生徒が漢字の問題のプリントを「できました」と持ってきました。
ざっと見て間違いがないようだったので、「はい、OK」とかえしました。
でもまだそのまま立っています。
「どうしたの?」というと「まるをください」と。

日本の学校だとわりと当たり前の会話なのでしょうが、
たぶんかフリースクールだと「あぁ、○に慣れたんだなぁ」と感じます。
よく知られたことですが、多くの国が「正解はチェックマーク、不正解はバツマーク」。
さらに中国では地域によって「正解がチェックマーク、不正解は○」。
(○をつけるというよりもここが間違っていますという注意喚起の印だそうですが)
ここを最初によく説明しておかないと、生徒たちは○をもらっても「?」ですし、
人によっては○ばかりのプリントを見て「ぜんぶ間違ってるの!?」とびっくりです。

○のついたプリントに慣れる頃には文型も複雑になってきて、今度は「△」が登場するのですが。

ちなみに「まるをつけてください」と言われて○をつけて返したのですが、まだそのまま立っています。
「どうしたの?」というと「はなまるをください」。
はなまるの嬉しさまですっかり身についたようです。

たぶんかフリースクール新宿校