2007/02/18のBlog
[ 01:12 ]
[ 仙台・宮城アート情報 ]
宮城県美術館講堂で、「アクセスアーツフォーラム~障害のある人の芸術活動を通した社会参加」と題した事例報告とパネルディスカッションがありました。
事例報告を行ったのは、「たんぽぽの家アートセンターHANA」の柴崎由美子さんとアーティストの山野将志さん、「アートプラネッツ・みやぎ」・「美楽アートクラブ」の小島まことさん、「ミューズの夢」の島崎詠子さん、「みやぎダンス」の定行俊彰さんの4組。
事例報告を行ったのは、「たんぽぽの家アートセンターHANA」の柴崎由美子さんとアーティストの山野将志さん、「アートプラネッツ・みやぎ」・「美楽アートクラブ」の小島まことさん、「ミューズの夢」の島崎詠子さん、「みやぎダンス」の定行俊彰さんの4組。
美術、音楽、パフォーマンスといったジャンルで障害者とともに歩む団体の事例報告は、実に実り多いもので、しかも当然ながらたいへんリアルなものでした。
それぞれから共通して聞こえてきたのは、アートが人と人を結ぶもの、ということで、障害のある人に焦点があたってはいるものの、障害のある/なしにかかわらず、それはいえることなのだろうと思います。
逆に言えば、あまりに表面的な必要性によってのみ人と人との関係性がとらえられる中で、そうではないある意味純粋におもしろいとか、感動できるという意味で人と人とが関係性を構築できないのはおかしいのではないか、という疑問の中から、こうした障害のある人の社会参加とか、あるいは障害のない人の日常生活、例えば商店街を使ったアート・プロジェクトという発想が生まれてくるのではないかと思いました。
それぞれから共通して聞こえてきたのは、アートが人と人を結ぶもの、ということで、障害のある人に焦点があたってはいるものの、障害のある/なしにかかわらず、それはいえることなのだろうと思います。
逆に言えば、あまりに表面的な必要性によってのみ人と人との関係性がとらえられる中で、そうではないある意味純粋におもしろいとか、感動できるという意味で人と人とが関係性を構築できないのはおかしいのではないか、という疑問の中から、こうした障害のある人の社会参加とか、あるいは障害のない人の日常生活、例えば商店街を使ったアート・プロジェクトという発想が生まれてくるのではないかと思いました。
事例報告の後のパネルディスカッションでは、来場者の質問などをもとに意見交換が行われましたが、おもしろかったのは「アートの質」に関する議論で、この場合、われわれが議論している「質」というのは技術的な質のことではなく、表現の質のことではないか、という宮城県美術館の齋正弘さんの指摘はとても的を得たものでした。
そうした意味でも「こんなもんだ」的な妥協、一見、伝わっていないようだから「意味がない」という的な偏見には決して屈したくないという小島まことさんの強い信念には共感をおぼえました。
そうした意味でも「こんなもんだ」的な妥協、一見、伝わっていないようだから「意味がない」という的な偏見には決して屈したくないという小島まことさんの強い信念には共感をおぼえました。
また、福祉の現場ではその人の力を高めて行く作業をいかに手伝っていくかが現在問われている、という柴崎さんの話は、アートそのものについても言えるように思います。
アート作品はそれだけで意味があるといった考え方もありますが、アートはよりよく生きるための技術(アート)なのだと思います。それははしごのようなもので、上の階へのぼってしまえば、捨て去られてもかまわないものなのではないかと思います。抜け殻のようなそれを大切に保管・保存したりするのは、もうアートの仕事ではないのではないか、そんな風に思えます。
(コメント:門脇篤)
アート作品はそれだけで意味があるといった考え方もありますが、アートはよりよく生きるための技術(アート)なのだと思います。それははしごのようなもので、上の階へのぼってしまえば、捨て去られてもかまわないものなのではないかと思います。抜け殻のようなそれを大切に保管・保存したりするのは、もうアートの仕事ではないのではないか、そんな風に思えます。
(コメント:門脇篤)
2007/02/17のBlog
[ 00:57 ]
[ あれこれ仙台 ]
2007/02/16のBlog
[ 21:35 ]
[ けやきに花を ]
説明会に行って来ました。
吉川由美さんが総括プロデューサーとなり、4月29日・30日の両日、仙台・一番町四丁目商店街をメイン会場に、定禅寺通りや市民広場、せんだいメディアテークなどでも行われるアート・プロジェクトとのこと。
運営キーワードは「コミュニケーション」。単なる作品の陳列ではなく、アーティストが商店街とコミュニケートしながら場をつくっていくとの趣旨で、私にはもってこいの企画です。
私の定禅寺通りに毛糸を結ぶ企画についても、少し時間をいただいてプレゼンしました。時期的にちょっと先行しているので、仙台アートシティプロジェクトのプレイベントとしての位置付けになりそうです。
また、一番町四丁目商店街がメインだとはじめて知ったので、ここでの企画も考えてみたいと思います。
とうとう地元・仙台で本格的なアート・プロジェクトが始動かと思うと、わくわくします。
(コメント:門脇篤)
吉川由美さんが総括プロデューサーとなり、4月29日・30日の両日、仙台・一番町四丁目商店街をメイン会場に、定禅寺通りや市民広場、せんだいメディアテークなどでも行われるアート・プロジェクトとのこと。
運営キーワードは「コミュニケーション」。単なる作品の陳列ではなく、アーティストが商店街とコミュニケートしながら場をつくっていくとの趣旨で、私にはもってこいの企画です。
私の定禅寺通りに毛糸を結ぶ企画についても、少し時間をいただいてプレゼンしました。時期的にちょっと先行しているので、仙台アートシティプロジェクトのプレイベントとしての位置付けになりそうです。
また、一番町四丁目商店街がメインだとはじめて知ったので、ここでの企画も考えてみたいと思います。
とうとう地元・仙台で本格的なアート・プロジェクトが始動かと思うと、わくわくします。
(コメント:門脇篤)
[ 14:51 ]
[ 仙台・宮城アート情報 ]
美術家・開発好明さんの発案で2001年から始まった「サンキューアートの日」。毎年3月9日をアートの記念日にしようというもので、内外から多くのアーティストがこの日に向けてちょっとしたアートでサンキューな企画を用意しています。
仙台市内でも「タマニカイ」やうじまりさんの個展など、これと連動した企画があります。
私も、これまでにさまざまな場所で作品をつくるのに使った毛糸の切れ端を、その作品の画像とともに先着39人にプレゼントする、というのをやります。まだまだ39人に達していませんので、ご希望の方は「39アートの毛糸希望」と書いて、送り先住所・氏名をメールで(erigolbun@ybb.ne.jp)教えてください。3月9日頃にお送りします。
(コメント:門脇篤)
仙台市内でも「タマニカイ」やうじまりさんの個展など、これと連動した企画があります。
私も、これまでにさまざまな場所で作品をつくるのに使った毛糸の切れ端を、その作品の画像とともに先着39人にプレゼントする、というのをやります。まだまだ39人に達していませんので、ご希望の方は「39アートの毛糸希望」と書いて、送り先住所・氏名をメールで(erigolbun@ybb.ne.jp)教えてください。3月9日頃にお送りします。
(コメント:門脇篤)
2007/02/15のBlog
[ 23:59 ]
[ 仙台・定禅寺通り ]
[ 15:09 ]
[ 仙台・宮城アート情報 ]
2007/02/14のBlog
[ 17:26 ]
[ 仙台・定禅寺通り ]
[ 14:10 ]
[ あれこれ仙台 ]
2007/02/13のBlog
[ 23:43 ]
[ 仙台・宮城アート情報 ]
仙台のアーティスト・斉藤道有氏からお知らせが届きました。以下転載。
***************:
こんにちは。斉藤道有です。みなさまいかがお過ごしでしょう。
さて、来月3月9日(金)~11日(日)に行われる「タマニカイ6-inside・outside-」のご案内です。
また、昨年に引き続き映像作品を広く一般公募していますのでみなさまのご参加おまちしています。
「タマニカイ6 -inside・outside-」
http://www.onat.jp/tamanikai/
「inside・outside(インサイド・アウトサイド)」。
この言葉をテーマに一般公募された39秒の映像作品が、3月9日から11日までの3日
間、バス通りに面したアパートの窓に(霊屋第一コーポ103号)に
夕刻よりループ上映されます。(作品募集中!)
◆会期:2007年3月9日(金)~11日(日)
◆日時:夕方6時頃~10時頃まで
◆場所:霊屋第一コーポ101・103号(980-0814 仙台市青葉区霊屋下8-8)
※駐車場はありませんので徒歩、バス等の交通機関をお使いくださることをお勧めします。
◆その他:会期中は101号室にこたつをおいて一般開放いたしておりますので、どうぞお気軽おいでください。
募集要項、ポスターなどはウェブサイト等で手にいれることができます。
(転送自由)なお、このメールはbcc送信されております。
***************:
こんにちは。斉藤道有です。みなさまいかがお過ごしでしょう。
さて、来月3月9日(金)~11日(日)に行われる「タマニカイ6-inside・outside-」のご案内です。
また、昨年に引き続き映像作品を広く一般公募していますのでみなさまのご参加おまちしています。
「タマニカイ6 -inside・outside-」
http://www.onat.jp/tamanikai/
「inside・outside(インサイド・アウトサイド)」。
この言葉をテーマに一般公募された39秒の映像作品が、3月9日から11日までの3日
間、バス通りに面したアパートの窓に(霊屋第一コーポ103号)に
夕刻よりループ上映されます。(作品募集中!)
◆会期:2007年3月9日(金)~11日(日)
◆日時:夕方6時頃~10時頃まで
◆場所:霊屋第一コーポ101・103号(980-0814 仙台市青葉区霊屋下8-8)
※駐車場はありませんので徒歩、バス等の交通機関をお使いくださることをお勧めします。
◆その他:会期中は101号室にこたつをおいて一般開放いたしておりますので、どうぞお気軽おいでください。
募集要項、ポスターなどはウェブサイト等で手にいれることができます。
(転送自由)なお、このメールはbcc送信されております。
2007/02/12のBlog
[ 00:02 ]
[ あれこれ仙台 ]
2007/02/11のBlog
[ 23:12 ]
[ 仙台・宮城アート情報 ]
東北文化学園大学山本研究室のまちづくりワークショップのご案内です。
私は昨年12月、「アートとまち」をテーマに、塩竈市本町通り商店街の「本町通りまちづくり研究会」と大漁旗でクリスマスツリーをつくる「大漁旗ツリー」を制作しましたが、そのおり、まちづくりのフィールドワークとして塩竈に入っている山本先生と学生さんたちに出会いました。空店舗をリノベーションする企画など進められており、今回2回目のワークショップを開催されます。
目下、私は塩竈では7~8月の開催に向け、「もとまちアート・ウォーク」を進めていますが、この中でも山本先生の研究室と連携していこうということになっています。
(コメント:門脇篤)
****************
私は昨年12月、「アートとまち」をテーマに、塩竈市本町通り商店街の「本町通りまちづくり研究会」と大漁旗でクリスマスツリーをつくる「大漁旗ツリー」を制作しましたが、そのおり、まちづくりのフィールドワークとして塩竈に入っている山本先生と学生さんたちに出会いました。空店舗をリノベーションする企画など進められており、今回2回目のワークショップを開催されます。
目下、私は塩竈では7~8月の開催に向け、「もとまちアート・ウォーク」を進めていますが、この中でも山本先生の研究室と連携していこうということになっています。
(コメント:門脇篤)
****************
第2回塩釜本町まちづくりワークショップ 「みんなでつくるまちづくり拠点プロジェクト」
参加者募集!!
日 時 2月22日(木)18:00~20:00
会 場 市民活動推進室(塩釜市本町9-30)
内 容 好きに使っていいスペースがあったとしたら、
あなたは何をしますか?
みなさんが暮らす“まち”に『どんな活動が
あるといいのか』、その拠点として『どんな
場があるといいのか』。インテリア模型を使
いながらまちづくり拠点についてみなさんと
一緒に考えていきます。
楽しい作業と意見交換をしながら、塩釜のまち
づくりにあなたも参加してみませんか?
応募締め切り 2月19日(月) 参加定員20名
市民活動推進室 まで
主 催 東北文化学園大学
住環境デザイン学科 山本研究室
協 働 hokusui(北野央氏)
協 力塩釜市産業部商工観光課
本町通りまちづくり研究会
お問い合わせ
市民活動推進室 TEL:361-1773 FAX361-1782
フライヤーダウンロード↓
http://www.geocities.jp/erigolbun/tairyo/bunkagakuen01.pdf
参加者募集!!
日 時 2月22日(木)18:00~20:00
会 場 市民活動推進室(塩釜市本町9-30)
内 容 好きに使っていいスペースがあったとしたら、
あなたは何をしますか?
みなさんが暮らす“まち”に『どんな活動が
あるといいのか』、その拠点として『どんな
場があるといいのか』。インテリア模型を使
いながらまちづくり拠点についてみなさんと
一緒に考えていきます。
楽しい作業と意見交換をしながら、塩釜のまち
づくりにあなたも参加してみませんか?
応募締め切り 2月19日(月) 参加定員20名
市民活動推進室 まで
主 催 東北文化学園大学
住環境デザイン学科 山本研究室
協 働 hokusui(北野央氏)
協 力塩釜市産業部商工観光課
本町通りまちづくり研究会
お問い合わせ
市民活動推進室 TEL:361-1773 FAX361-1782
フライヤーダウンロード↓
http://www.geocities.jp/erigolbun/tairyo/bunkagakuen01.pdf
2007/02/10のBlog
2007/02/09のBlog