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とがびアート・プロジェクト
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2006/05/06のBlog
[ 08:39 ] [ とがび活動情報 ]
中平です。「とがび2006」を始めるにあたり、是非やってみたいこと、新たに取り組んでみたいことを書きます。それは、「戸倉上山田」というキーワードのもと、キッズ学芸員が、戸倉上山田の特徴や独自のものや存在をピックアップし、自分たちが選んだ作家(表現ジャンルが偏らず、幅広く選択した作家陣)とそのキーワードを結びつけて、協働していきます。
例えば、作家の表現スタールを「写真」とし、戸倉上山田のキーワードを「お年より」とするとします。さて、そこからキッズ学芸員は、写真を扱うことのできる作家をさがし、さらにお年寄りと関連つけるために、社会福祉協議会と交渉をします。大きな「とがび」としてのテーマである「戸倉上山田」をキッズ学芸員全員で分担しながら、全体として構成していく作業。これはまさに「戸倉上山田びじゅつ中学校」という美術館を総合的にキュレーションしていることになると思います。
今年は、その活動を支えるために、千曲市総合観光協会や、教育委員会、そして新たに千曲市社会福祉協議会の協力を得られることになりました。昨年ともさらに進化したとがびになるといいです。
2006/05/01のBlog
[ 01:12 ] [ 中平先生の美術教育 ]
中平です。2年選択美術「五感でアート」での授業の様子を紹介します。
五感でアート講座のはじめの単元は、感触に焦点を当て、まずは「でこぼこ調査団」という題材を行います。いろんなでこぼこを触りまくり、「これはきもちいいいな」と思ったら、トレーシングペーパーにフロッタージュします。30個のきもちいいでこぼこを集めます。その感触が残った手のひらの「記憶」を紙に定着させるため、手のひらに「毛穴すっきりパック」を塗り、乾くのを待って、はぎ取ります。はぎ取ったパックは、でこぼこを触った感触の記憶とともに、フロッタージュをコラージュした台紙に貼り付けます。生徒は「きもい!」と叫びながら楽しみました。
2006/04/30のBlog
[ 22:22 ] [ とがび活動情報 ]
中平です。
長野県千曲市立戸倉上山田中学校の「総合的な学習の時間」もいよいよ来週からスタート。「とがびプロジェクト2006」が本格的に始まります。
最近、数名の作家の方から、今年のとがびについて早くも参加意思表明をいただき、ありがたく思っています。そこで、このブログ上で、簡単に「とがび2006」の方針や作家募集について述べさせていただきます。
①とがび展示期間は、10月8日9日の二日間。展示設営期間は、10月6日7日の二日間(昨年は一日でした)を用意しました。
②6月から7月にかけて、キッズ学芸員が自分たちが呼びたい作家に交渉して、出品作家が決まります。作家さんに対してのいわゆる参加募集は原則として行いません。
③今年のとがびは、テーマを「戸倉上山田」とし、戸倉上山田に関するキーワードを元にして、キッズ学芸員と作家が、地域を巻き込みながら作品を完成させていく形にします。
④出品料については、教育活動ですので一切お支払いいたしません。しかし、現地宿泊費に関しては、何泊していただいても、こちらでお支払いいたします。10月以前でも制作のため宿泊された場合も、こちらで宿泊費をお支払いいたします。ただし、宿泊地は限定させていただく場合がありますので、ご了承ください。
2006/04/28のBlog
[ 12:35 ] [ 中平先生の美術教育 ]
長野市にほど近い温泉地・千曲市立戸倉上山田中学校の美術教諭であり、中学校を美術館に一変させてしまう「とがびプロジェクト」の発案・運営者である中平千尋先生の美術教育の粋ともいうべき「Nスパイラルの要旨と題材配列試案 中学校美術教育を充実させるために」をアップロードいたしました(こちらから見られます)。どうぞご覧ください。
2006/04/27のBlog
[ 09:10 ] [ 中平先生の美術教育 ]
中平です。今日は、2学年必修授業「モンドリアンでマドリアン」を紹介します。
モンドリアンって、間取りに見えませんか?多分、初めてモンドリアン作品を見た人は、そう感じることが多いはずです。この授業は、まずモンドリアンの作品が「りんごの木」からいかに「コンポジション」に変化していったのかを鑑賞するところからはじめます。コンポジション作品を鑑賞すると生徒は、「手抜き作品だ」「子どもでも描けそう」「意味がわからない」といった感想を述べます。そしてそのあと、モンドリアン作品にそっくりな3点の作品を鑑賞し、その3点から本物のモンドリアン作品1点を推理します。写真は、生徒が本物を探すために色や構成を観察しているところです。その後、いよいよ本物が何番か発表されます。残念ながらこの3点はすべてニセモノ!!実は、すべて、中平の実家や住宅の部屋の間取りだったのです。
「じゃあ、これからの単元は、モンドリアンでマドリアンっていうんだよ。ポスターカラーを使って自分の家や部屋のマドリアン作品を作りますよ」
「先生、俺たちをだましたな!」
楽しい授業の始まりです。写真は、生徒作品のマドリアンです。こんな感じになります。
2006/04/25のBlog
中平です。4月も下旬になり、授業も本格的に始まっています。今日は、1学年の必修授業「ルネサンス2006~最後の晩餐・ユダは誰だ?」の授業の様子を報告します。
この授業は、新入生のはじめの単元で、制作はやらず絵画鑑賞中心にすすめます。最後の晩餐の鑑賞では、まずどんな場面が描かれているのかを個人個人考え、発表し、その後「ユダは誰でしょう?」という質問により、生徒一人人が探偵になってユダを探していきます。画面上13人の登場人物の特徴や持ち物を考え、怪しい人を見つけていきます。この鑑賞では、部分や人物描写を観察するとともに、自分の考えの理由も文章で書くようにしていきます。この授業での経験が鑑賞好きな生徒の育成につながり、美術への興味も促していくのです。
2006/04/21のBlog
[ 12:14 ] [ とがび参加作家 ]
中平です。
「とがびプロジェクト2005」のようすと、キッズ学芸員3名のインタビューが盛り込まれたドキュメンタリー映画「ニヤイコール天明屋尚」(監督・石崎豪)が完成、4月19日午後6時から、渋谷で試写会が行われました。私は、たまたまその日が、修学旅行の振り替え休日だったので、運良く参加できました。
会場には、監督の石崎豪さん、天明屋尚さん、井瀧プロデューサー、他山下裕二氏、ミズマアートギャラリーの社長さんなど多様な顔ぶれがそろっていました。何か場違いな雰囲気に私は緊張しました。「とがび2005」に出品してくださった室木おすしさん、吉岡紳行さんも来られていました。
そして、上映開始。3名の女子生徒のコメントは、とても素直な天明屋作品への感想が述べられていました。私の映像も映っていました!!
上映会後のレセプションでは、天明屋さんと直接お話ができました。「とてもいいことなので、作品出したかったのですが…」「中学生に呼ばれて誇らしい気持ちになりました。嬉しかったです。」と丁寧にお答えいただき、とてもうれしかったです。
榎本社長さんからは、10月の「とがびアート・プロジェクト2006」には、全員そろってうかがい、上映会を行いたいという素晴らしいご提案もいただきました。
この映画が本当に多くの人に見られることを願っております。

※写真 上:あいさつする石崎監督、下:天明屋尚氏(左)とピースをする中平先生(右)