5/3イベントと音読江戸小噺ボランティア講座を開催 / 小噺 その6

こんにちは。GWいかがお過ごしでしょうか?
とても ありがたいことに
国際セラピスト協会主催のイベントに出演します♪

5月3日 【Beyond Golden Week】 午後2時〜6時 JR田町駅近くです。
コンセプトは4つ・・・
①いつもと違う『楽しい時間』
②いつもと違う『人との出会い』
③いつもと違う『理想の未来』
④いつもと違う『自分との出会い』

1,中島輝先生講演(国際セラピスト協会代表)
「あこがれを現実に変える」ための潜在意識の使い方
2,EDO&JAPAN流コミュニケーション術」 ・・・ 小噺を楽しみましょう♪
3,「色彩心理で分かる幸運になる。あなたの天性の気質」
4,「悩みを乗り越えるヒントが浮かんでくる」トークセッション
※ 懇親会もあります。

詳細はコチラです。
https://peraichi.com/landing_pages/view/goldenweek
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さて、小噺は好きだけど、覚えるのは苦手とか、人前では無理という声を
時々聞いていました。 そこで、いい事を思いつきました。

「音読!」そう、小噺の読み聞かせです。
市内には絵本館もあり、読み聞かせのグループが沢山あります。
そんなつながりも生まれることを願って・・・

新しく、【江戸小噺の音読ボランティア養成講座(全4回)】の開催が決まりました。
読めばいいので、誰にでも 簡単に出来ます!
そして 小噺を一緒に広げる もう1つ「音読小噺の団体」が生まれるきっかけを作ります。

6/9.13.20.27(土) 午前10~12時
共催 みたかボランティアセンター/ 江戸小噺笑い広げ鯛(写真は一部)

今年は、モデル地域の地元に限らず、いろいろな形で日本中に発信して行こうと
思っています。
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では、粋な江戸っ子の優しさも伝わってくる GWにぴったりの小噺です。

 小噺【 芋 】

□江戸っ子は皐月の鯉の吹流し、口先ばかりハラワタはなし」と言いまして 江戸っ子には、はらわたがなかった。してみると、塩辛にはならなかったそうですが、ぽんぽんぽんと威勢のいい啖呵をきりましても、すぐに忘れてしまいます。
腹の中には何もないという、さっぱりとした気性でして。
また、義侠心がございまして、人が困っていると黙っちゃいられない と言うのが 江戸っ子で・・・。

○旦那 「今、帰(けえ)ったよ、おっかあ。」
●女房「お帰んなさい。」
○旦「たけんところ寄ったらよ、かみさんと二人で芋食っているんだい。訳を聞いたら 飯(めし)がねえってんだ、情けねえ話じゃねえか。おい、おっかあ。ちょいと たけの と ころに飯届けてやれ。」
●女 「届けんのはいいけどさ、お前さん、おかずが何もないんだよ。」
○旦「おかずがない?いいよ、飯に塩かけて食ったて、うまいもんだ。 とにかく早いと ころ届けてやんな おー行ってきな、行ってきな。」
・・・
●女 「お前さん、行ってきたよ。」
○旦「おお、ご苦労さん。どうだった?」
●女「喜んでたよ、たけさん。おかみさんも涙をこぼして食べていた。」
○旦「そっか、そいつはよかった。あ〜、なんか腹へったな。 ちょいと、 飯の支度して くんな。」
●女「何言ってんだね。今たけさんのところに持って行ったから、おま んまないよ。」
○旦「そうか、じゃ芋買ってこい。」

※このオチがしっかりわかるためには、前半で芋が出来てきた時に、その大事なところを聞き逃さないように はっきり伝えて 印象に残すといいと思います。
「芋だよ〜芋!」 いろいろ工夫してみてください。

小噺 「芋屋のかみさん、年とったね〜。」「 いや〜ふけたよ。」

お後が よろしいようで・・・ そよ風