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とがびアート・プロジェクト
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2008/08/25のBlog
櫻ヶ岡中学校の中平です。さくらび作品紹介12.「レインボーハウス」を紹介します。この作品は全て廃材で制作されています。廃材を使った癒しの部屋、それが「レインボーハウス」です。作品の中央にとても涼しげな(本当になぜか涼しい!!)部屋があり、入るとキッズ学芸員がお茶を出してくれます。ちゃぶ台も、茶碗も、全て廃材です。この居心地のよさはどこから来るのでしょうか。お客様にも大変好評の作品でした。

この作品を作るため、作家・ロボさんとキッズ学芸員3名は長野市リフレッシュプラザへ行き、廃材を選択・運搬しました。その後もレジ袋を校内で一ヶ月以上回収し続けました。レジ袋は身近な存在ですが、あっという間にごみにもなる廃材の象徴です。そのレジ袋を作品に取り入れました。「制作に3ヶ月以上かかりました。」というキッズ学芸員の話は本当なのです。
 この作品は、その後全て燃料に変わります。レジ袋は、佐久の工場で油化され、燃料になります。8月30日にキッズ学芸員とロボさんで工場に行って来る予定です。この工場もさくらびアートプロジェクトを続けていく過程で出会いました。全くの幸運でした。自分たちの活動が社会と結びつき、いろいろな事柄と結びついていく。作品制作は個人の活動のイメージが強いですが、もともと社会的な活動であると考えさせられました。工場へ行くニュースは後日報告します。
2008/08/24のBlog
櫻ヶ岡中学校の中平です。作品紹介11回目。「あおくさい地球」を紹介します。真っ暗な教室の中央に置かれた球体のオブジェ。大きさといい、表面のディティールといい、存在感があります。作品名は「あおくさい地球」。女子3名のキッズ学芸員と彫刻家・神林学さんのチームによる立体作品です。
 作品の表面は、最近の新聞記事が貼られています。「環境破壊」「温暖化」などどちらかというと不安をかりたてられる記事ばかりが貼られています。
オブジェの一箇所から、ダンボール製の大きな手が出ています。その手をしっかり握り、中を覗くと、そこには美しく、平和な地球が表現されています。中の平和的な世界もそうですが、巨大なダンボール製の手が素晴らしい。グッと握ったときの「安心感」。このような地球に関する問題をテーマにした作品は、得てして絶望感や不安感が掻き立てられるだけのものになりがちです。特に中学生が作った場合はそういうことが多いです。しかし、この「あおくさい地球」は、安心感が最後に残ります。キッズ学芸員達の願いが結集した秀作であると思いました。
2008/08/22のBlog
戸倉上山田中学校の中平です。今年のポスターはスゴイです。ポスター用の写真撮影もキッズ学芸員が行っています。何を撮影しているかは、お見せできませんが、楽しみにしていてください。キッズ学芸員たちも殻を破って、活動しています
櫻ヶ岡中学校の中平です。さくらびアートプロジェクト2008の作品紹介です。
「空を飛びたい」という中学生男子の夢。それを実現した作品が、「ふりーだむプロジェクト」です。
 作家・塩川岳さんが、男子キッズ学芸員と話し合いをしながら「どんな作品にするのか」少しずつ決めていきました。
作品の中に入り、寝てみたり、歩いてみたり・・・、人それぞれ楽しみ方が違う。それが、この作品の良さであると思いました。
2008/08/21のBlog
櫻ヶ岡中学校の中平です。作品紹介9回目は、甘党の生徒の欲望を満足する作品「糖分」です。甘いものが好きな人は、学校が全部お菓子だったらいいなあと想像したことがありますよね。まさに、そのイメージを実現してしまったのが「糖分」です。教室に入る前から、どこからともなく漂う甘い匂い。その匂いに誘われて教室に入ると、一見普通の教室です。でも、よく見ると、机がビスケットになっているではありませんか!!
 さらに探すと、窓際の水槽の金魚もキャンディーです。いろいろなところに工夫が凝らされているインスタレーションでした。
廊下では、参加作家・境貴雄さんによる「アズラープロジェクト・イン・信州」が行われています。なんと90人以上の方々がモデルになってくださったそうです。アズラーを櫻ヶ岡中学校で、はやらせましょう。

 この女子4名のチームは、準備期間中もっとも多く放課後居残りをして制作をしました。その努力に脱帽です。
2008/08/20のBlog
戸倉上山田中学校に柿崎順一さんが来校されました。柿崎順一さんは、海外でも活躍されているアーティストです。私自身、以前より気になる作家のお一人でしたが、長野県出身ということも知らずにいました。が、なんと、千曲市のご出身ということで、ぜひとがびに参加して頂きたいと思い、生徒に紹介しました。生徒たちも「すごーい」とみたことのないものを見たという感じでした。「この作家さんは、とがびに呼ぶべき」と生徒も心を一つにしてお願いをしました。そして今日、来校していただいたのです。
とがび恒例の校内巡りです。作家さんと生徒が校内を巡り、様々な角度から発想を広げます。この間に、コミュニケーションをとるのです。今日は、話を幾度も脱線しながら、様々な発想が広がりました。柿崎さんと言えば、花を使った作品というイメージです。
しかし、いろいろな場所、素材、生徒のつぶやきから考えて頂きました。教室を足湯に・・、教室を川に・・、教室を石でいっぱいに・・・、生徒の発想を大切にして頂いた柿崎さんに感謝です。
戸倉上山田中学校の中平です。とても短い夏休みも明けて2日目の今日、早速、アニメーション制作をしました。T君得意の電車をたくさん描きました。T君は、電車の絵を描いているととても幸せそうです。何それを他のみんなで拡大、縮小コピーをして切り取りました。アニメーション制作は地道な作業です。