三元(△○□)習得の目安(階梯)

習得の目安となる階梯をまとめておく。

△○□は方法論ではない。
方法論は剛・柔・流であり、
△○□は相手との関係を感覚で知覚区別すること。
この順序(階梯)を知っておくと稽古の進み具合がわかりやすい。

順に、

1.△○□を区別できること

まずは△○□の区別をできるようになることが一番先にくる
この△○□は相手との相対的な差でしか感覚することができない。

相手が自分より大きく不自然体であるときに区別できるので、
初心の方の腕を掴んで相手の身体の力みの箇所が△○□でみえること
この認識ができれば、△○□を知覚できたといえる。
この状態は、相手の内部を△○□で把握でき、相手の状態がよく見える。
相手が自分と近いもしくは上の自然体を持っていると見えない。

2.△○□を区別できる相手が増えていくこと

次に、△○□の見える人が増えてくるかどうかを確認する。
増えてくるときは、自分自身の自然体の状態が周りに比べて向上している。
常に比較(相対的)でしか把握できない。

これが△○□を知覚できると便利な点である。
同じ相手で見えなかったものが徐々に見えてくると、相手の稽古より自分の稽古の進みが速い。
自分自身の自然体の状態と稽古の進む速度とを、五感をもって明らかにできる。

3.△○□をもって技を盗む

上手な相手の技を盗む場合、通常は形や身体の操作を真似するが、
△○□を知覚できていると、△○□で盗む事ができる。
この方法の方がより正確に読み取れる。

上手な相手なので、自分自身の自然体のレベルをある程度その上手な相手に近づけている必要がある。そうしないと△○□が見えないので。
よって、2の段階を踏んでおかないと技を盗むことが難しい。

4.△○□の媒体を触覚から視覚・聴覚へ拡張し知覚化する。

剛柔流の方法論により、体術(触覚)を起点に視覚と聴覚を比較し、
非接触の感覚(視覚・聴覚)での△○□を知覚化する。
これにより触覚と視覚・聴覚の相関が身につく。

剛柔流の順に、触覚での△○□の変化は小さく速く軽くなるので、
触覚での△○□の感度をあげておく必要がある。(2と3の段階の成熟が必要)

5.△○□を視覚の非接触にて区別し制御する

△○□を視覚(剣術)で区別し制御する。

6.△○□を聴覚の非接触にて区別し制御する

△○□を聴覚(居合)で区別し制御する。

今の時点での実感はここまで。
まだ先がある。