宗田先生の講演「なぜイタリアの村は美しく元気なのか」を聴きました

8月8日の夜、学芸出版の3Fで京都府立大学の宗田先生の出版記念講演会「なぜイタリアの村は美しく元気なのか」に参加しました。
宗田先生は、スローフード運動やアグリツーリズモを支えるイタリアの農村と農業の大きな変化、都市住民の意識の動向を歴史的に生き生きと紹介されました。
グローバルな発想を持ちながら、足下のローカルな暮らしや生産を着実に進展させているイタリア国民の確かさを知りました。
農村の風景は美しく、電柱は地下化されているそうです。外見から整える従来の日本的な発想では無く、イタリアでは農業生産の本質から美しい風景や景観が生み出されているというお話は、私たちの伝統建築を守る活動にも大いに参考にしたいと思いました。良い話を聞かせていただきました。なお、宗田先生の「なぜイタリアの村は美しく元気なのか」という著書は白石の私物ですが古材文化の会にありますので、お貸しします。ご一読ください。参考になりますよ。 (白)、