イギリスのホームスタート報告会

3月31日に、イギリスのホームスタート、シェアスタートの
勉強会がありました。

昨年イギリスでの研修に参加した、
子育て環境研究所の杉山 千佳ちゃん
大正大学 西郷 康之先生
が報告。

ひばりさんから、
「イケメン西郷先生の勉強会行こうよ」
(%ニコ女%)(%ハート%)

と誘われ、ひばりさんがそこまで言うなら参加すっかと思って、
内容もまったくわからずでたのですが(ミーハー)、

行ってびっくり、私が今着目している子育て支援手法の
イギリスバージョンのモデル事業の報告会だったのです!

子育てにゆきづまったりこもってしまっている親は、
子育てサロン、ひろばに顔をだすことさえないことも。。

ホームスタートは、そのような家庭を1軒1軒たずねて、
サポートするボランティア組織のことです。

イギリスでは、国が予算をつけているそうです。

虐待予防や親子引きこもり予防にもなります。

昨年度、家にこもりがちな子育て中の親への、
インターネットを使用した子育て支援手法開発という事業を
文部科学省の予算でやらせていただいたのですが、
家にこもりがちな親というなかでさらにターゲットをしぼり、
重症児の在宅介護の親へのインタビュー調査とブログ講習
をしたのでした。

(%ひよこ%)(%音符1%)(%エンピツ%)(%ノート%)

詳細はこのブログの小児在宅介護インタビュー
をご覧くださいませっ。

そのような社会から隔離されたような状態の環境の家庭を、
1軒1軒訪問すること、また保健師のような専門家だけでなく、
それをボランティアのような市民がたずねていくということは、
とても大切で手ごたえがあると確信したのでした。
(%ハート%)(%音符1%)

イギリスでは全国的に組織化していて、国からの年間予算があるので、
有償スタッフが1〜3人いるそうです。

ボランティアは10日の研修を受け、訪問が可能になるわけです。

たとえば父子家庭には同じような父子家庭の父親が訪問、
LD,ADHDなどのこどもの家庭には、そのような体験者が、
というようなプログラムがあるそうです。

西郷先生に質問!(%ニコ女%)
「すばらしい活動だと思いますし、私も広げていきたいと思うのですが、病院とかだと個人情報の問題があって、なかなか訪問先を紹介してもらえません。イギリスではどうなのでしょうか?」

Anser(%笑う男%)
「答えは簡単。保健師からの紹介です。もちろん、イギリスにも個人情報保護はありますが、本人が情報を伝えてよいとOKが出ればよいのです。」

・・・・そうなんだけど、本当に必要としているような人は拒否するのよ〜。 (%ひよこ%)

質問(%笑う女%)
「わたしも人工呼吸器をつけているような重症児在宅介護のご家庭への訪問をしたのですが、たくさんの人にやってもらいたいと思っても、経験者でないと話がまったく通じないし相手が受け入れないので、一人で全部やらなければならないのです。イギリスではどうなのでしょう」

Anser(%ニコ男%)
「コーディネートは大切です。同じ体験を持つ、または似たような体験がないとむずかしいですね。。特に病気はそれぞれ違うし・・」

・・・・・・・・・・・・・・。(%ひよこ%) 

Anser(%ニコ男%)
「もちろん、これが万能の解決策というわけではないのです。イギリスのをそのまま受け入れる必要はなく、日本独自の自由なもので・・・」

高齢者介護保険は何年もかけて作ったそうですが、
今こどもの介護も急速に増加ちゅう!

なにかよいスタートがきれればいいなぁ〜。

 風邪が治ってきたので久しぶりに長文でした。。

(%星%)(%星%)(%星%)(%月%)