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にっち倶楽部-よもやま通信
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2013/01/05のBlog
本年もよろしくお願いいたします。

今年の政治・経済がどうなるかはわかりませんが、
一介の市井人としては、
自らの仕事を丁寧にこなしていくほか、ありません。

104歳の菅谷藍さんからいただいた年賀状です。
書道の先生とはいえ、その力強い筆致に感動しました。

一緒に乾杯したいと書き足してありました。
時間を作って、
菅谷さんの笑い声を聞きに行こうと思っています。
2012/12/31のBlog
[ 13:32 ] [ 雑誌・編集取材 ]
今年もあと1日となりました。

しばらく、このブログが書けない日が続き、
前に書いてから、ずいぶん日が経ってしまいました。

仲間がひとり欠けてしまった脱力感からでしょうか……。

本の編集は、小八木さんのためにも立派な編集を、
と励ましあって、素敵な冬号になったと自賛していますが、

日ごろの事務処理とか、ブログの更新とか、
ホームページの作成とか、
今ひとつ気持ちが乗らなくって、
これではいけない、と
自らを叱咤する日々です。

改めて、仲間の存在の重さを噛み締めています。

2013年には、心を入れ替えて、
若くして逝った小八木さんのためにも、
にっちの仕事に全力を尽くします。

それでは、良い新年をお迎え下さい。
2012/10/23のBlog
[ 16:11 ] [ 身辺雑記 ]
今日10月23日は小八木路世さんとお別れの日 
バス停からにっちの事務所まで
小八木さんが歩いていた道にある
3本の金木犀が まさに今、満開でした

にっち倶楽部の立ち上げのときから
ともに頑張ってきた
小八木路世さんが、3年間の闘病もむなしく、
20日の夜、旅立ちました。
肺がんによる67歳を目前にした早すぎる死でした。
寂しくてなりません。

小八木さんは明るく愉快な人でした。
持ち前の人懐っこさは、
高齢者のインタビューにはうってつけでした。
初対面の百歳さんも、
いつの間にか、
家族にも言わないようなエピソードを
話し始めていたりしました。

事務所では「賑わし」係りとして、いつも、
編集で切羽詰った私たちの尖った神経をほぐしてくれました。

にっちにはかけがえのない人だったのに、
残念でなりません。

小八木さん、つらい治療からやっと開放されたね。

“絶対に治って、にっちの活動に戻ってくるから、
居場所をなくさないで” と何度も繰り返していました。
どうか、安らかに眠ってください。

小八木さんと共に育ててきたにっち倶楽部を
私たちは、体力が許す限り続けていきます。
それが一番の小八木さんへの供養になるでしょう。

これまで取材に応じてくださいました方々、
にっちを応援くださっている皆様、
生前のご厚情に、小八木に代わり、
心より御礼申し上げます。

私たちとともに、
小八木路世さんのご冥福をお祈りいただければ幸いです。

にっち倶楽部 一同
2012/10/08のBlog
10月6日、にっちが主催する石巻支援
『みんなそろって歌おう会』を芦屋市民センターで開催しました。

100名近い方が来て下さり、
盛況でした。

歌唱指導をしてくださったのは、
元タカラジェンヌの明日香都さん。

「見上げてごらん夜の星を」、「学生時代」といった
日本の懐かしい歌や、カンツォーネ「オーソレミオ」など
15曲近くをみんなで歌いました。

明日香さんはシャンソンの「愛の讃歌」や「ろくでなし」
などを弾き語りで聴かせてくださいました。

聴衆と明日香さんが一体となった、
とても素敵な「歌おう会」になりました。

休憩タイムには、もちろん「おらほ体操」。
ラジオ体操を石巻弁でリードするCDに合わせて、
皆さん、楽しそうに、身体をほぐしておられました。
しゃちこばったラジオ体操も、
方言の掛け声だと、ぐっと砕けた感じになって、
表情もほころんできます。


「歌おう会」の後は、
石巻、雄勝町にある高齢者施設「雄心苑」の施設長、
原 律子さんのお話。

被災時にいた100名近い住人とスタッフを1週間、
道路も通信も途絶えた施設で守ってこられた方です。
その上に、近隣で家を失った方、50名の避難者を受け入れたそうです。

乏しい備蓄でどうのように食を保つか、
一挙に増えた名前も顔もわからない避難者の世話をどうするか、
自分たちも被災し家族を失ったスタッフのモチベーションをどう保つか、
私たちの想像力の及ばない苦労を訥々と語ってくださり、
感極まりました。

3.11から、1年半が過ぎたとはいえ、
当時を想い起こし、語ることは、過酷な作業だったと思います。
それに応えて下さった原さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

石巻と芦屋、遠く離れた友人として、
これからも親しい交流を続けていければ、
と切に願っています。
2012/09/26のBlog
歌声喫茶のように 「歌おう会」は皆が主役 
お腹の底から日本の懐かしい歌やシャンソン、
イタリア民謡などをたくさん歌って、
楽しい時を過ごしませんか?

皆様からの参加費の一部は、
東日本大震災の支援金といたします。

【第1部】 みんなで歌おう会

 日時:10月6日 13:30~15:30 場所:芦屋市民センター 219号室(音楽室)
 参加費:¥1,000(含む 石巻支援金)
 歌唱指導:明日香 都(元タカラジェンヌ)

【第2部】 交流会(16時~17時)

 石巻の雄勝町にある高齢者福祉施設
 雄心苑 施設長 原 律子 さんをお招きして、
 震災・津波直後の体験などを語っていただきます。
 
 お申し込み:にっち倶楽部 0797-35-5160
2012/09/11のBlog
[ 15:13 ] [ 雑誌・編集取材 ]
今発売中の秋号(VOL.68)の
特別インタビューは、お二人。

まずは、野崎隆一さん。
神戸にお住まいの建築家だ。

阪神大震災後、地域住民とグループを作り、
知恵を出し合って、マンションの再建や
市場の立て替えに奔走された。

「大きな震災があると居ても立ってもいられない」野崎さんは、
今も、東北の被災地に月に1回は赴き、
住民主体の住宅復興に取り組む。

被災地支援は長く続く顔の見える交流が大事。
阪神大震災での被災体験から得た信念が、
野崎さんの活動を支える。
もう一人は、夏原美智子さん。

彦根の「天真爛漫」なセレブ女性が、
偶然テレビで見た被災者の応援をはじめ、
ついに、石巻に、
被災者が集えるコンテナ基地をつくるまでになった。

彼女もまた、息の長い支援を目指し、
Unite Togetherのロゴ入り応援Tシャツを販売したり、
靴下で作ったモザイク工アートでギネス認定を受け、
2,139足の靴下を被災地に寄付するなど、
「遊び心」に満ちた支援を目指している。
2012/09/10のBlog
[ 11:31 ] [ 雑誌・編集取材 ]
『丹波の生活衣』に触発されて、
丹波生活衣館を訪ねた。

迎えてくださったのは丹波生活衣振興会の
四方美代子さん(左から)、岩崎都さん、米澤万千子さんの3人。
本の出版に当たっても、調査や執筆に携わった方々だ。

何よりうらやましいのが、
この施設が仲間が集まる「にっち」な場所になっていること。
集まってくる着物を調査、整理しながら、おしゃべりに時を過ごせる。
本の中に、右のような昭和初期の野良着が掲載されていた。
う~~~ん、かっこいい!
説明には、「ひっぱりに立ちかけ・手甲脚絆」とある。
なにやら、乗馬ズボンを思わせる。

やがて、現代のデザイナーが
これはいいい、とデザインに取り入れ、
流行させてほしいものだ。
2012/09/08のBlog
[ 11:41 ] [ 雑誌・編集取材 ]
今号のカラーページに選んだのは、
『丹波の生活衣』
(丹波の生活衣―明治・大正・昭和の着物と暮らし
丹波生活衣振興会 著
2012/3北星社発行) 。
この本を出版元の編集者、茨木隆宏さんが
送ってくださったのだ。

この本の表紙に使われている写真は「布団中入れ布」。
たぶん、他の用途で使った布を
継ぎ接ぎし、蒲団に入れ、綿の不足を補ったのだろう。
丹波地方の「始末な暮らし」が想像できる。

副題にあるように、着物から見る、
明治、大正、昭和史の趣。
写真がふんだんに使われていて、
興味深い一冊に仕上がっている。
2012/09/07のBlog
[ 11:58 ] [ 雑誌・編集取材 ]
『にっち倶楽部』秋号(VOL.68)に登場されたのは、
西宮の春本 幸さん。
明治42年生まれというから、
103歳になられます。

とってもお元気で、デイサービスに通う施設では、
「明治生まれの85歳」と言われているそう。
お医者さんにも、
「どこも悪くないから、もう来んでいい」と言われたようです。

子供のころは足が速くって、
運動会では文房具の賞品をたくさんもらって、
兄弟の学用品の足しにしていたとか…。
幸さんが傘寿を迎えるころ、
ご主人が経営していた会社の元従業員たちが、
同窓会(?)の開催を企画し、
何十年ぶりかで、再会したとか。
なんとその同窓会、
幸さんが97歳になるまで20年近く続いた、
と言うから驚きです。

工事に出かける従業員のお弁当を
幸さんは、毎朝、作っていたそうです。
まさに、同じ釜の飯を食べた絆の強さですね。

幸さんの苦労を苦労と思わないおおらかな気性とこの笑顔。
元従業員の人たちが同窓会を開きたくなった気持ちが、
伝わってくるようです。
2012/09/06のBlog
[ 12:17 ] [ 雑誌・編集取材 ]
お久し振りです!

やっと、『にっち倶楽部』の秋号が発売となりました。
厳しい暑さにオリンピックのTV観戦が加わって、
朦朧とした頭の状態での編集。
がんばって、なんとか、
予定通りの発売にこぎつけました。

すでに阪神間のジュンク堂、
阪急芦屋川駅の大利書店に並んでおります。
どうか、手にとってご覧ください。