2006/11/04のBlog
[ 19:42 ]
こんにちは。
渡辺由美子@有限会社WAFFLE@キープラ社会貢献事業部です。
仕事とPTAでバタバタしてしまい、更新が遅れてすいません。
「こどもと社会をつなぐポータルサイト Kids’ DOOR」のほうも
ゆっくりですが、確実に進んでいます。
早く皆さんにおみせしたいです。
ところで、相変わらず「いじめ」が続いています。
まるで申し合わせたような学校&行政側の対応には、
本当に気が滅入ります。
ただ、ここでいまの学校管理のシステムに間違いがある
(地方の教育行政と公立学校の関係)ことが
だいぶ明白になってきたと思うので、これをきっかけに
いい関係を作り出せればと願ってやみません。
個人的には、自校の生徒がいじめによる自殺という悲しい状況、
将来有望なこどもが亡くなっているのに、
校長先生が心からそれを悲しんでいる様子がまったく見られないのが
大変気になります。
まずは人として本当にショックを受けているのか、
人の命をどう考えているのかを聞いてみたいです。
マスメディアでは、相次ぐ自殺に
「とにかく死なないで」「自殺はいけない」
といじめられているこどもに対するメッセージをたくさん流しています。
それも大切だと思いますが、
今、苦しいいじめにあっている子どもたちに
「耐えろ」というだけでは、あまりにもかわいそうです。
日本ではあまり重要視されていませんが、
「いじめ」があるということは
「いじめる」こどもがいるからです。
私は教育の専門家ではありませんが、
書籍などを読むと
欧米では
「人をいじめることは、決してやってはいけない悪いこと。」
であるという立場で、いじめが発生した場合には
いじめられた子のケアではなく、
いじめたほうの子どもに対しての働きかけがたくさん行われています。
「いじめない」こどもを育てるということ。
なぜ友達をいじめるような卑劣な行為をするのかを
カウンセラーに見てもらったり、心理テストをしたりと
徹底的に調べるそうです。
もし、いじめの現場を学校で見たり、いじめられているというような相談が
あった場合には、
すぐにいじめたほうのこどもの親を呼び出して
話し合いがもたれます。
そしてスクールカウンセラーや
スクールドクターとの面談など
学校に通い詰めるのは
いじめたほうの親です。
だから、親も学校に呼び出されたりするのは
たまらないので、
友達をいじめるのは絶対にいけないと
家でも厳しく教えます。
いじめが起こって転校するのは
いじめられたほうではなくて、いじめたほうの子どもです。
いじめられる子に注目するのではなく、いじめたほうの子に注目がいく。
なぜ、いじめるのかを真剣に皆で考えて
いじめるこどもがいなくなれば
いじめもなくなります。
わたしは4年ほど前に、こどもがイギリスの公立小学校で1年間過ごしましたが
保護者に渡される学校のルールに
「本校はいじめに対しては特に厳しくあたります。いじめを行っていることが
わかった場合には退学となります。」
(イギリスでは小学校でも退学処分があり、その場合は受け入れてくれる学校を親が探すそうです)
ときっちりと書かれています。
そういうことが行き渡っているからでしょうか、
こどもたちは非常にフェアな精神を持っていて、
人をいじめるような行為は非常に卑怯なものだと考えています。
誰かがちょっと他人をいじめるようなことをすると
かならず注意するような行動が見られました。
最初の小学校生活がイギリスだったので
日本の小学1年生に転入したときは
かなり驚きました。
友達の悪口をいったり、こづいたりというようなことが
普通に行われていることに、かなりびっくりしました。
イギリスのこどもがいい子で、日本の子どもが悪い子だとは思いません。
やはり回りの大人の接し方だと思います。
今は、「いじめを認める・認めない」などというくだらないことに
議論が集中していますが、早くそこから抜け出して
「いじめはいけないことだ」
ということをはっきりということが大切だと思います。
日本のTVドラマでは、いじめが発生した場合に
「いじめた犯人を徹底的に探す」ということを
先生が避けているのが普通の情景です。
「あえて犯人は探しませんが、こういうことは二度とやらないように」
などというごまかし方をします。
しかし、悪いのはいじめられたほうではなく、いじめたほう。
悪いことをしているのに、無罪放免がまかり通っているというのは
どう考えてもおかしくないですが。
「とにかく犯人を探します。誰がやったか言いなさい。」
といじめを許さないという態度をきっちりと見せることで
たとえその事件の犯人は見つからなくても
次のいじめの抑制にはなるのではないでしょうか?
まずは「いじめを許さない」態度を大人がきっぱりと見せることが
大切だと思います。
親としては
「自分のこどもがいじめられていないか」
を気にするのはもちろんですが、
それと同じくらい
「友達をいじめていないか?」
「友達がいやがることをしていないか?」
ということを自分のこどもに聞くことが大切ではないでしょうか?
いじめに関するコメンテーターの中には
「いじめは決してなくならないので、いじめに負けないこどもを作る」
とか
「いじめられたときの逃げ道をたくさん作る」
というような論調も多いですが、これではいじめられる子が本当にかわいそうです。
悪いのは「いじめる子」です。
そこをきちんとさせることが、まず大切だと思います。
私が読んだ本で、日本人の子どもがデンマークの学校に行って
デンマーク人のこどもにちょっとしたいやがらせ(いじめのはじまり)を
された時、その学校の担任電話で相談したところ、
翌日の朝、校長先生から電話がありこどもと一緒に呼び出され、事情を聞かれたそうです。
そのうえで校長先生はすぐに、こう答えたそうです。
「すぐにいじめた子を呼び出して、私から直接話します。
このまま、他人をいじめてもいいというような大人になっては困るので
厳しく対応します。」
とおっしゃって、本当にすぐに対応してくださったそうです。
「いじめに耐えろ。強くなれ!」
ではなくて
「人をいじめてはいけない」
ということを徹底させることは、なによりも大切だと思います。
その意味でも、
自らが率先して生徒をいじめて自殺に追いやったような先生は
少なくとも、先生という職を辞すべきだと思います。
「一生をかけてつぐないます」
とおっしゃったそうですが、
先生を続けながら償おうというような甘い考えは、
もう立派な大人なのですから許されないと思います。
身内をかばうのではなく、まずは自ら手本を示して
いじめに対して厳しくあたらなければ
こどもたちの間でいじめがなくなるはずがありません。
大人が責任の取り方を示す、重要なポイントだと思います。
渡辺由美子@有限会社WAFFLE@キープラ社会貢献事業部です。
仕事とPTAでバタバタしてしまい、更新が遅れてすいません。
「こどもと社会をつなぐポータルサイト Kids’ DOOR」のほうも
ゆっくりですが、確実に進んでいます。
早く皆さんにおみせしたいです。
ところで、相変わらず「いじめ」が続いています。
まるで申し合わせたような学校&行政側の対応には、
本当に気が滅入ります。
ただ、ここでいまの学校管理のシステムに間違いがある
(地方の教育行政と公立学校の関係)ことが
だいぶ明白になってきたと思うので、これをきっかけに
いい関係を作り出せればと願ってやみません。
個人的には、自校の生徒がいじめによる自殺という悲しい状況、
将来有望なこどもが亡くなっているのに、
校長先生が心からそれを悲しんでいる様子がまったく見られないのが
大変気になります。
まずは人として本当にショックを受けているのか、
人の命をどう考えているのかを聞いてみたいです。
マスメディアでは、相次ぐ自殺に
「とにかく死なないで」「自殺はいけない」
といじめられているこどもに対するメッセージをたくさん流しています。
それも大切だと思いますが、
今、苦しいいじめにあっている子どもたちに
「耐えろ」というだけでは、あまりにもかわいそうです。
日本ではあまり重要視されていませんが、
「いじめ」があるということは
「いじめる」こどもがいるからです。
私は教育の専門家ではありませんが、
書籍などを読むと
欧米では
「人をいじめることは、決してやってはいけない悪いこと。」
であるという立場で、いじめが発生した場合には
いじめられた子のケアではなく、
いじめたほうの子どもに対しての働きかけがたくさん行われています。
「いじめない」こどもを育てるということ。
なぜ友達をいじめるような卑劣な行為をするのかを
カウンセラーに見てもらったり、心理テストをしたりと
徹底的に調べるそうです。
もし、いじめの現場を学校で見たり、いじめられているというような相談が
あった場合には、
すぐにいじめたほうのこどもの親を呼び出して
話し合いがもたれます。
そしてスクールカウンセラーや
スクールドクターとの面談など
学校に通い詰めるのは
いじめたほうの親です。
だから、親も学校に呼び出されたりするのは
たまらないので、
友達をいじめるのは絶対にいけないと
家でも厳しく教えます。
いじめが起こって転校するのは
いじめられたほうではなくて、いじめたほうの子どもです。
いじめられる子に注目するのではなく、いじめたほうの子に注目がいく。
なぜ、いじめるのかを真剣に皆で考えて
いじめるこどもがいなくなれば
いじめもなくなります。
わたしは4年ほど前に、こどもがイギリスの公立小学校で1年間過ごしましたが
保護者に渡される学校のルールに
「本校はいじめに対しては特に厳しくあたります。いじめを行っていることが
わかった場合には退学となります。」
(イギリスでは小学校でも退学処分があり、その場合は受け入れてくれる学校を親が探すそうです)
ときっちりと書かれています。
そういうことが行き渡っているからでしょうか、
こどもたちは非常にフェアな精神を持っていて、
人をいじめるような行為は非常に卑怯なものだと考えています。
誰かがちょっと他人をいじめるようなことをすると
かならず注意するような行動が見られました。
最初の小学校生活がイギリスだったので
日本の小学1年生に転入したときは
かなり驚きました。
友達の悪口をいったり、こづいたりというようなことが
普通に行われていることに、かなりびっくりしました。
イギリスのこどもがいい子で、日本の子どもが悪い子だとは思いません。
やはり回りの大人の接し方だと思います。
今は、「いじめを認める・認めない」などというくだらないことに
議論が集中していますが、早くそこから抜け出して
「いじめはいけないことだ」
ということをはっきりということが大切だと思います。
日本のTVドラマでは、いじめが発生した場合に
「いじめた犯人を徹底的に探す」ということを
先生が避けているのが普通の情景です。
「あえて犯人は探しませんが、こういうことは二度とやらないように」
などというごまかし方をします。
しかし、悪いのはいじめられたほうではなく、いじめたほう。
悪いことをしているのに、無罪放免がまかり通っているというのは
どう考えてもおかしくないですが。
「とにかく犯人を探します。誰がやったか言いなさい。」
といじめを許さないという態度をきっちりと見せることで
たとえその事件の犯人は見つからなくても
次のいじめの抑制にはなるのではないでしょうか?
まずは「いじめを許さない」態度を大人がきっぱりと見せることが
大切だと思います。
親としては
「自分のこどもがいじめられていないか」
を気にするのはもちろんですが、
それと同じくらい
「友達をいじめていないか?」
「友達がいやがることをしていないか?」
ということを自分のこどもに聞くことが大切ではないでしょうか?
いじめに関するコメンテーターの中には
「いじめは決してなくならないので、いじめに負けないこどもを作る」
とか
「いじめられたときの逃げ道をたくさん作る」
というような論調も多いですが、これではいじめられる子が本当にかわいそうです。
悪いのは「いじめる子」です。
そこをきちんとさせることが、まず大切だと思います。
私が読んだ本で、日本人の子どもがデンマークの学校に行って
デンマーク人のこどもにちょっとしたいやがらせ(いじめのはじまり)を
された時、その学校の担任電話で相談したところ、
翌日の朝、校長先生から電話がありこどもと一緒に呼び出され、事情を聞かれたそうです。
そのうえで校長先生はすぐに、こう答えたそうです。
「すぐにいじめた子を呼び出して、私から直接話します。
このまま、他人をいじめてもいいというような大人になっては困るので
厳しく対応します。」
とおっしゃって、本当にすぐに対応してくださったそうです。
「いじめに耐えろ。強くなれ!」
ではなくて
「人をいじめてはいけない」
ということを徹底させることは、なによりも大切だと思います。
その意味でも、
自らが率先して生徒をいじめて自殺に追いやったような先生は
少なくとも、先生という職を辞すべきだと思います。
「一生をかけてつぐないます」
とおっしゃったそうですが、
先生を続けながら償おうというような甘い考えは、
もう立派な大人なのですから許されないと思います。
身内をかばうのではなく、まずは自ら手本を示して
いじめに対して厳しくあたらなければ
こどもたちの間でいじめがなくなるはずがありません。
大人が責任の取り方を示す、重要なポイントだと思います。
2006/10/29のBlog
[ 15:26 ]
こんにちは。
渡辺由美子@有限会社WAFFLE@キープラ社会貢献事業部です。
今日も、いじめです。
毎日、気の重くなる話題ですが、
ここでなんとか学校現場からいじめをなくす、いじめを減らすために
みんなで考えていければいいなぁと思います。
なぜ、ここにきて、急にいじめがこんなに発覚するのか?
連鎖反応というのもあるでしょうが、それにしても多いと思いませんか?
いろいろな要素が絡んでいるのでしょうが、
人気TVドラマの影響というのは考えられないでしょうか?
2005年の春に社会現象とまで言われたTVドラマ「女王の教室」
そしてその後の秋だか冬だかのスペシャル。
あの中では、いじめの様子が克明につづられていました。
その後の「野ブタをプロデュース」。
あれは高校が舞台でしたが、あのドラマでも主人公は派手にいじめられていました。
ある意味、「いじめ方の教科書」だったわけです。
それをみて、真似していじめる子、いじめられる子。
それがこの1年間続いて、とうとう耐えられなくなった結果とは考えられませんか?
こどもというのは、いいことも悪いことも真似をして覚えるものです。
お手本がなければなければ真似はできませんし、
善悪の判断も大人が考えているよりも
よっぽど幼稚です。
TVでやってたから、ちょっと真似してみるというのは本当に多いです。
HGの真似が学校でどれだけ流行ったかを考えれば
TVの影響がどれだけ大きいかがわかると思います。
今また「14歳の母」というスキャンダラスなこども向けのドラマをやっていますが
これを見たローティーンのこどもの妊娠が増えることは予想できないでしょうか?
こどもに関するもの、こどもが興味を持ちそうなもの、こどもが見る時間帯に放映されるものについては、制作者側も特に気を使って欲しいと思います。
この問題については「女王の教室」放映直後から、個人ブログで書いておりますので
ご興味のある方は、ぜひご覧ください。
TVドラマ「女王の教室」と最近のいじめの関係&「14歳の母」への警告
渡辺由美子@有限会社WAFFLE@キープラ社会貢献事業部です。
今日も、いじめです。
毎日、気の重くなる話題ですが、
ここでなんとか学校現場からいじめをなくす、いじめを減らすために
みんなで考えていければいいなぁと思います。
なぜ、ここにきて、急にいじめがこんなに発覚するのか?
連鎖反応というのもあるでしょうが、それにしても多いと思いませんか?
いろいろな要素が絡んでいるのでしょうが、
人気TVドラマの影響というのは考えられないでしょうか?
2005年の春に社会現象とまで言われたTVドラマ「女王の教室」
そしてその後の秋だか冬だかのスペシャル。
あの中では、いじめの様子が克明につづられていました。
その後の「野ブタをプロデュース」。
あれは高校が舞台でしたが、あのドラマでも主人公は派手にいじめられていました。
ある意味、「いじめ方の教科書」だったわけです。
それをみて、真似していじめる子、いじめられる子。
それがこの1年間続いて、とうとう耐えられなくなった結果とは考えられませんか?
こどもというのは、いいことも悪いことも真似をして覚えるものです。
お手本がなければなければ真似はできませんし、
善悪の判断も大人が考えているよりも
よっぽど幼稚です。
TVでやってたから、ちょっと真似してみるというのは本当に多いです。
HGの真似が学校でどれだけ流行ったかを考えれば
TVの影響がどれだけ大きいかがわかると思います。
今また「14歳の母」というスキャンダラスなこども向けのドラマをやっていますが
これを見たローティーンのこどもの妊娠が増えることは予想できないでしょうか?
こどもに関するもの、こどもが興味を持ちそうなもの、こどもが見る時間帯に放映されるものについては、制作者側も特に気を使って欲しいと思います。
この問題については「女王の教室」放映直後から、個人ブログで書いておりますので
ご興味のある方は、ぜひご覧ください。
TVドラマ「女王の教室」と最近のいじめの関係&「14歳の母」への警告
2006/10/27のBlog
[ 09:59 ]
[ 渡辺の徒然 ]
こんにちは。
渡辺由美子@有限会社WAFFLE@キープラ社会貢献事業部です。
ちょっと仕事とは離れますが
「いじめ」問題から目が離せません。
みのもんたさんがやっている「朝ズバッ」では、この問題を
毎日取り上げていますが、
全国から、いじめられているこどもや親、そして現場の教師などから
5000枚を超えるFAXが届いているそうです。
毎日その中のいくつかのケースを取り上げていますが
本当に、耳をふさぎたくなるようなものばかりです。
暴力、言葉の暴力、机や持ち物へのひどい攻撃、洋服を脱がせるなど・・・
これは立派な傷害罪です。
見てみぬふりの先生、とにかく隠そうとする校長・・・
どうしてこのようなことになってしまったのでしょうか?
拙い知識で恐縮ですが
私のこどもが体験したイギリスの小学校(公立)では、
こどもが守らなければならないルールが決まっていて
親はそれを守らせることを約束して、署名をして学校に提出します。
1.意味もなく友達の体にさわらない
1.許可なく友達の持ち物にさわらない
1.友達を、たたく、ける、押すなどあらゆる暴力をふるわない
1.授業中に大声をあげるなど授業の妨害になるような行為をしない
1.必ず毎日宿題をする
・・・・・・
全部で10項目ありました。
最後の
「この学校では『いじめ』を許しません。いじめをした場合は退学になることがあります」
と書いてあります。
そしてその紙の下には
「保護者はこの紙を部屋の中に張り、こどもによく説明した上で、きちんと守らせてください。」
というような主旨のことが書いてありました。
友達の体にさわらない、人の持ち物にも触らないなんて、ずいぶん窮屈だなぁと
最初みたときは思いましたが、
これはすべてのこどもたちを「暴力」「いじめ」から守るためのルールだということに
気がつきました。
日本に帰ってきたときには、休み時間など
学校中に叫び声が飛び交い、廊下では追いかけっこや小競り合い、こづきあいがあり、でひどく暴力的な印象を受けました。
もう4年以上たったので、日本の学校にも慣れましたし、日本の学校にもいい点がたくさんありますが、それにしても、このような暴力が支配する学校というのは、やはり異常だと思います。
日本の学校では体罰が禁止ということで、
今ではどんなに悪いことをしても、いかなる罰も与えられないような
状況もあるようですが、それではやはり秩序ある学校生活は
作れないのではないでしょうか?
イギリスの小学校でも
授業中に先生に1日3回以上注意されたら、廊下にでて立っている。
週に3回以上廊下に立たされたら、昼休みを没収される、
それでも直らなければ、親が呼び出されるから、最終的には
停学⇒退学まで、
罰が決まっていました。
悪いことをしたら、罰を受ける。
社会に出たら、当たり前のことです。
人をなぐったり、蹴ったりすれば傷害罪。
死ね、と脅せば恐喝罪。
学校だから許される、というものではないと思います。
とにかく、いじめ問題が大きく改善の方向に行くことを
願うばかりです。
学校現場でもいじめをなくすために、
学校にどういうパワーがあればいいのかを
きちんと訴えて、それについてみんなで検討することが
大切だと思います。
渡辺由美子@有限会社WAFFLE@キープラ社会貢献事業部です。
ちょっと仕事とは離れますが
「いじめ」問題から目が離せません。
みのもんたさんがやっている「朝ズバッ」では、この問題を
毎日取り上げていますが、
全国から、いじめられているこどもや親、そして現場の教師などから
5000枚を超えるFAXが届いているそうです。
毎日その中のいくつかのケースを取り上げていますが
本当に、耳をふさぎたくなるようなものばかりです。
暴力、言葉の暴力、机や持ち物へのひどい攻撃、洋服を脱がせるなど・・・
これは立派な傷害罪です。
見てみぬふりの先生、とにかく隠そうとする校長・・・
どうしてこのようなことになってしまったのでしょうか?
拙い知識で恐縮ですが
私のこどもが体験したイギリスの小学校(公立)では、
こどもが守らなければならないルールが決まっていて
親はそれを守らせることを約束して、署名をして学校に提出します。
1.意味もなく友達の体にさわらない
1.許可なく友達の持ち物にさわらない
1.友達を、たたく、ける、押すなどあらゆる暴力をふるわない
1.授業中に大声をあげるなど授業の妨害になるような行為をしない
1.必ず毎日宿題をする
・・・・・・
全部で10項目ありました。
最後の
「この学校では『いじめ』を許しません。いじめをした場合は退学になることがあります」
と書いてあります。
そしてその紙の下には
「保護者はこの紙を部屋の中に張り、こどもによく説明した上で、きちんと守らせてください。」
というような主旨のことが書いてありました。
友達の体にさわらない、人の持ち物にも触らないなんて、ずいぶん窮屈だなぁと
最初みたときは思いましたが、
これはすべてのこどもたちを「暴力」「いじめ」から守るためのルールだということに
気がつきました。
日本に帰ってきたときには、休み時間など
学校中に叫び声が飛び交い、廊下では追いかけっこや小競り合い、こづきあいがあり、でひどく暴力的な印象を受けました。
もう4年以上たったので、日本の学校にも慣れましたし、日本の学校にもいい点がたくさんありますが、それにしても、このような暴力が支配する学校というのは、やはり異常だと思います。
日本の学校では体罰が禁止ということで、
今ではどんなに悪いことをしても、いかなる罰も与えられないような
状況もあるようですが、それではやはり秩序ある学校生活は
作れないのではないでしょうか?
イギリスの小学校でも
授業中に先生に1日3回以上注意されたら、廊下にでて立っている。
週に3回以上廊下に立たされたら、昼休みを没収される、
それでも直らなければ、親が呼び出されるから、最終的には
停学⇒退学まで、
罰が決まっていました。
悪いことをしたら、罰を受ける。
社会に出たら、当たり前のことです。
人をなぐったり、蹴ったりすれば傷害罪。
死ね、と脅せば恐喝罪。
学校だから許される、というものではないと思います。
とにかく、いじめ問題が大きく改善の方向に行くことを
願うばかりです。
学校現場でもいじめをなくすために、
学校にどういうパワーがあればいいのかを
きちんと訴えて、それについてみんなで検討することが
大切だと思います。
2006/10/25のBlog
[ 10:38 ]
[ 渡辺の徒然 ]
こんにちは!
渡辺由美子@有限会社WAFFLE@キープラ社会貢献事業部です。
昨日は、表参道まで
「こどもと社会をつくるポータルサイト Kids’DOOR」の
打ち合わせに行ってきました。
今秋テストサイトオープンの予定ですが、
秋ももうすでに10月末、
11月までが秋として
あと1ヶ月です。
これからは本格的に詰めていきたいと思います。
わyることがたくさんあって、ワクワクしています。
渡辺由美子@有限会社WAFFLE@キープラ社会貢献事業部です。
昨日は、表参道まで
「こどもと社会をつくるポータルサイト Kids’DOOR」の
打ち合わせに行ってきました。
今秋テストサイトオープンの予定ですが、
秋ももうすでに10月末、
11月までが秋として
あと1ヶ月です。
これからは本格的に詰めていきたいと思います。
わyることがたくさんあって、ワクワクしています。
2006/10/24のBlog
[ 08:50 ]
[ 渡辺の徒然 ]
こんにちは、
渡辺由美子@有限会社WAFFLE@キープラ社会貢献事業部です。
最近は、こどもを巡る悲しい事件が続出で
本当に、本当に 驚くやら、あきれるやら、怒りやら・・・・
学校の問題、教育委員会をはじめとする行政の問題、家庭の問題
いろいろな問題を放置してきたのが、
この結果です。
そしてそれがすべて、こどもたちの身に降りかかっています。
今こそ大人が本気でこどもたちを助けてあげないと
大変なことになると思います。
先日、コンセプトENの講演で福島正伸さんの講演を聴き、
とても勇気づけられたのですが、
いじめの問題も虐待の問題も
決してあきらめないで「やる」と決めることが大切だと思います。
私たちひとりひとりができることが、必ずあるはずです。
福岡いじめ事件以来、
みのもんたさんの「朝ズバッ」(TBS)では、毎日この問題を特集していますが、番組によせられたFAXは3500枚近くに上るそうです。
最近は現役教師からの告白FAXもありまして
まぁまぁ驚くばかりです。
男性はなかなか実態として感じられないこどもの現場を
少しでも理解したいかたは
ぜひぜひこの番組見てください。
とんでもないことが起こっていますよ。
決して番組の宣伝をするつもりはありませんが、
この問題に一番力を入れているのは間違いないです。
一番こわいのは、
「またか・・・」
といつか忘れてしまうことです。
大人が忘れたら、こどもは誰に助けを求めたらいいのでしょう?
こどもを助けられるのは、大人しかいないということを
きっちり自覚して、今日も一日がんばりましょう。
渡辺由美子@有限会社WAFFLE@キープラ社会貢献事業部です。
最近は、こどもを巡る悲しい事件が続出で
本当に、本当に 驚くやら、あきれるやら、怒りやら・・・・
学校の問題、教育委員会をはじめとする行政の問題、家庭の問題
いろいろな問題を放置してきたのが、
この結果です。
そしてそれがすべて、こどもたちの身に降りかかっています。
今こそ大人が本気でこどもたちを助けてあげないと
大変なことになると思います。
先日、コンセプトENの講演で福島正伸さんの講演を聴き、
とても勇気づけられたのですが、
いじめの問題も虐待の問題も
決してあきらめないで「やる」と決めることが大切だと思います。
私たちひとりひとりができることが、必ずあるはずです。
福岡いじめ事件以来、
みのもんたさんの「朝ズバッ」(TBS)では、毎日この問題を特集していますが、番組によせられたFAXは3500枚近くに上るそうです。
最近は現役教師からの告白FAXもありまして
まぁまぁ驚くばかりです。
男性はなかなか実態として感じられないこどもの現場を
少しでも理解したいかたは
ぜひぜひこの番組見てください。
とんでもないことが起こっていますよ。
決して番組の宣伝をするつもりはありませんが、
この問題に一番力を入れているのは間違いないです。
一番こわいのは、
「またか・・・」
といつか忘れてしまうことです。
大人が忘れたら、こどもは誰に助けを求めたらいいのでしょう?
こどもを助けられるのは、大人しかいないということを
きっちり自覚して、今日も一日がんばりましょう。