温かい思いを形に「北野寄席」そして「金メダル」

こんにちは。

今、わたし達の活動は 2回の定例会の他に 
毎月 江戸小噺を楽しむ会を 開いています。
そんな時 鯛員Aさんから 自分の町で「寄席を開きたい!」
という声が 上がりました。

会場を借りる手配 連絡
地域で、当日に協力してくれる方への声かけ
チラシ原稿作り
チラシの配布を手伝ってくださる民生委員さんへの協力依頼

寄席で一席披露する鯛員の募集と、当日の順番決め
色物をやってくれる鯛員への声かけ
当日準備の役割 分担 その連絡

Aさんは 率先して どんどん決めて どんどん行動して
準備は 早すぎるほど 進んでいます。
ここまでやったら 大成功することでしょう・・・確かな未来に。

何が Aさんを 動かしているのか?

行動には 理由があります。

Aさんの町は 市内のはずれ。畑が多い静かな地域です。
東京なのに、バスが 1時間に1本。
不便が多いです。

そんな土地柄もあってか、数年前 高速道路が町中を通る計画が決まり、
あちこちに 工事現場が増えて
工事の高い壁の横を歩くことも 多くなりました。
そのために 立ち退いた人も 200人。
地域のつながりが切れて 別れがたくさん あったそうです。
高齢者にとっては 随分 寂しい思いが あることでしょう。

だから Aさんは、地域の高齢者の方に
沢山 沢山 心から 笑ってほしかったのです。

自分のため・・・ではなくって
地域の方々の笑顔のために。
all for you
の気持ちがありました。

とても 愛情深い気持ちをお持ちのAさんです。
何でも 全力投球。

愛情が心の根っこにある行動は 素晴らしいこと♪ 
いつも 日々の活動も 全力で助けてくれるAさんです。

北野寄席 7/3(日)13:30〜15:30
12人の小噺と、2人の色物も入って ただ今 準備中。楽しみです。
・・・

昨日、ある高齢者施設(15回目)に江戸小噺のボランティアに行きました。
終了すると 突然のサプライズが ありました。
何とびっくりぽん。
職員さん手作りのキャンディレイで作った金メダル(写真)と
活動の写真をまとめたミニアルバムを
いただきました。
何て 素敵なプレゼントでしょう。

ここまで続けて来られたのは 職員さんの大きなサポートのおかげ。
そして 多くの仲間のおかげです。
ありがたい。ありがたい。
80歳くらいのおばあさんは、ここ数回前から 江戸小噺を楽しみにしてくれて
自分でも 小噺を作り始めています。
そして 昨日は 2席 私たちが 聞かせていただきました。

小噺(おばあさんの創作)
うちの旦那様は、何でも「おい!」と 呼びつけます。
「おい、お茶!」
「おい、新聞!」
そんなある日、外に誰かが やってきました。
「おい、誰が来たか 見てきて!」
すると外から
「おい(甥)!」

職員さんの心遣いと おばあさんの小噺
最幸の1日になりました。

町の隅々まで 江戸小噺の笑いが広がることを願って。