ユニバーサル・キッズ・デイキャンプは公益信託世田谷まちづくりファンドの助成を受けています。

「国立成育医療研究センターのこどもたちに、生きる勇気と力を!」という長期入院の子どもたちが少しでも外に出られるためのプロジェクトを企画しているユニバーサル・キッズ・デイキャンプは、6月に公開審査があり、100名近い世田谷区民の参加する中、10名の運営委員が投票して208,000円の助成金をいただくことになりました。

そしてこのたび、各運営委員からの講評をいただきました。

ユニバーサル・キッズ・デイキャンプの講評
(%ニコ男%)D運営委員
子どもたちが管理の都合ではなく1人ひとりの状況に応じて行動できるようにする、その一環として屋外イベントを、という提案には強く共感しました。ただ、この活動とまちづくりあるいは地域との関係がどのように築かれるのかは、よく理解できませんでした。発表会ではぜひ、活動の成果に街づくりの視点をとりいれて、教えてください。

(%笑う男%)I運営委員
長期入院を余儀なくされている子どもたちに向けて戸外でのイベントを企画されることは大変意義のあることと思います。子どもたちの笑顔が浮かびます。

(%ニコ男%)I運営委員
活動の意義はぜひ応援したいと思います。が、一回のイベントとして考えた場合、やはり費用対効果という面で評価が下がってしまったのかもしれません。1回のイベントでなくてもよいので、入院中の子どもたちや地域の人たちと一緒に作っていけるイベントができるといいですね。あと活動資金もうまく集められるように検討してみてください。

(%笑う男%)U運営委員
国立成育医療研究センターに入院する難病などの子どもたちに、世田谷の地域に触れ、体験する機会を提供しようという取り組み、その着想は大変すばらしいと思います。病院側との本格的な交渉はこれからとなりますが、万一の場合の代替案も検討されておられる様子ですので、是非とも実現して欲しいという期待も込めて満額支援とさせていただきました。

(%ニコ男%)O運営委員
謝金が2分の一を占め、活動は児童福祉そのもので、どのようにまちづくりにつながるのか?との疑問は、プレゼンで解けました。謝金を除いた金額でつけましたが、ぜひ、他の病院や団体・企業との協働を通して、地域とのつながりを拡げてください。

(%笑う女%)O運営委員
「入院生活」はなかなか実情が見えない環境だと思います。子どもたちが生きる希望と勇気を持てる環境づくりが、すみよいまちづくりになることを期待しています。

(%笑う男%)K運営委員
今まで実現されてこなかった課題が、今回の助成金だけで解決されるのか疑問でしたが、病院と連携しながら、一歩ずつできるところから、というお話をお聞きしイメージが湧きました。その先のステップとして、他の子どもたちとの接点づくりなどを含め、まちづくりにつながる活動へと育つよう、応援したいと思います。

(%ニコ女%)S運営委員
活動の趣旨はすばらしいと思いますが、実現性が気になりました。他の団体にも共通しますが、申請する前にもう少し実現できるかのあたりをつけたほうがいいと思いました。しかし、助成金を得たので、ぜひ、実現のためにがんばってください。

(%笑う女%)S運営委員
「こどもたちの遊ぶ権利」に関連する、とても大切な活動だと思います。日本の子どもたちの医療の根本的な姿勢に疑問を投げかける取り組みではないでしょうか。たまたまそういう病院が世田谷にあるのであれば、世田谷区民は協力をすべきだし、それはそのまちづくりのためにとても有効に働くと思います。ただ、スケジュールどおりに運んでいくのが大変そうに見受けられました。じっくりとたいせつに活動を育ててください。大変期待しています。

(%ニコ男%)F運営委員
「まちづくりファンド」という形で支援する対象となるのか、正直、最初は迷いました。しかし、説明を聞いて腑に落ちました。世田谷にある国立成育医療研究センターという場所に、ほとんど外に出られない子どもたちがいることに気づき、高い制度のハードルを越えて、地域で支援しようとするこの活動は、私には「まちづくり」そのものだと思えました。5票の枠の中で迷いましたが、結果満額でなくてすみません。

運営委員の皆さま、ありがとうございました。
これからも応援をよろしくお願いいたします。

(%ハート%)この活動は、公益信託世田谷まちづくりファンドの助成を受けています。