江戸小噺の体験から 失敗より「気づき」

こんにちは。
江戸小噺笑い広げ鯛の姉妹団体
「音読小噺まってました」は、
7月に発足しましたが、
昨日 初めてのボランティアでした。
ボランティアセンター職員さんに、声をかけていただきました。

おそろいの袖なしの半被を着て
元気に登場。
いただいた45分の中で、小噺の音読、参加者の方と一緒に読む音読小噺、
個人発表、そして 小噺のかるた取り。
改善点は ありますが、みんな「楽しかったね〜」と言えたことが1番。
次につながって いくことでしょう。

はじめてであっても、ベテランでも
何かをする時 失敗に気づいて、「あちゃ」と思う事があります。

例えば、時間配分。
1つが長引くと ほかが短くなって、後の人ほど小噺を変更したり、
1人小噺をやらない人が出たり・・・

仲間が集まって気持ちよく協力をするには、
1人1人が 全体を見ている目線と
次の人や 他の仲間の気持ちを考えるような
思いやりが いるな〜と感じています。

こうすべき・・・で動くのではなく
こうすれば みんな気持ちよく居られるかな と思う。

でもね、実際は 結果そうなってしまったりするもので
わざとではありません。
そこにまた 受け入れるという思いやりも 必要かと。

ゆとりを持って 事にあたるには 経験を重ねていることそのものに 〇をして
当事者は、「失敗した!」と思いすぎないことも 大切だと思っています。
むしろ、「そうか、今度はこうすればいいんだ」と「気づける」かどうか。
そして それを次の行動に活かせるかどうか。
そこに 個人の成長があるんだと思います。

その瞬間、自分は そうだったんだ。と認識すれば OK.
いい悪いとか、成功と失敗は 個人的な価値基準があるので
楽しんでやろうと思うボランティアでは
流れる水の(低い)目線になって、
お互いを認めあうことを 大事にしたいな〜といつも 思っています。

チャレンジすることが 素敵で、そこにはその人の命の輝きがあります。
そこに拍手 拍手。
誰にでもある 足りない部分は、自分で気づいていますから
その人の課題になることでしょう。

上手くいかなかったことは その課題をまだ卒業していないからだと
思います。ですから、成長途中ということ。

まわりのせいにしないで、自分に何ができたのか
そこに課題を見つけることを 心がけたいものです。

そう言いながら、私の失敗談 ありました。
(文字ではそうなりますが、気持ちでは 「気づいた。はい次!」なので
心の凹みは それほどではありません。

ホンマルラジオの9回目。
始まりました〜。
嬉しい 落語家、女性の真打ち 桂右團治師匠(写真)を迎えての収録に
小噺を促された時、頭から 言葉がすっぽり飛んでしまいました。

アドバイスいただく言葉をかける予定でしたが、ここも 飛んでしまっていて、
笑門(わらいもん)にいる私は 自分の準備の至らなさに気づかされましたが
多くの桂右團治師匠ファンの皆さまには 申し訳ない気持ちで
いっぱいになりました。

今回の
私の体験は、話しの失敗例にもなりますし
いい悪いはなく、ただ 言葉が飛んだ私がいたな^と。 
大げさに思いすぎないで、さぁ 今日も「今に集中!」です。
過去は変えられませんので。
この思考は、きっと 江戸庶民風なんだと思います。

今の集中度合いが、未来の道になりますから 今が肝心。
心が、過去の後悔にいかないよう しっかり今に居ることを 意識をしています。

私は、出来事を評価ではなく、現状認識として 捉えます。
自分ではなく 誰かの失敗に見えることも
その人の現状が、わかった・・・ということで、受け取ります。

ラジオの方は 幸いにも、時間を空けないで すぐに10回目の収録もしたので
そちらは、スムーズにいきました。29日に公開されます。

では、お時間ある時に 
第9回をお聞きください。
http://honmaru-radio.com/category/takano_mayumi/

心の持ち方次第で 気持ちの軽さが 変わります。
今日も 笑いある1日をお過ごしください。 そよ風
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【夕立や】

「夕立や〜、夕立や〜」
売り声をあげて男が通っていきます。
〈めずらしい商売だなあ〉
と見ていると、向こうから娘が出てきて、
「夕立を3文ください」
と言いました。夕立やが
「三文とは、あまりにもすくないが、なにに使うんだい?」
とたずねると、
「はい、さくら草にかけるんです」

【置く場所は?】

「おい、日が暮れてきたから、早く火を灯せ」
すると、小僧さんは行灯に火をつけて、ウロウロしています。
「なにをしてるんだ?ここに置けばいいんだ」
すると、小僧さんが
「暗がりに置いてもだいじょうぶですか?」

【望遠鏡】

ある男が、湯島の高台から、望遠鏡でほうぼうをながめていましたが、
そのうち、望遠鏡の先に片手を出して、おかしな仕草をしています。
ふしぎに思った友だちが、
「なにをやってるんだ?」とたずねると、
「浅草の仁王門のところに金が落ちてるんだよ。あれを拾おうと思ってな。
もう、ちょっとで、手が届く・・・・」

 ※出典 子どもも、おとなも楽しめる③ 江戸小ばなし フレーベル館より

お後がよろしいようで・・・