2017/04/04のBlog
[ 14:23 ]
[ 出前授業と講座2015~ ]
プログラムは「CEPいじめと人権ワークショップ」
対象は小学5年生3クラス
通常は「いじめと人権」は6年生から中学生対象ですが
3学期末で、もうすぐ6年生のため
「いじめと人権」を実施しました。
以下は参加した子ども達の感想の一部です
・いじめや犯罪をするとやられた人はずっと心に残ることが分かった
いじめと犯罪の種類が分かったのと、その内容が分かって
自分ではまだ許されると思っていたことも犯罪やいじめだったので
ワークショップで知れてよかった
・動物とコメントが書いてある紙は大事だと思った。
差別をしたらどれだけ人が傷つくか分かった
・相手がイラッとすることを言ってきた時は、ぼくは強く言いかえして
しまって、なかなかお互いがなっとくできないまま終わってしまうけど
相手がなっとくするように言葉を返せば、なっとくして終われると分かった
・死ねと言われても「死にたくない。もっとたくさんしたいことがあるから」
と言って気にしないで学校生活を送りたい
・いじめとけんかの違い。近くで実際に私が見たものはいじめだったと
いうことが分かった。それを見て見ぬふりしたら相手を自分も
傷つけてしまうので、だめなことはだめとしっかり言わなきゃいけない
と思った
・いじめで自殺して遺言にいろいろ書いても意味がない事には
驚きだった。学校でやったことが外でやると犯罪になるのに
なんで学校では良いんだろうと思ってしまった。「子どもだから」
というけれど、その優しさは優しさじゃないと私は思いました
きちんと今言って今直さないといけないのに。私たちはおこられて
またやっての繰り返しで、今以上に直さなければいけないと思いました
・いじわるなことを言われたら、どっちが弱くてどっちが強いかが
よく分かるなと思った。いじめの世界はどうにもならないんだと思う
・ロールプレイを見て、いやなことを言われた時のたいしょほうが
わかりました。今まで分からなかったことがたくさん知ることができました
また私をいじめた人にもまじめに今日の話を聞いてほしいなと思いました
・今日はどうもありがとうございました。ぼくは友達をいじめてしまった
ことがあります。その時ぼくは本当にごめんなさいという気持ちでした
なのでこんどからは、いじめはやめようと思います
・私はいじめや犯罪の重さがテレビよりも伝わりました。あとロールプレイを
見て本当にいじめを受けている人の気持ちが想像できて、さらに
いじめられてる人の悲しみや苦しみなどが分かりました
・ワークショップでは紙に犯罪やいじめなどということを書いて人に渡して
皆で考えれるのはおもしろくていいと思うし、ロールプレイを入れていたので
言葉で言うだけではなくて身ぶりで分かって伝わりやすいからいいと思ました
・いじめられている人が「私は○○さんにいじめられた」とメッセージを
書いて自殺しても、いじめた人が「私はやってない」と言ってしまったら
いじめられた人の思いはだれにもと届かないことがわかりました
・いじめてる人はいじめられている人の気持ちはぜったいわからないと思った
・自殺する人のニュースを聞くといじめをした人にはむかうと自分に
何かをされると思い込んでしまい、その世界から抜け出せなくなり
自殺するのかなと思った
・自分では気づいていないけど本当はだれかを言葉などで傷つけて
しまっているかもしれないから改めて気をつけようと思いました
東京からわざわざありがとうございました。また今まで自分がした行動
言葉が誰かを傷つけてしまった、傷つけてしまうというのが学べて
振り返ることができました
対象は小学5年生3クラス
通常は「いじめと人権」は6年生から中学生対象ですが
3学期末で、もうすぐ6年生のため
「いじめと人権」を実施しました。
以下は参加した子ども達の感想の一部です
・いじめや犯罪をするとやられた人はずっと心に残ることが分かった
いじめと犯罪の種類が分かったのと、その内容が分かって
自分ではまだ許されると思っていたことも犯罪やいじめだったので
ワークショップで知れてよかった
・動物とコメントが書いてある紙は大事だと思った。
差別をしたらどれだけ人が傷つくか分かった
・相手がイラッとすることを言ってきた時は、ぼくは強く言いかえして
しまって、なかなかお互いがなっとくできないまま終わってしまうけど
相手がなっとくするように言葉を返せば、なっとくして終われると分かった
・死ねと言われても「死にたくない。もっとたくさんしたいことがあるから」
と言って気にしないで学校生活を送りたい
・いじめとけんかの違い。近くで実際に私が見たものはいじめだったと
いうことが分かった。それを見て見ぬふりしたら相手を自分も
傷つけてしまうので、だめなことはだめとしっかり言わなきゃいけない
と思った
・いじめで自殺して遺言にいろいろ書いても意味がない事には
驚きだった。学校でやったことが外でやると犯罪になるのに
なんで学校では良いんだろうと思ってしまった。「子どもだから」
というけれど、その優しさは優しさじゃないと私は思いました
きちんと今言って今直さないといけないのに。私たちはおこられて
またやっての繰り返しで、今以上に直さなければいけないと思いました
・いじわるなことを言われたら、どっちが弱くてどっちが強いかが
よく分かるなと思った。いじめの世界はどうにもならないんだと思う
・ロールプレイを見て、いやなことを言われた時のたいしょほうが
わかりました。今まで分からなかったことがたくさん知ることができました
また私をいじめた人にもまじめに今日の話を聞いてほしいなと思いました
・今日はどうもありがとうございました。ぼくは友達をいじめてしまった
ことがあります。その時ぼくは本当にごめんなさいという気持ちでした
なのでこんどからは、いじめはやめようと思います
・私はいじめや犯罪の重さがテレビよりも伝わりました。あとロールプレイを
見て本当にいじめを受けている人の気持ちが想像できて、さらに
いじめられてる人の悲しみや苦しみなどが分かりました
・ワークショップでは紙に犯罪やいじめなどということを書いて人に渡して
皆で考えれるのはおもしろくていいと思うし、ロールプレイを入れていたので
言葉で言うだけではなくて身ぶりで分かって伝わりやすいからいいと思ました
・いじめられている人が「私は○○さんにいじめられた」とメッセージを
書いて自殺しても、いじめた人が「私はやってない」と言ってしまったら
いじめられた人の思いはだれにもと届かないことがわかりました
・いじめてる人はいじめられている人の気持ちはぜったいわからないと思った
・自殺する人のニュースを聞くといじめをした人にはむかうと自分に
何かをされると思い込んでしまい、その世界から抜け出せなくなり
自殺するのかなと思った
・自分では気づいていないけど本当はだれかを言葉などで傷つけて
しまっているかもしれないから改めて気をつけようと思いました
東京からわざわざありがとうございました。また今まで自分がした行動
言葉が誰かを傷つけてしまった、傷つけてしまうというのが学べて
振り返ることができました
2017/04/03のBlog
[ 16:33 ]
[ 出前授業と講座2015~ ]
2017/03/29のBlog
[ 10:00 ]
[ 出前授業と講座2015~ ]
2017/03/25のBlog
[ 09:41 ]
[ 最近読んだ本より ]
自己価値感が低い日本の子ども
・1992年ベネッセ調査
ストックホルム、サクラメント、ハルピン、東京の子ども達
「勉強ができる」とか、「スポーツができる」など
自分の能力への評価は東京の子どもが最低であり
「正直さ」や「親切さ」、「勇気」など人格への自己評価も
最低だった
・2002年日本青少年研究所高校生調査
日本、米国、中国
「私は他の人に劣らず価値ある人間である」
日本37%、米国89%、中国96%
「自分はダメな人間だと思うことがある」
日本73%、米国48%、中国37%
・2003年日本青少年研究所高校生調査
日本、米国、中国、韓国
「全体としてみれば私は自分に満足している」
日本37%で最低、米国は83%
・2003年慶応大学河内和子調査14~15歳
日本、アメリカ、スウェーデン、中国
「自分に積極的な評価をしている」
日本40%、アメリカ78%、スウェーデン83%、中国94%
「私は自分に誇れるものがない」
そう思わないと否定的回答は日本44%、多国は70%以上
こうした調査結果に表れる自信のなさは、必ずしも全面的に
否定的なものとして受け止めるべきではありません
なぜなら、一面では謙遜が美徳とされる日本の文化的な
影響による部分があり、さらには日本の子どもや青年の
内省能力の高さも一定程度は反映していると思われるからです
しかしそうした文化的特殊性を考慮しても、日本の子どもが
自己価値感を持ちにくい社会に置かれていることは
否定しがたいのです
それは親が自分の子どもを見る目も厳しく、
子どもに満足している程度も低いという調査結果でも
裏付けられます
・1993年文部科学省が親の調査
日本、韓国、タイ、米国、英国、スウェーデン
「自分の子どもに満足しているか」(10~12歳のこども)
日本36%で最低、 米国85%
子どもたちの自己有能感を育てるべき学校もまた
自己価値感を低減する作用を果たしています
このために、子どもたちの自己価値感は、小、中、高校と
学校生活が長くなるほど低下する傾向があります
・1992年ベネッセ調査
ストックホルム、サクラメント、ハルピン、東京の子ども達
「勉強ができる」とか、「スポーツができる」など
自分の能力への評価は東京の子どもが最低であり
「正直さ」や「親切さ」、「勇気」など人格への自己評価も
最低だった
・2002年日本青少年研究所高校生調査
日本、米国、中国
「私は他の人に劣らず価値ある人間である」
日本37%、米国89%、中国96%
「自分はダメな人間だと思うことがある」
日本73%、米国48%、中国37%
・2003年日本青少年研究所高校生調査
日本、米国、中国、韓国
「全体としてみれば私は自分に満足している」
日本37%で最低、米国は83%
・2003年慶応大学河内和子調査14~15歳
日本、アメリカ、スウェーデン、中国
「自分に積極的な評価をしている」
日本40%、アメリカ78%、スウェーデン83%、中国94%
「私は自分に誇れるものがない」
そう思わないと否定的回答は日本44%、多国は70%以上
こうした調査結果に表れる自信のなさは、必ずしも全面的に
否定的なものとして受け止めるべきではありません
なぜなら、一面では謙遜が美徳とされる日本の文化的な
影響による部分があり、さらには日本の子どもや青年の
内省能力の高さも一定程度は反映していると思われるからです
しかしそうした文化的特殊性を考慮しても、日本の子どもが
自己価値感を持ちにくい社会に置かれていることは
否定しがたいのです
それは親が自分の子どもを見る目も厳しく、
子どもに満足している程度も低いという調査結果でも
裏付けられます
・1993年文部科学省が親の調査
日本、韓国、タイ、米国、英国、スウェーデン
「自分の子どもに満足しているか」(10~12歳のこども)
日本36%で最低、 米国85%
子どもたちの自己有能感を育てるべき学校もまた
自己価値感を低減する作用を果たしています
このために、子どもたちの自己価値感は、小、中、高校と
学校生活が長くなるほど低下する傾向があります
2017/03/14のBlog
[ 13:59 ]
[ 出前授業と講座2015~ ]