2学年必修授業「モンドリアンでマドリアン」

中平です。今日は、2学年必修授業「モンドリアンでマドリアン」を紹介します。
モンドリアンって、間取りに見えませんか?多分、初めてモンドリアン作品を見た人は、そう感じることが多いはずです。この授業は、まずモンドリアンの作品が「りんごの木」からいかに「コンポジション」に変化していったのかを鑑賞するところからはじめます。コンポジション作品を鑑賞すると生徒は、「手抜き作品だ」「子どもでも描けそう」「意味がわからない」といった感想を述べます。そしてそのあと、モンドリアン作品にそっくりな3点の作品を鑑賞し、その3点から本物のモンドリアン作品1点を推理します。写真は、生徒が本物を探すために色や構成を観察しているところです。その後、いよいよ本物が何番か発表されます。残念ながらこの3点はすべてニセモノ!!実は、すべて、中平の実家や住宅の部屋の間取りだったのです。
「じゃあ、これからの単元は、モンドリアンでマドリアンっていうんだよ。ポスターカラーを使って自分の家や部屋のマドリアン作品を作りますよ」
「先生、俺たちをだましたな!」

楽しい授業の始まりです。写真は、生徒作品のマドリアンです。こんな感じになります。