東久留米 水と緑の散歩道 発行:東久留米ほとけどじょうを守る会

「東久留米ほとけどじょうを守る会」は1991年2月の発足だから、今年で16年目の春を迎えた。会の発足の前には約2年の学習活動の期間がある。だから、実質18年に及ぶ活動の歴史があることになる。
その「ほとけどじょうを守る会」がこの3月、『東久留米 水と緑の散歩道』という小冊子を発行した。小冊子とはいえ、カラー刷り、本文40ページに6ページの散歩マップ付の豪華版だ。
東久留米は東京都の中でも有数の湧水に恵まれ、その湧水が集まって流れる落合川などには「ホトケドジョウ」などの希少種が生息している。そしてたびたび、河川改修工事による絶滅の危機にさらされてきたのだが、清流を守り、魚や水生植物、昆虫、野鳥、雑木林などの自然環境を保ってきた中心メンバーが「「ほとけどじょうを守る会」の人々であった。
小冊子には多くのカラー写真、挿絵がつかわれ、さながら東久留米市の自然環境図鑑になっている。まだ東久留米の自然に接したことのない人は、ぜひこの小冊子を片手に訪れてみませんか。

東久留米ほとけどじょうを守る会:編 定価700円(本体価格)
連絡先:東久留米市野火止3-6-17 豊福(tel 042-475-7643)