2014/07/28のBlog
[ 22:29 ]



何となく暑さが慢性化してきた頃に
ふと起こる突然の自然のいたずら。
心の準備もなしに
突然やってきます。
夏の空に描かれる
華麗なる魔法の世界。
摩訶不思議な雲がやってきたと思うと
さりげなく何事もなかったかのように
急に真っ暗になりだして
その劇は始まる。
始まりと終わりは一対のものであり
その陰と陽は雲泥のものであるのかもしれません。
そのコントラストが
感動を呼ぶのかもしれません。






夏の風物詩なのかも。
心から被る土砂降りの雨。
一瞬にして消え去る雨の音、
そしてにおい。
何事もなかったかのように
またいじらしい太陽が顔を出します。
夏にしか、
いや夏だからこそ経験できる自然の劇。
その劇に当てはまる音楽も人それぞれ。
感じる音、受け止める瞬間で
聞こえてくる音楽、創造する音楽も
様々な音色で耳に響いてきます。






地面の水溜りも
知らない間になくなってしまいます。
ひと時の自然の時間中で
感じる物音や目に映る現実の舞台。
心地よさを得るために
少しだけ、ほんの少しだけ与えられる
スパイスのような時間。
何を思い、何かを残し
季節はちょっぴり過ぎていきます。






来る7月30日(水)と8月12日(火)の
お昼2時からの2時間 全2回
大阪市西区にある
大阪市立中央図書館 1階おはなしのへやで
開催されるのが
「夏休みこども図書館員講座」。
夏休みに、こども図書館員に
チャレンジしてみるというものです。



2014/07/24のBlog
[ 22:16 ]
[ 地域との協働 ]



風を吹き寄せ
灼熱の太陽が頭上に輝き
コンクリートの陽炎が
今日の暑さを連想させます。
心地よい気分とひんやりした空気。
吹き出る汗の時間の隙間から
涼しげな青い海と白い雲が
浮き上がってくるようです。
夏の初めは何となく
うきうきソワソワ。
ひまわりの花も当たり一面に咲き乱れ
心の渇きを潤してくれます。






そしてやがては夏の終わり。
この短くて永い季節に
何を思い、何を感じ、何を体験し
そして、どれだけ大きくなるのでしょうか。
成長する人、動物、草木、もの
どれだけの時間がどれだけのものを
大きく大きく夏色に染めていくのか
それは経験したものしか分かりません。
スイカの季節、花火の季節、蛍の季節。
浴衣の夏。






人それぞれの思い出を提供しながら
人それぞれの時間を使い
人それぞれに大きくさせていきます。
でもそれは
過ぎ去って初めて気づくもの。
夏の最中は、
気づくことさえ難しいのかも。
ふと日陰に立ち寄る瞬間に
影法師が教えてくれるかもしれませんね。
こんがり焼けた夏の少年たちが
澄み切った目で秋を大きく捉えるように
夏を見続けていたいものですね。
だから夏。






来る8月2日(土)の朝10時からの2時間
大阪市西区にある
大阪市立中央図書館の
5階中会議室で開催されるのが
「夏休み工作教室」。
夏休みの自由研究にも使える
工作教室です。
①カード入れ
②紙コップでつくるゆらゆら人形
③牛乳パックでつくるカゴ
の3つの工作。



2014/07/15のBlog
[ 22:23 ]
[ 地域との協働 ]



風鈴の音 蚊取り線香 打ち上げ花火
太古の昔から平成の世まで
夏のイメージや思い出は
季節とともに浮かび上がっては消えていく。
大きな太陽の暑さとともに
気持ちまでも熱くしてくれる夏。
音楽 海 スコール
カキ氷 スイカ割り 焼けた砂
ひとつひとつの出来事までが
自然の風景に溶け込んでいく。






去った後の爽快感を思えば
なんとなく許してしまう。
短い夏 長い夏。
人それぞれに思う感覚は違えど
やってくるという事実が
目の前にあるということは
動かしがたい事実。
本当の夏がやってくる。






感じているその瞬間は
あまり夏を意識しないもの。
夏が来るまでの間
夏が過ぎ去るそのとき
夏を強く意識するのかもしれない。
成長と青春の夏。
子供の頃からあこがれていた季節。
体験すればするほど
ワクワクしていたあの思い出。
また今年も暑くてギラギラした太陽の下
あの夏がやってくる。
思い出という宝物を与えるために。






来る
8月10日(日)の
朝10時半からの1時間45分
大阪市立こども文化センターで開催されるのが
こども劇場 映画「マダガスカル<日本語吹替版>」。
動物園を飛び出したら、
楽しい世界がきっとある!?
弱肉強食の自然界で
友情が試される!?
都会育ちの動物たちが
野生の世界に戸惑いながらも
力を合わせて困難を乗り越えていく
友情と冒険の物語。
コミカルな動物たちのハチャメチャ大冒険が
マダガスカルではじまります!



2014/07/10のBlog
[ 22:08 ]
[ 地域との協働 ]



その音が心地よかったり
その肌触りが気持ちよかったりしたとき
どこからやってきたのかと
風の来た道を振り返るときがあります。
風が通り過ぎていくその瞬間
風と自分が一瞬、同化する気がするとき
心の持ち方ひとつで
風を感じることも風なんてなかったのかと
ぶっきらぼうに思うことも
人それぞれであり、心もそれぞれ。






何が待っているのか
何を追いかけているのか。
誰も知らない。
風しか知らない風の行き先。
風の行く先を知りたいと思うことは
風に興味があるからなのか。
それとも行く先に興味があるためなのか。
強い風、弱い風、冷たい風、暖かい風。
それぞれの心とそれぞれの季節。
なぜか心が動いてく。






人にも木々にも街にも
動物にも小鳥にも虫たちにも
その風は何かを感じさせて
さりげなく流れていく。
何事もなかったかのように。
不思議な時間だけが流れて
また新しい風がやってくる。
心の中にも新しい風。
思いはいつの時代も同じかもしれない。
風が吹いていること
ただそれを受け止めるだけ。






来る8月30日(土)と31日(日)の
夏休み最後の2日間
大阪市西区にある
大阪市立こども文化センターで開催されるのが
「大阪市こども文化フェスティバル」。
大阪市内で活動している
子ども達のグループによる合同発表会。
吹奏楽、歌、ダンス、演劇、ミュージカルなど
様々なジャンルの公演が
本格的な音響、照明設備の整った舞台で行われます。



2014/07/08のBlog
[ 21:58 ]



雨の日はバラードでも聴きながら
幼い日々の思い出をめくりながら
心の栄養を少しだけ増やしていく。
そんな時間を作るのもまた雨の日。
シトシト降る雨もザーッと降りしきる雨も
横殴りの雨も霧雨もまたそれぞれで雨。
たくさんの雨の季節を乗り越えて
晴れの季節が輝くように
たくさんの晴れの季節を乗り越えて
雨の季節がまた心に栄養を与えていく。






演歌もジャズもロックもバラード。
少しずつゆっくりと走り出す車のように
エンジンの音を静かに遠慮がちに響かせて
するりと動き出すバラード。
演奏が始まると思考回路が一旦停止して
演奏の中にのめり込む。
それが始まり、きっかけ、スタート。
そのうちにそのうちに
長い長い時間が過ぎて
たくさんの物事が左から右へ浮かんできては
その物事から次の物事へと紡ぎながら
心を照らしていく。






素直な心が栄養を吸収する。
素敵な瞬間、バラードのとき。
雨の日が与えてくれる恵みの瞬間。
振り返る時間と止まる時間
それから始まる明日への時間。
ゼロからなのかマイナスからなのか
スタートするのは雨の日から。
素敵な心、素敵な時間
計算されたかのようなこの一瞬。
雨の日は今日もバラードで。






来る7月26日(土)の
お昼12時15分からの45分
大阪市北区梅田にある
大阪市立総合生涯学習センターで
開催されるのが
「総合生涯学習センター ランチタイムコンサート」。
小さな子どもたちも一緒に楽しめる
コンサートです。


