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学びあい、わかりあう 多文化共生センター東京ブログ
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2012/10/09のBlog
[ 12:07 ] [ フリースクールの毎日 ]
フィリピン出身のAさんが大量の大きなえびの頭を持って事務室へ。
「せんせー。これどうしたらいい?」
聞いてみると、同じくフィリピン出身のBさんのお弁当とのこと。
そのままゴミ箱に捨てて良いのか迷って声をかけてくれました。
そう、そのまま捨てられると臭いもするし、ゴキブリも来るし・・・。
スーパーの袋にくるんで捨てました。

さてさて、どんな豪華なお弁当だ、と思って教室を覗きに。
ランチタイムに子どもたち同士でお弁当を食べている姿を覗くのは、普段事務局
で事務をしている私にとって貴重なコミュニケーションの場となっています。

今日のBさんのランチは「オイスターシュリンプ(エビのオイスター炒め」だそうで、
たくさんのエビがタッパーに入っていて、教室中においしいにおいが漂っていました。
そして、Bさんのエビをおすそ分けでもらったAさんは、名前は忘れてしましましたが、
豚肉の甘辛く煮たものがご飯の下に敷き詰められているお弁当でした。

うーん、おいしそう。ただ、それにしても、年頃の女の子たちのお弁当に野菜が
全くなかったのが心配でもありますが・・・。

私もランチタイムとします。
ちなみに、私のお弁当はピーマンの肉詰めとキャベツの梅おかか和えと、しめじの
ブラックペッパー・しょうゆ炒めと、カボチャの煮ものです。

事務局・田中



2012/10/04のBlog
[ 18:30 ] [ フリースクールの毎日 ]
生徒が漢字の問題のプリントを「できました」と持ってきました。
ざっと見て間違いがないようだったので、「はい、OK」とかえしました。
でもまだそのまま立っています。
「どうしたの?」というと「まるをください」と。

日本の学校だとわりと当たり前の会話なのでしょうが、
たぶんかフリースクールだと「あぁ、○に慣れたんだなぁ」と感じます。
よく知られたことですが、多くの国が「正解はチェックマーク、不正解はバツマーク」。
さらに中国では地域によって「正解がチェックマーク、不正解は○」。
(○をつけるというよりもここが間違っていますという注意喚起の印だそうですが)
ここを最初によく説明しておかないと、生徒たちは○をもらっても「?」ですし、
人によっては○ばかりのプリントを見て「ぜんぶ間違ってるの!?」とびっくりです。

○のついたプリントに慣れる頃には文型も複雑になってきて、今度は「△」が登場するのですが。

ちなみに「まるをつけてください」と言われて○をつけて返したのですが、まだそのまま立っています。
「どうしたの?」というと「はなまるをください」。
はなまるの嬉しさまですっかり身についたようです。

たぶんかフリースクール新宿校
2012/10/03のBlog
[ 18:28 ] [ フリースクールの毎日 ]
放課後。非漢字圏出身の男の子ふたりが漢字の勉強をしています。
3年生の漢字で、「調べる」「意味」「漢字」「習う」…など。
ひとりは少し先に進んでいて言葉の意味はわかっているので、
辞書で新しい漢字を使った言葉の意味を調べているもうひとりを手伝っています。
しばらくすると突然、笑い声が。
「調べるを調べてください」
「意味の意味はなんですか」
「漢字の漢字はどれですか」
おもしろい…らしいです。

ふたりは母語が違うので日本語での会話が成り立たないこともよくあります。
どちらかが冗談を言っても相手はわからなくて「??」ということも。

ひとりがちょっとおもしろい勘違いをした時、
もうひとりが「あなた、それは違います」と言ったのですが、
そのセリフ、言葉は習ったとおりの丁寧な日本語なのですが、
響きは「おまえ、それぜんぜん違うし~」と言っているようでした。
そしてふたりでなぜか爆笑。
教えている私はふたりで通じ合ったものがわからなくて「?」。

彼らは、言葉そのものだけでなく身振りや表情や声の調子など、
すべてを使って友だちになっているんだなぁと感じました。

たぶんかフリースクール新宿校
2012/09/28のBlog
[ 17:01 ] [ フリースクールの毎日 ]
「友だちとネパールのお祭りへいきました
このお祭りは女の祭りです。
みんな女の人が赤いいろのようふくを着ます。
けっこんしてる女の人がごしゅじんのためになにもたべません。
みなさん踊ります。」

ふと目にとまったネパール出身の生徒の作文が気になり、休み時間に聞いてみました。
9月16日はティージというネパールのお祭りの日で、東京でも行われたそうです。
ティージは女性だけのお祭りで、この日一日は断食して、
未婚女性は「いい夫に出会えますように」と祈り、
既婚女性は「夫が健康で長生きしますように」と祈ります。
(自分が健康で長生き、じゃないんですね…)

しかも踊って歌うんだそうです。断食中なのに!
でも彼女は「私は食べました」と言っていました。
17歳、たしかにまだちょっと早いかな。
その日はネパールの有名な歌手も来日して、とても楽しかったとのことでした。

たぶんかフリースクール新宿校
2012/09/26のBlog
[ 19:01 ] [ フリースクールの毎日 ]
夜クラスには昼間、中学校に通う中3生が通ってきています。

昨年度に比べ、国籍や来ている地域も様々で、人数も多く、
毎日にぎわっています。


クラスが始まったばかりのころはお互いにまだ遠慮があったようで、
教室からもあまり声が聞こえてこなかったのですが、

最近はみんな打ち解けてきたようで、教室からも元気な声が聞こえます。
休み時間は事務所に集まり、わいわいおしゃべりをするようにもなりました。


今日の休み時間のこと・・・・・
一人の生徒が多文化にある弦の切れたギターを持ち出し、
遊びながら歌い始めました。その周りをクラスの友達が囲んで拍手。
それにのって何人かが一緒に歌い始めました。

私が初めて彼に会ったときは少しシャイな印象を受けていたので、

彼の熱唱ぶり、歌の上手さにびっくりしました。


時にはけんかしたり、わーわー騒いだり、うるさ~い!と叫びたくなる時もありますが、

一緒に歌ったり、笑ったり、愚痴をいってみたり・・・


それも彼らにとって自分を出せる場所、居場所になってきているからのかなと思った出来事でした。

次の演奏会が楽しみです。



2012/09/25のBlog
[ 17:42 ] [ フリースクールの毎日 ]
「“漢字だいすき”(テキストの名前)どこかなぁ」
という私のひとり言を耳にしたフィリピン出身のJさん、
さっと手をあげて「“漢字だいきらい”ならここにいるよ!」
一瞬、探し物を忘れて爆笑してしまいました。

そんなJさんは中学2年の時に日本に来て地元の中学に編入。
去年クラスメイトと一緒に高校を受験しました。
しかし結果は、合格することができませんでした。
そして学校の措置で卒業せずに夜間中学に入りなおしたのですが、
学習言語や漢字が身についていないために中2からやり直すことに。
その決定の時には「早く高校生になりたいのに」と涙をこぼしていたJさん、
受験生ではありませんがたぶんかフリースクールでも勉強することになりました。
しかしこれまでの中学校生活で「わからないこと」に慣れてしまったために、
なかなか学習に積極的になれず、最初はわからないとすぐに投げ出していましたが、
最近は苦手な漢字も数学にも取り組もうという姿勢が見られるようになりました。

夜間中学では日本語学級ではなく普通学級にはいったため、社会や理科も勉強します。
日本語を勉強しはじめてまだ2年、漢字は苦手、母語で勉強したことのない内容、
夜間中学ではゆっくりわかりやすい授業とはいえ日本語で理解するのは大変です。
しかしフリースクールは3教科受験を目指す生徒がほとんどなので社会や理科の授業はありません。
そのため高校で歴史を教えていた先生が、あいている時間で社会を教えてくれています。
今日は日本史。先生が卑弥呼の話や古墳の話を丁寧におもしろく話してくれます。
勉強嫌いでおしゃべり大好きの彼女が一生懸命に話を聞き図説を見て、質問をしています。
来日したばかりの頃に日本語がわからずにただ座ってやり過ごしていた内容を、
今やっと「わかる」と感じているのでしょう。
その姿を見て、「わかる喜び」が成長につながることを改めて感じました。

たぶんかフリースクール新宿校
2012/09/19のBlog
[ 18:11 ] [ フリースクールの毎日 ]
朝の日本語会話クラスの生徒たちが、他のクラスのメンバーにむけてアンケートをつくりました。
質問事項のひとつは「あなたの国でいちばん人気のあるアニメはなんですか」
答えの中で多かったのはやはり「ワンピース」と「ナルト」
中国の生徒たちで答えが多かったのが「喜羊羊与灰太狼」(シーヤンヤンとホイタイラン)
知らなかったので調べてみると。2005年にから放映されているアニメで、中国では大人気だそうです。

その他いくつかの質問事項の中に「もう高校は決めましたか」というのがありました。
それは「はい」と「いいえ」の2択なのですが、ある生徒はその2つの中間に○をつけていました。
文化祭や学校見学もはじまるこの時期。
生徒たちの戸惑う気持ちが感じられるような回答でした。

ちなみに嫌いな食べ物一位はやっぱり「納豆」。
次に多かったのは「野菜」だったので、彼らの食生活が少し心配です。

たぶんかフリースクール新宿
2012/09/15のBlog
[ 17:21 ] [ フリースクールの毎日 ]
今日はイー・アクセス様の社会貢献活動の一環として、たぶんかフリースクールの生徒とのスポーツ交流会を行いました。イー・アクセスの社員やご家族、友人の皆様20名と、たぶんかフリースクールの生徒25名が、卓球とドッヂボール、バドミントンなどで交流しました。

ドッヂボールのルールを知らない生徒もたくさんおり、まずはデモンストレーション。
実際にやってみると、最初は分からなくても、みんな必死で逃げたり、当てたり、大盛り上がりでした。

卓球大会では、3人1チーム、計6チームでのトーナメント戦。
イー・アクセス様と当センターの混合チームで盛り上がりました。
9月半ばというのにこの暑さ。スポーツを終えると汗だくです。

高校受験まで時間もなく、平日は英語・数学・日本語と勉強ばかりになってしまいますが、こういう体を動かす機会も子どもたちにとっては必要です。このような機会を作って頂いたイー・アクセス様、本当にありがとうございました。

今回ご寄贈頂いた卓球ラケットやネットは校庭のない新宿校に持って行って、休み時間に少し遊べる機会を作りたいと思います。

2012/09/14のBlog
[ 18:25 ] [ フリースクールの毎日 ]
授業が終わり生徒が帰ってしばらくして玄関に行くと、すりガラスごしに玄関前に人影が見えました。
驚いてドアを開けるとひとりの生徒が立っていました。
「どうしたの?」と聞くと、「待っています」、と。

ミャンマー出身の彼は最初なかなかみんなの輪に入れませんでしたが、
最近は家が近いタイ出身の生徒とアニメの話などで仲良くなっているようでした。
で、どうやらその仲良くなった子へ教室で「一緒に帰ろう」が言えずに、玄関前で待ち伏せしていた様子。
ですがその相手の子は放課後に残って自習をしているのでなかなか出てこず、待ちぼうけだったようです。

というわけで今日から放課後に残って自習する生徒がひとり増えました。
今も教室でふたり並んで漢字の勉強をしています。
わからないことがあるとスタッフのところへ聞きに来るのですが、
さっきの質問は「春雨ってなんですか?」
春の雨のことをいうけれど食べ物の名前でもあることを説明すると、
「なんであのヌードルが春の雨ですか?」「じゃあ夏雨はなに?」…うぅむ。
どんな質問が出てくるか予想もつかず、油断できない放課後の自習時間です。

たぶんかフリースクール新宿校
2012/09/13のBlog
[ 17:59 ] [ フリースクールの毎日 ]
こんばんは。
多文化共生センター東京でインターンシップをさせていただきました、池内です。
私の人生初のインターンシップは、今日が最終日となりました。
初めに多文化共生センターに来た私は、まずNPO団体がどのような活動をしているのかも具体的に分からず、様々な国から日本に来た子どもたちとコミュニケーションをとりながら、数学を教えられるのか不安を抱いていました。

しかし、インターンシップ初日に当センターに来て子どもたちと会ったとき、抱いていた不安は一気に無くなっていきました。
私がゆっくり話す日本語を一生懸命理解しようと、真剣に耳を傾けてくれたからです。
また、分からないところを教えて欲しいときに、初対面の私に向かって「先生、先生」と呼んでくれました。その時に、先生として生徒たちにわかりやすく教えなければならないという責任感が芽生えました。


来日したばかりの子どもたちに出会って、一生懸命日本語を学びながら新しい環境になれていこうと頑張る生徒たちを見て、力強さを感じました。
また、今まで気付かなかった日本語の難しさを痛感し、外国から来た子どもたちが、日本で学校に入学することがいかに難しいことなのかも知ることができました。


今日、最後に数学の授業のアシスタントをさせていただいた時に、担当していた生徒たちから「ありがとう」と言われたことは、一生の素敵な思い出です。
スタッフや先生方のみなさんのサポートと、生徒たちの素敵な笑顔で、今日のインターンシップ最終日を無事に迎えることができました。
短い間でしたが、貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。