきました。その中身はここでは詳しく書くことができませんが、11月11日という日も重要な意味を持つ日です。

昭和30年代に、日本で最初に創設された、最重度の障害のある方々の療育施設である島田療育センター。このセンターが自宅の多摩市内にあって、ボランティア養成講座を受けたのが、今から11年前です。

その頃から、重度の障害や病気によってコミュニケーションが難しいとされている方々には、外側からは見えなくても、その奥には、健全な魂と正常な心があると感じはじめたいました。脳梗塞で話ができなくなったり表現できなくなる方、筋肉のマヒによって、話すことが出来なくなったり、動作や表情を使って思いを外に伝えることが出来ない方、認知症によって元気だったころの人格が外からは見えない状態になっている方も、内的世界においては健全なものを失っていないのではないか。空っぽではない。考えたり感じたりしているのに、でも、それを外側の社会が受け止める力が不十分なだけなのだ。

そんなことを考えていた私にとって、この『レナードの朝』が実話に基づいているという事実は、大きな励ましとなりました。一人の医師の小さな気づきと熱意によって、ほんのひとときではあったけれど「戻ってきた」人々がいたこと。人が本当に大切にしなければならないものは何かを深く考えさせられる映画『レナードの朝』でした。

レナードの入院の日が11月14日。この映画を観ている日が、11月14日。

私はこの道を進んで行けばいいのだな。そういうメッセージとして、11月14日にこの映画に出会うべくして出会ったのだな。そう自分では今、深く納得しています。

昨日届いた本、ピーター・ドラッカーの自伝の『傍観者の時代』の冒頭にも日付がでています。ドラッカーが自分は傍観者と認識した日付。それが11月11日でした。私自身もヒーリングユニットとして認識した日付が11月11日。

とても個人的なこじつけのように思われるかもしれませんが、きっと誰の人生にも、形は違っても何らかの方法で、「それでいいんだよ」という天からのメッセージが押し寄せるかのように降りてくる気づきのようなて時期と言うものがあるのでしょうね。

来月の12月11日。この日は、被災地や日本全体を応援するメッセージを音楽に乗せて全国に発信しようという主旨で開催される、「全国ナイスミドル音楽祭」が仙台市民会館ホールで行われます。

☆アルビレオ☆も、ふるさと東北の人々のために、そして日本全国の皆さんのために、心からの応援メッセージを「未来」「私という名のいのち」を通して発信できたらいいな〜と願って応募しています。明日が出場できるかどうかが発表される日です。

ここで、☆アルビレオ☆流、願いの叶え方で最後をしめくくります。既に叶ったものとして言葉にするのが、☆アルビレオ☆流です。

ここまでの長い文章を読んでくださったあなたに、まず感謝します。

てありがとうございました。

今日はいい日です。今日もあなたにとって最高の一日となります!!

☆アルビレオ☆は、12月11日仙台で演奏します!!

こうしてパソコンに向かえて、皆さんに今の気持をお伝えできる手段を与えていただいたことに、心から感謝します。ありがとうございます。

では、明日、結果が分かり次第このブログでご報告します!!

良い一日を☆☆(*^_^*)☆☆