効かない型を稽古する

合気道の技は、関節技にしても逆に捕るものが少なく、
実際に打撃をすることもない。
型の稽古の中で実際に相手を痛めるものが少ない。

相手を倒す(殺す)場合、
急所を攻めたり痛めるようにすることは必要。

しかし、呼吸力(□の結び)を鍛える上では、
急所を攻めたり痛めるようにしてしまうと、先に受け身をとるようになってしまい、技が効いた(□が起こった)のか、そうでないのか(△or○)の区別がつけられず、□を知覚化することが難しくなる。
結果、上達が遅くなる。

合気道の型は、受けに痛みを与えないことで、相手に十分に抵抗できる状態を用意させる。

さらに、難易度が上がるのは、
・意識がぶれやすい腕先でかける
・掴ませることで身体内部のみの制限
・座ることで足を利用できないように
・相手の最も強い(□が作りやすい)中心(腹)に向ける

これらの型により意図的に呼吸力が必須となるように仕組んである。

この条件を設定すると、
技ができていないと(□がつくれないと)型をこなすことができない状態になる。

三元の結びを覚えていく上では、これが最短距離の型となる。
合気道の型は効かないように設定されており、よくできている。