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ひょうたんからKO-MA
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2010/03/12のBlog
[ 23:47 ] [ アサヒアートフェスティバル ]
午後7時。ぽつぽつと10人ぐらいの方が集まってきて、ほぼ定刻どおり、
Alios plants! × 映研
「いわき映画祭への道」
その2「地域映画を作った市民プロデューサーの話を聴いてみる」

が始まった。

(以下、アリオスHPから引用)
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アリオスや公園、街をつなぐ活動など、常識にとらわれないさまざまな活動の種について、自由に話し合う企画会議「アリオス・プランツ」からうまれた活動「いわき映画映像研究部」略して「映研」。

湯本「三函座」の清掃活動や、定期的な会議を続ける中、仲間も増えて来年2月の開催を目指す「映画祭」も現実味を帯びてきました。そんな中で、地域での映画映像づくりについて、まずはアーティストや地域映画づくりの先輩の話を聴いてみようというのが、今回の企画です。
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先ほど見学したあの「三凾座」(右の写真:再掲)で清掃活動をしているメンバーも、目の前の受講者さんの中にいらっしゃるのだろうと思うと、少し親近感を感じる。

まずは、私のほうから、近江八幡での「映像で地域を元気にする」プロジェクト事例をいくつかご紹介した。

●農村再生ドキュメンタリー映画「ほんがら」

●子ども映画づくりワークショップ「タイムカプセル・アドベンチャー」

●市民参加型ドキュメンタリー映画づくり企画「遺言YUI-GON」

そして、地域で映像づくりをするにあたって大事だと思われることを総括し、約1時間のトークを終了。

その後、会場の皆さんからご質問を受け、分かる範囲でお答えさせていただいた。
あっという間に予定の2時間が終わる。

…あ!
作品DVDのデモ映像をお見せするのを忘れてた!! 
せっかく音響設備も準備していただいていたのに、申し訳ありませんm(__)m
 
受講していただいた皆さんへのアンケート結果を拝見。

「映研」というぐらいだから、「とにかく映画好き!」な方ばかりかと思っていたが、「映像で地域をよくしたい」「映画でまちづくりをしたい」と考えておられる方が意外に多くてびっくりしたと同時に、私の話が少しはお役に立てたようでホッとした。


ちなみに、映画「ほんがら」の制作プロセスから、完成・上映後の地域の変化までを詳細に記した本「ほんがら松明復活-近江八幡市島町・自立した農村社会への実践 (シリーズ近江文庫)」(右の写真)が、最近出版されている。「映画によるまちづくり」に興味のある方、ぜひご一読を。


終了後、若い受講者の1人とスタッフとで夜の街に繰り出し、遅めの夕食をとった。

いわき市の魚「メヒカリ」や、いわき名物「あんこう鍋」をはじめていただく。
地元の旬のものを地元でいただく。やはり、これが一番の贅沢。ごちそうさまでした!!


ひとしきり話も弾み、日付も変わろうかという頃、今日一日ガイドをしてくれた森さんと別れ、ホテルに戻って寝る。

…いやはや、それにしても長い一日だったなぁ。
そういや、昨夜は徹夜したんだったっけ。
明日からも、充実の日々が待ち構えているに違いない。
おやすみなさい!!

(次の記事へ続く)
[ 22:35 ] [ アサヒアートフェスティバル ]
ちょうどアリオスを起点に周辺地域全体で現在開催中の、
 アリオス・プランツ! meets KOSUGE1-16
 コロコロまち双六 ~じゃんがら自転車プロジェクト~

に参加することにした。
実は、このプロジェクトも、AAFのネットワークが活かされている。これについて詳しくはのちほど…。


さて、このイベントに参加するには、まず、アリオスで「じゃんがら自転車」をレンタルする。受付でレンタルの申し込みをすると、右の写真のようなセットを渡される。

マップ、サイコロ、サイの目と地域の身近なスポットを描いたイラストと指令文が書かれたたくさんのカード、自転車の鍵、注意書き、トラウザーバンド(ズボンのすそのチェーン巻き込み防止のためのグッズ)、これらを収納する透明のケース。

これらを使って何をするかと言うと…

「じゃんがら自転車」に乗ってまちに繰り出し、サイコロを振って、出た目のカードと対応する場所をマップで探してそこにたどり着く。カードによっては、その場所でしなければならないミッションが書かれている。そして、またそこでサイコロを振って次の目的地を決める。

―はやい話が、自分をコマにしたまち歩きすごろくゲームなのだ。

カードには、この企画をてがけたkosuge1-16さんたちが実際にまちを巡って感じた、まちのミクロな魅力が満載!!
ところで、「じゃんがら自転車」とは何か。

一見、どこにでもあるママチャリなのですが、後部の荷台に何やら取り付けられております(右の写真)。

自転車が走ると、この缶がリズミカルに音楽を奏でるシカケ。

「じゃんがら」とは、「じゃんがら念仏踊り」とも言い、このいわき市に伝わる郷土芸能で、地元の青年会が継承し、鉦、太鼓を打ち鳴らしながら新盆を迎えた家を供養して回る踊念仏の一種。いわき市無形民俗文化財。(Wikipediaより)

この自転車後部のシカケが奏でるリズムが、地元郷土芸能の「じゃんがら」を模したものだという。実は、小名浜へ海の幸を食べに行く道中、車の中でホンモノの「じゃんがら」のCDをずっと聞かせてもらっていたので、どれだけ巧妙なリズムを奏でてくれるか、かなり期待しつつ、早速自転車に乗ってみた。

で、実際に走っている映像がコチラ

あちこちに苦労の跡が見える、なかなか巧妙なシカケではありますが、これが「じゃんがら」のリズムだとは、言われないと気づかないかも…(^^ゞ

道々すれ違う人々は、みんな、どこから音が聞こえてくるのかとびっくりしてこっちを振り向き、変なシカケを搭載したママチャリ軍団を、奇異なまなざしで見つめるばかり。

ならばいっそ、「アリオスプランツ!コロコロまち双六~じゃんがら自転車プロジェクト~」とでもでっかく書いたのぼりか何かを自転車にくっつけて走る方が、道行く人もこちらが何者か分かって興味も抱くだろうし、乗ってる本人も変人扱いされずに済むし、プロジェクトのPR効果も抜群で一石三鳥なのになぁ…、と思いながら、3人でまちなかを快走!!

道中、森さんにいろいろ見どころを案内をしてもらいながら、めざすは袋中上人が待つ菩提院!!

整備された新しい道から裏路地へ、さらに山手の閑静な住宅地へとじゃんがら自転車は進み、線路を越え、上り坂をのぼって、菩提院というお寺の山門に到着。

いわきの「じゃんがら」は、この地の出身である袋中上人が中国に渡ろうとして漂着した沖縄の民衆に、浄土宗とともに伝えられ、それが沖縄の「エイサー」の起源である、と言われているらしい。

そこで、このお寺の中に設置されたのが、AAFでもおなじみの沖縄の芸術集団・スタジオ解放区の林さんがいわきを訪れ、このお寺に鎮座する袋中上人の像に本場のエイサーの映像を見せる、という、とても興味深いアート作品を作ったのだ。

エイサーの映像は、上人像の後ろに張られた不織布のような布に裏からプロジェクタで投影され、なんとも幻想的な雰囲気。袋中上人も、にわかに脚光をあび、自分がつないだいわきと沖縄の縁がこのような形で現代に至るまでつながっていたことを知ってさぞかし喜んでおられることだろう。

そして、このお寺の奥さんがとても気さくな方で、このようなイベントを面白がって快く受け入れてくださっているのがよく分かり、それがとても印象的だった。

夕闇迫る菩提院をあとにして、じゃんがら自転車3人衆は坂を下り、まちなかへ戻っていく。そして、一軒の雑居ビルの前で自転車を停め、狭い階段をあがると、空き部屋の床一面に分解された自転車のパーツが迷路のように並べられていた。これ自体が「双六」になっているのだ。

早速、3人でサイコロを振って双六に興じる。
結果は私の優勝!! 客人に華をもたせてくださったか?!

すっかり真っ暗になったまちに、異様に甲高い音が響くじゃんがら自転車で再び繰り出し、一路アリオスへ。
音が鳴る自転車、双六でまちあるき、行った先での展示やゲームや…。

この企画、大人よりも子どものほうが絶対楽しめるんじゃないか、と率直に思った。

地元の子どもが自分たちの地域を知る、地域を知りながらさりげなくアートに触れる、そんな機会を提供できる企画として、小規模でいいので、一回限りではなく、今後も継続して毎年続けてほしいな、と思った。

あるいは、「コロコロまち双六セット」をアリオスのオリジナルグッズとして販売するのもアリかも?!


…なんて感慨にふけっているうちに、いよいよ本日のメインイベント「Alios Plants! × 映研 : いわき映画祭への道」がはじまった。

(次の記事へ)

ひょんなことから、3泊4日の東北旅行が実現!!
AAFネットワークをフルに活かした、中身の濃~い4日間になりました。

その現場で感じたことを、ここに書きとめておきたいと思います。
 
 
 
【第1日目: 2010年3月12日(金)】

4日間も仕事場を空けるとなると、やっつけておかねばならぬことが次から次へと出てきて、結局徹夜で仕事を何とか済ませ、その足で朝の5時半に近江八幡駅へ。

いきなり予定の電車に1本乗り遅れてしまったが、大阪伊丹空港発、福島空港行きの飛行機に何とかギリギリ搭乗できた。ネットで予約した飛行機の格安チケットだったが、携帯電話で2次元バーコードを取得し、チェックイン不要ですばやく搭乗できたのが功を奏した。

飛行機の中でしっかり睡眠をとるつもりだったが、眼下に広がる景色に目を奪われる。

はじめて上空から巨大な琵琶湖がくっきりと見えた。Google Earthのツギハギ衛星画像とは、やはり美しさも迫力もぜんぜん違う。地球と、地上に住む我々との間をとりもつかのように、大地に広々と横たわる、どこまでも碧いMother Lake。

ほどなく、今度は延々と広がる白い雲の絨毯からすっぽりと鋭利な頭を突き出し、陽の光を浴びて輝いている富士山が、これまたくっきり見えた。この山も、地球内部のはるかなるエネルギーを地上に放出するエネルギースポットに間違いない。

…日本一の山と日本一の湖のあまりに美しい姿に心を満たされたまま、まだあちこちに残雪が積もる福島空港(右の写真)に定刻通り無事着陸し、ほぼ貸切状態(大型バスなのに、乗客は私を含めて2人だけ…)のリムジンバスに揺られて、いわき市へと向かう。

バスがいわき駅前の大通りに着き、下車するとすぐ、いわき芸術文化交流館アリオスの森さんが出迎えてくれた。P3の伊藤さんも電車で合流し、3人で森さんの車に乗って、まずは腹ごしらえをすることに。

なんだか場違いなヤシ並木(いわきは東北のハワイと言われているらしい)の広い道をひた走り、車は小名浜の漁港付近に到着。同じく水産業がさかんな福井県の小浜市はオバマ効果でずいぶん盛り上がっているが、一字違いのここ「小名浜」は、一見とてものどかだ。

店の前にイカがズラリと干されている食事処「うろこいち」の暖簾をくぐる。森さんは、どうやらいつもここに客人を連れてくるらしい。1階は海産物直売所で、2階が食堂になっている。店長の趣味か、店内にはゴージャスなカラオケセットが、本棚には往年の名曲ビデオがズラリ。予想通り、お品書きには迫力満点の海鮮丼や刺身定食の写真が並んでいる。

私も、実家の島根(松江市八雲町)に友人を招待するときは、たいてい境港の漁師が経営するマニアックな海鮮料理屋に連れて行くことがあるが、そこと実によく似た雰囲気だ。

キンキカレイという魚が、ここでは有名だというので、それの焼いたのと、海鮮丼を注文した。ちなみに、この店では、焼き魚は、焼くのにとても時間がかかる(その分、味も焼き加減も申し分ない)。そして、何といってもこの店のスゴイのは、お刺身定食をオーダーすると、マグロの刺身がタダでおかわりできてしまう。ごはんやキャベツやみそ汁のおかわり自由はよく聞くが、マグロのおかわりというのは…。

地元の海の幸で腹いっぱいになったところで、アリオスのあるいわきの中心市街地へ向かう帰り道すがら、湯本という場所に立ち寄った。

ここは、名前の通りの温泉街。
とはいえ、華やかな印象ではなく、一見、生活文化の香りがする落ち着いた雰囲気。
味のあるガイドマップを見つけた↓
http://www.iwakiyumoto.or.jp/osanpo.pdf

で、ここが中心になって、ウワサの「いわきフラオンパク」が毎年開催されているらしい。
http://iwakihula.onpaku.com/

常盤支所の駐車場に車を停め、森さんに案内してもらう。

すぐそこにあった「温泉神社」の鳥居の脇には、温泉が湧き出る岩のモニュメント(?)があり、ここが温泉の街であることをいやおうなしに印象付けさせられる。

道中、骨董品屋さんで素敵な手ぬぐいを見つけたり、ファンキーな衣装を着こなす旅館の主と出くわしたりしながら、ひょいと狭い路地に入り、奥へと進むと…突如、「三凾座(みはこざ)」という看板を掲げた古めかしい劇場風のファサードに出くわした。

こんなにすばらしい建物が、こんな路地裏の誰も来ないようなところに建っているなんて…まさしく「未発掘の地域資源」ということばがふさわしい。

ここは、かつて劇場や映画館として使われていたが、客が減って閉鎖されてしまった。
今では、登録有形文化財に指定されているものの、安全上の問題で公のイベント等では使うことができないとか…。巨大木造建築で技術的にもコスト的にも修繕が難しく、あと一歩で解体されようとしていたところを、何とか思いとどまってもらっているという。
解体されずに残せたのは、「お掃除」が決め手だったとか。
有志がボランティアで中をきれいに掃除するから、という約束で、今もちょっとずつきれいにしていっているらしい。

近所に住む所有者さんに鍵をお借りして、中を見せていただいた。
ステージには大きな銀幕が張られ、観客席にはまばらに椅子が置いてある。
長い歴史の重みを感じずにはいられない、すばらしい空間だ。
ここを拠点に、上映会でも展示会でもワークショップでも、何でもできそうだ。
ここを舞台にした物語を創作して劇映画を撮影するのも面白そう。
うまくやれば、この温泉街に客を呼ぶ付加価値としておおいに活用できるのではないか。
…という具合で、ここは、まさしくインスピレーションの泉である。

さて、名残を惜しみながら三凾座を後にし、車に戻ったまではよかったが、ここでひとつ問題発生。三凾座内部で埃が積もった舞台裏や二階席を面白がってずいぶん歩き回ったものだから、そのホコリをたくさん吸い込み、持病の鼻炎(花粉症)の琴線を引いてしまったらしい。この日の夜から、止まらないくしゃみと鼻水に悩まされるハメに…
 
車は、いわきの中心地に向かってひた走る。

道中、大通り沿いに張り出した岩に空いた巨大な穴を発見。
いわきはかつて炭鉱として栄えたまちだが、その遺構とも思えない。リアス式海岸の絶壁でよく見るような類の穴。昔はここが海岸だったのか?!同じ岩にお地蔵様が彫られているところを見ると、地元の方にとっては何らかの信仰の対象だったのかもしれない。ほかにも、炭鉱を掘った土が積み上げられてできた山があるとか、UFO岩なるものがあるとか、そういう隠れたお宝が、やはりどこの地域にもたくさんあるんだな、と改めて感じた。

…それにしても、いわき市は広い。とてつもなく広い。どこまで行ってもいわき市内である。

ようやく、市街地に戻ってきた。
とりあえず、荷物を置きに、予約していただいていたワシントンホテル椿山荘にチェックイン。このホテルの建物には、生涯学習プラザなどが同居しているようだ。一階の角っこにある宝くじ売場はよく当たるので有名らしい。この建物を含め、いわき駅周辺は再開発が進められており、駅前は今も工事中である。この工事が、翌朝私を苦しめることになろうとは…。

ホテルに荷物を置いて、いよいよ本日メインの目的地である「いわき芸術文化交流館アリオス」に到着。目の前に広々とした芝生の公園があり、かなり巨大な建物なのだが、不思議と景観になじんでいて、必要以上に自己主張していない。

正面ゲートから入って突き当たりのところにあるガラス張りの部屋(右の写真)が、今夜開催されるAlios Plants!の会場。ここで、私が映画による地域づくりの事例をお話しすることになっている。今回この旅を実現できたのは、アリオスの森さんがこの企画のために私を呼んでくださったから。

時間は午後4時を回ったぐらい。
Alios Plants!までは、まだかなり時間がある。
そこで…

(次の記事へ)
2010/03/10のBlog
[ 20:09 ] [ 遺言 ]
おそろいの蛍光色のキャップとパーカーを来て、子ども達の下校路に立って毎日その安全を見守っている「西本郷町見守り隊」の皆さんの活動の様子を撮影しました。

普通、見守りボランティアさんといえば、小学生の保護者の両親世代すなわち定年直後の老人と言うにはまだまだ若い元気な世代が中心、という印象がありますが、ここの場合、老人会が主体というだけあって、失礼ながら、70代~80代の見るからにご老体の面々が主力でがんばっておられます。

沿道で乳母車に腰掛けて、文字通り「見守る」だけのおばあちゃんたち。
下校する子ども達よりも、交差点で旗を持って果敢にクルマや子ども達を誘導するおじいちゃんの方が車にひかれやしないか、コケてけがしやしないかと見ていてハラハラしてしまったり。

でも、そうして表に出て、仲間や子ども達と顔を合わせることこそが、きっと彼らの元気の秘訣。そんな様子が垣間見えた日でした。
2010/01/26のBlog
近江八幡界隈ではもっとも早くから、もっとも精力的に小学校の登下校の見守りボランティア活動を展開されている西本郷町の老人会の皆さんを遺言プロジェクトとして撮影することになりました。

単なる活動記録ではなく、エンターテインメントとしての映画作品をめざしているということ、皆さんひとりひとりに意識的に役者になった気分ではりきってもらいたいということ、2・3回の撮影で終わるのではなく暑い日も寒い日も何回も通って時間をかけて撮影していくということを皆さんにご理解いただくため、老人会の寄り合いにお邪魔させていただき、少し時間を作っていただいて、資料をお配りし、ご挨拶と趣旨説明をさせていただきました。老人会長さん、自治会長さんが盛り立て下さり、「みんなで俳優になったつもりでがんばろう!」とハッパをかけていただきました。

これから、ちょくちょく下校時間に「見守り隊」の活動を撮影しに行くことになります。

2010/01/16のBlog
[ 22:43 ] [ 遺言 ]
マルチメディアセンターで定例会をしました。

「長光寺のお豆さん」では、映像に物語をのせるというアイディアがかなり難航しています。
地元出身のシンガーソングライター蜂谷清香さんに詞をお願いし、それを映像とあわせてみるのですが、どうもしっくりこないようで。
このくだりは、もうちょっと試行錯誤が必要そうです。

水郷のOおじいちゃんの映像は、スタッフのKさんの努力で、ほぼ編集がまとまってきました。
「琵琶湖は、もう死んでるねぇ。」という、ちょっとショッキングなOさんの言葉が主題になりそうです。



2009/12/23のBlog
いよいよ、今年ももう終わりです。

遺言プロジェクトも、足かけ3年目に突入。

仏に召された住職さん、老人サロンをリタイヤしたおばあちゃん、すっかり覇気がなくなってしまった水郷のOおじいちゃんなど、プロジェクト半ばにして、それぞれの老人たちも確実に老いが進行しています。

来年こそは、完成に向けて一気にラストスパート!!
決意を新たに、がんばりましょう!!
2009/12/18のBlog
天若湖APから遺言PJに加入してくださったNさんがノリノリでコスプレに挑戦!!

サンタクロースの衣装を着て、老人サロンに訪問。
おばあちゃんたちに久々に再開し、前回撮影した記念写真を額に入れたものをクリスマスプレゼントとしてお渡ししました。

「また、会いましょうね!」
「もう一度、撮影しましょうね!みなさん、名女優になれますよ♪」
再開を約束して、一時お別れ。

ところが、ここでひとつ問題が…。
私たちがお邪魔していた金曜日のサロンが、人数が減ったため来年から解散し、他の曜日に分散することになるのだとか…。
う~ん、困った…
2009/12/08のBlog
[ 19:30 ] [ 遺言 ]
粗編集ができた映像をみんなでチェックし、それぞれのパートについて、今後の撮影&編集方針を整理・検討しました。
2009/12/01のBlog
滋賀県のFM局「e-radio」の朝の人気番組「レイクサイド・モーニング」。

9時からの「平和堂MY DAILY LIFE」のコーナー、今週は映画特集ということで、本日、パーソナリティのカオリンが、われらが「遺言プロジェクト」を紹介してくださいました!!

ありがとうございました!!

e-radio LAKESIDE FM 77.0

http://www.e-radio.co.jp/
2009/11/11のBlog
今日は、伝建地区指定区域内にある、築O百年?のOおばあちゃんのご自宅で、おばあちゃんが俳画をしあげる様子を撮影しました。

長岡監督、スタッフのNさん、連日おつかれさまでした!
2009/11/10のBlog
今日もOおばあちゃんが参加する「気功体操」教室を訪問。
先生の了解を得て、撮影をさせてもらうことに。

先生曰く、この気功体操を始めた人は、その日から何年たっても体が年をとらないのだとか。たしかに、どう見ても70代前半に見える80台のおばあちゃんが、元気に飛んだり跳ねたり。

気のめぐりが良くなって、体がぽかぽかして、みんなとっても気持ちよさそうでした。

2009/11/08のBlog
[ 18:55 ] [ 権座・水郷 ]
今年で3度目、地元主催になって2年目、徐々に定着した感のある権座での感謝祭が、今年も開催されました。

今年は好天にも恵まれ、多くの方で賑わいました。
コンサートはモンゴル民謡とフルートデュオ。
権座にはモンゴル遊牧民の家・ゲルが建ち、羊(のように見えるモニュメント)が点在し、民族衣装をまとったモンゴル民謡歌手と馬頭琴奏者がいて、湖の中にいるはずが、まるでモンゴルの大草原に来たかのような風景が現実のものに。

詳しくは、権座の会スタッフブログで。
http://gonzasuigo.shiga-saku.net/
2009/11/06のBlog
[ 18:35 ] [ アサヒアートフェスティバル ]
AAF参加企画の検証をするため、東京から事務局のEさんがはるばる近江八幡に来てくださいました。

長岡監督と、市民スタッフのKさん、そして事務局の藤田が対応。

まずは、駅前のショッピングセンター内にあるこだわりの地産地消カレー屋さんでランチを食べながら、今年の遺言プロジェクトについてやりとりしました。

なかでもKさんは、遺言PJで生きる活力をもらっていること、ここに参加したことで多くのお年寄りと家族同然の付き合いができ、お互いに元気を与え合っていること、彼らの人生を深く見つめることによって、地域や現代社会のさまざまな課題が具体的に浮き彫りになり、貴重な知識や知恵をたくさん学べたこと、それらの知識や知恵を地域社会に還元する機会も増えたこと、将来は自ら自分の地域で撮りたいテーマがたくさんあること、などを熱く語ってくださいました。

続いて、この夏いっしょに満州旅行をした90歳のTおばあちゃんの自宅を訪問。
中国から帰ってますます健康になり、かくしゃくとしたTおばあちゃんと、2時間近くにわたって直接対談をしてもらいました。

そのあと、マルチメディアセンターに立ち寄り、たまたま市民スタッフのYさんが編集作業をしている様子を見てもらいました。テープの本数と作業の様子を見て、映像作りがいかに根気の要るたいへんな作業かを実感してもらえたと思います。

最後に、近江八幡の旧市街や水郷周辺の地域資源をいろいろ見ていただいて、近江八幡駅までお送りしました。本当は八幡酒蔵工房に一泊していただけたら、近江八幡の市民パワーのスゴさをもっと体験していただけたのですが、その日のうちに舞鶴まで行かないといけないということで…。


今日は、私たちにとっても、改めて自分たちのプロジェクトを外からの目で客観的に検証するとても良い機会となりました。Eさん、ありがとうございました!
2009/10/29のBlog
[ 18:33 ] [ 遺言 ]
マルチメディアセンターの会議室を会場に、毎月開催されている俳画教室。

Oおばあちゃんを追いかけて、その様子を撮影させていただきました。

真剣に絵筆を走らせる受講者さんたち。
みなさん、なかなかハイレベルです。
2009/10/27のBlog
今日も午後からのミーティング。

今日は都合で原監督は欠席。
先日種植えの様子を撮影した長光寺のそら豆の畑で芽が出てきたということで、畑のそら豆の苗の撮影と、秋の風景ということで、野田町の一面のコスモス畑などを交代で撮影しました。

ひとつひとつ丁寧に、狙いを定めて季節のベストカットが撮れるよう、各々、自分なりに工夫されていました。

その後、センターに帰って、映像のチェックや編集作業の手順確認などもしました。
2009/10/03のBlog
今日の定例会は午後からスタート。

粗編集ができあがった映像のチェック、編集作業の段取り確認、今後のスケジュール確認などをしました。

気がついたら、あしかけ2年で撮りためた映像は60分のDVテープで100本以上…。
キャプチャ、編集はたいへん時間がかかる、そして根気のいる作業です。

スタッフの皆さんは、これから空いた時間をみつけてマルチメディアセンターに足を運んでは、キャプチャや粗編集作業をしてくださる、はず。

ちなみに、編集にはAdobe Premiere Pro CS4を使っています。
マルチメディアセンターに備え付けの映像編集用ハイスペックPCに、eSATA接続の2TB外付けHDDを取り付けての作業です。

欲を言えば、キャプチャ用のHDV対応DVプレーヤーが欲しい!!
1台しかないHDVカメラの使用中はキャプチャが行えないのはちょっとツライです。
だれか譲って!!
2009/09/24のBlog
国内最大級のドキュメンタリー映画祭、「山形国際ドキュメンタリー映画祭」で、『ほんがら』の上映が決まりました!!

2009/09/19のBlog
[ 22:56 ] [ アサヒアートフェスティバル ]
近江八幡では、10月3日から1ヶ月間、市民主催による「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展in近江八幡」を開催します。

http://vories.jp/

ヴォーリズ氏が近江八幡に遺してくれた様々な地域資源に、市民自らが一丸となって今一度光を当てることで、市民の誇りと結束を高め、近江八幡を含む湖東地域全体をもっともっともりあげていこう!という壮大な目標を掲げて、美術館や学芸員に頼らず、市民有志による手づくりの、しかし本格的な展覧会の実現に向け、準備作業が急ピッチで進められています。


そのヴォーリズ展の一翼を、「学生実行委員会」が担ってくださっています。

彼らが主催する「サテライト企画」のひとつに、「キッズ学芸員になろう!」があります。AAFではいわずと知れた、長野県のNプロジェクトからヒントや情報を得て企画されたものです。

子どもたちが、ヴォーリズについて学びながら、自ら企画を練り、作品を作り、展示をして、来客に解説をする。子どもたちなりに理解した「ヴォーリズ」が、多くの人たちの心に伝わるといいなぁ。

今宵は、ヴォーリズ展に先立って開催された「八幡堀まつり」。
ライトアップされた子どもたちの「ヴォーリズ建築」は、なかなか美しいものでした(写真)。


詳しくは、「ヴォーリズ展学生実行委員会ブログ」をご覧ください。

今日は、産卵のために川に上ってくる琵琶湖の鮎を撮影しに、スタッフ全員で犬上川へ向かいました。

とりあえず、先日O老人と来た河口付近に到着。
すると、おびただしい数の白サギが、各々下流のほうをじっと見据えて、微動だにせず、川の中にじっと立っています。よ~く見ると、時折、くちばしをすばやく水面につきたてています。鮎の遡上ポイントを知っていて、待ち伏せしているのです。

春先に湖北で鮎の稚魚を撮影したときにもお世話になった「NPO法人旅するおさかなサポーター」の前川氏からアドバイスをいただいて、鮎がたくさんいそうなポイントを探していると…。

いました、いました!

橋の上からみると、無数の鮎が、大名行列のごとく、黒い帯となって河口から川上へと遡っている様子をはっきりと確認できました。

橋の下に降りて、例の「水槽」を使って、水中を舞う鮎の群れの撮影に成功!!

比良の山に沈み行く夕日に照らされながら、1匹1匹が、産卵のため、必死に生きる鮎の群れ。その中に交じっての撮影は、なかなかに感動的でした。

この映像を見れば、きっとO老人も感激してくれることでしょう。