NPOフェスタの最後を飾る「クロージングフォーラム」の開催!

(%エンピツ%)みのおフェスタ2011クロージングフォーラム
今年のテーマは「今、そしてこれからを考える!〜箕面発、震災後の復興支援〜」 
NPOのこれからを考える上でも、東日本大震災後の復興支援は、私たちの大きなテーマです。
9月24日(土)NPOフェスタの最終日、箕面の地で自分たちの活動や日常を通してできることを考え、全国で広がる「支援のありかた」の今後の展望を考えるフォーラムを開催しました。
フェスタに出展した箕面で活動する市民活動団体の方々など、約40名の方々が参加されました。

【第1部】は、報告「被災地支援の動き〜行政(箕面市)と市民(NPO)〜」と題して、
(%ニコ女%) 行政の立場から、保健師として現地に入られた箕面市健康福祉部健康増進課担当主査 中島佐和子さん 
(%笑う女%)NPOの立場から、数か月にわたり被災地に常駐し、ボランティアコーディネートなどの支援をされている(社福)大阪ボランティア協会 事務局主幹 岡村こず恵さん
現地の支援活動の経験から、お二人にご報告をしていただきました。

【第2部】は、パネルディスカッション「被災者支援とその思い」と題して、以下のパネリストの方々にそれぞれの立場から支援活動の紹介をして頂き、第1部のお二人も加わって今後の復興支援についてディスカッションをしました。

〈パネリスト〉
(%笑う女%)共生社会東日本地震被災者救援・支援の会 副理事長 坂口一美さん
箕面市在住の市民。大阪市立大学修了生の仲間と共に会を結成。
4月より宮城県気仙沼に入り、フットワークのよさと日頃のつながりを活かした支援活動を展開。

(%ニコ男%) 阪大災害支援ボランティアサークル すずらん 代表 成川隆文さん
大学で開催された説明会をきっかけとして結成。
岩手県野田村での現地支援など、中長期的な視点に立ち、学生(若者)の力で被災者を元気づけようと活動中。

(%ニコ女%)(特活)市民活動フォーラムみのお 専務理事・事務局長 須貝昭子
支援したい市民の思いを受け、アーティストたちによるチャリティコンサート、カラーセラピストたちによるチャリティイベント等を共催。箕面で出来る支援を模索中。

◆第1部と2部を通して、コーディネーターの柏木 宏さん(大阪市立大学大学院創造都市研究科 教授)が、それぞれの立場でできること、協働(コラボレーション)してできることなどについて、各パネリストから現状や課題を引き出して頂きました。

フォーラムの最後では、短い時間ながら会場との意見交換もありました。
アンケートでは、
(%黄点%)「被災者支援の難しさなど、実践されてみえてきた課題が語られ、参考になった」
(%青点%)「「何かしたい」思いを形にする仕掛け、つなげていく力、枠組みがとても重要だと思いました」
(%赤点%)「時間が極端に不足して、消化不良で終わったが、内容は非常に濃いものであった」
(%緑点%)「市民として今後なにができるのか行動していきたいと思います。」
などの声が寄せられました。

(%ひよこ%)今後の支援やそれにつながる日常活動について熱い思いの伝わるフォーラムになりました。
登壇者の皆さま、参加者の皆さま、ありがとうございました。(%ニコ男%)