大漁箱ワークショップの打ち合わせへ

8月以来の塩竈です。
最近はすっかりご無沙汰してしまい、塩竈の変貌ぶりにびっくりさせられます。
まずはこの県道北沢・浜乙線。塩竈神社の男坂の前を通り、本町通りをバイパスするこの道がほぼ完成。
本町通りが裏通りになってしまうのか、あるいはおもむきある通りとしてかえってこれを機に新たな取り組みのチャンスになるのか、非常に重要なところです。

本町通りを走らせていると、突如として銭湯のようなおもむきの(?)ものすごく立派な建物が出現。
造り酒屋の浦霞さんの新しい社屋だそうで、事務機能がここに入るそうです。
ファザードは塩竈の古いお寺のものを譲り受けたとのこと。
本町通りの新しい景観として期待できそうです。

今回のワークショップの窓口になっていただいているのは、熊久商店の熊谷さん。
塩竈の地酒はほとんどすべて手に入るほか、ワインや粉ものも扱っています。本町通りまちづくり研究会メンバーの若きホープ。
この日も打ち合わせでいろいろな視点を出してくださいました。たとえば、お昼をはさむなら、家が近いといっても家に帰して昼食をとるのではなく、みんなでいっしょに食べたらどうかとか、あらかじめこちらで店を設定するのではなく、ワークショップに参加する子供たちにある程度まかせたらどうか、など。たいへん重要な点だと思います。

ちなみにこの熊久さん、昨年の「もとまちアート海廊(ウォーク)」では、「熊久書展」と題し、筆字のアイキャッチを作品として紹介させていただきましたが、よく見ると店先にはさらに絵まで! ますますアートエリアを拡げている熊久さんです。

打ち合わせをしていると、同じ「まち研」メンバーで塩竈市役所の商工観光課に勤める阿部さんが、「仙台・宮城デスティネーション・キャンペーン(DC)」のためにつくったのぼりをもって登場。今、塩竈の街じゅうにこれが設置されているはずです。
本当に町をあげて盛り上げようという意気が感じられます。
「大漁箱ワークショップ」も、微力ながらこのキャンペーンの一助になればいいなぁと思います。

門脇篤