「五感アートラボ・共感覚の森」宮城県美術館

宮城県美術館県民ギャラリーで今日まで行われていた宮城教育大学主催の「五感アートラボ・共感覚の森」を見に行って来ました。

会場には子供たちが描いた100枚の絵と、アーティストが作った五感をテーマとした作品が展示され、今日は村上タカシ氏による作品ガイドと、その後「子どもはなぜ描くのか」と題されたシンポジウムが行われました。
写真は宮城教育大へのモンゴル人留学生の協力を得てつくったという村上氏の作品「Asian Dream」。

ゲルの中には畳が敷かれ、モンゴル語や中国語、韓国語、日本語でひつじを数える声が聞こえてきます。お香がたかれ、ゲル中央にはお米の山とあかり。
とってもリラックスできる空間です。

テープを使ったインスタレーションを制作した吉岡まさみさん。昨年、山形美術館でも拝見しました。たいへんすばらしいインスタレーションですが、目に障害があってはじめた手法だそうです。

未来派図画工作という名前で出されていた鹿野護さんの作品は、影に反応して画像が動くというもの。とってもハイテクなインタラクティヴな作品でした。

(コメント:門脇篤