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とがびアート・プロジェクト
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2008/08/20のBlog
戸倉上山田中学校に柿崎順一さんが来校されました。柿崎順一さんは、海外でも活躍されているアーティストです。私自身、以前より気になる作家のお一人でしたが、長野県出身ということも知らずにいました。が、なんと、千曲市のご出身ということで、ぜひとがびに参加して頂きたいと思い、生徒に紹介しました。生徒たちも「すごーい」とみたことのないものを見たという感じでした。「この作家さんは、とがびに呼ぶべき」と生徒も心を一つにしてお願いをしました。そして今日、来校していただいたのです。
とがび恒例の校内巡りです。作家さんと生徒が校内を巡り、様々な角度から発想を広げます。この間に、コミュニケーションをとるのです。今日は、話を幾度も脱線しながら、様々な発想が広がりました。柿崎さんと言えば、花を使った作品というイメージです。
しかし、いろいろな場所、素材、生徒のつぶやきから考えて頂きました。教室を足湯に・・、教室を川に・・、教室を石でいっぱいに・・・、生徒の発想を大切にして頂いた柿崎さんに感謝です。
戸倉上山田中学校の中平です。とても短い夏休みも明けて2日目の今日、早速、アニメーション制作をしました。T君得意の電車をたくさん描きました。T君は、電車の絵を描いているととても幸せそうです。何それを他のみんなで拡大、縮小コピーをして切り取りました。アニメーション制作は地道な作業です。
櫻ヶ岡中学校の中平です。作品紹介コーナー8回目。今日は、ダンボールで作った「合体産」を紹介します。「世界遺産」が合体して「合体産」。素晴らしいネーミングです。大人には思いつかない自由な発想です。
 もともと、キッズ学芸員の男子4名はガンダムが地球を守るというイメージのオブジェを作る予定でした。ロボットが地球を守るイメージでした。しかし、彫刻家・本濃研太さんんと出会い、作品を見て、ダンボールと格闘すうるちに「オリジナル」への目覚めがあったようです。
 ダンボールは身近ですが、造形の素材としてはなかなか思い通りに行かない素材です。その扱いずらさを超えて表現の材料として扱う方法を教えてくれたのが本濃さんででした。曲面の作り方は、プロの技です。
合体させるというアイデアは素晴らしいと思いました。単純で誰もやらないアイデアかもしれませんが、こうやって作品として目の前に現れると、その痛快さに思わず笑みがこぼれてしまいます。合体産は、UFOから地球を守っているのです。

 キッズ学芸員の男子はとても説明がうまく、お客さんに好評でした。ほめられればほめられるほど、がんばろうと誰もが思うのです。自主的に語りたくなってしまう・・・それが美術を通したコミュニケーションの有効性なのです。
2008/08/19のBlog
櫻ヶ岡中学校の中平です。「とにかくでかい作品を作りたい。巨大な作品作りこそが僕たちの幸せだ!」と太陽の日差しの下、男子さくらびキッズ3名が挑んだ作品「The earth」!芝生が美しい中庭に突如現れたスズランテープの作品がそれです。
あまりに大きすぎて全貌がわからなかったかもしれません。実は3階の廊下から見下ろすと、作品が緑と水色のテープで作られていることがわかります。よーく見ると、それが巨大な世界地図だとわかるはずです。今まで見た世界地図で最も大きな地図ではないでしょうか。
今回の制作に協力してくださったのは、石川県在住のマキシマム・アーティスト(巨大作品芸術家)長谷川清さん。写真のようにアイデアスケッチを繰り返して、300本以上のスズランテープを切ってはつなぎ、切ってはつないでいきました。一本一本をつなげる作業も大変ですが、もっと大変だったのは、実際に並べて中庭に張って行く作業です。二日間で合計16時間!ずっと作り続けた根性は金メダルものですね。
 今年の夏は、ご存知のように強烈な豪雨と暴風でした。完成してから二週間、その天候の中、ずっとこの作品は耐えて、本番を迎えました。「雨風にさらされて、本当の地球になった」と作者であるキッズ学芸員の一人が言いました。
2008/08/18のBlog
櫻ヶ岡中学校の中平です。さくらびアートプロジェクト2008の「糖分」という展示会場で行われていた、境貴雄さんのアズラープロジェクト。境さんのブログで続々と写真がアップされています。

http://takaosakai-portrait.blog.so-net.ne.jp/
ひげをつけただけで、誰なのかわからなくなったり、顔の気づかなかった特徴?に気づくことができます。不思議なコミュニケーションが生まれますね。
いろいろな人が撮っています。
櫻ヶ岡中学校の中平です。作品紹介・その6「レディーズルーム」です。この作品は、教室空間を女子好みに変身させ、女子の幸せを追求した作品です。富山県在住の現代美術家・たがゆうこさんとコラボレーションしました。展示されている一つ一つの素材全てに「女子」の思いがこもっています。
中央に置かれているオブジェの周りの布は、もともと生徒が着ていた洋服の布をつなぎ合わせて作ってあります。頭部がビニール製なのは、たがさんが新たに生徒に教えてくださった技法でしょう。
 この作品に見られる完璧なまでの生徒のイメージと作家の作風の融合に、驚かされます。中学生と作家が制作を通してコミュニケーションし、お互いを時間をかけて理解しえた作品であると思います。
2008/08/17のBlog
櫻ヶ岡中学校の中平です。3年4組の教室の前の廊下には、天井から無数の紙飛行機が飛んでいます。風に吹かれてゆらゆら気持ちよさそうです。
 テストや問題集の紙を飛行機にしています。勉強に関する紙が飛行機として飛ばされており、なにやら意味がありそうです。
教室内に入ると、机が二つだけあり、天井からまた紙飛行機が飛んでいます。
「一枚の飛行機が1点で、100点以上にならないと、僕たちは自由になれません」
できるだけたくさんの人に紙飛行機を作っていただく理由だそうです。100機目は大空を目指して窓際に飛んでいます。
 自由と不自由・・、中学生にとって永遠のテーマなのでしょう。